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My旅行記

家族旅行の記

年末にささやかな家族旅行~塩原温泉「静観荘古山」

2022年12月31日 | Weblog
 昨年末に、ワクチン接種による宿泊割りを利用して、帰省した長男・長女とともに一泊の伊香保温泉旅行に出かけたが、妻はそれがうれしかったらしく、今年もできればどこかに1泊したいととのことだった。いろいろ調べたが、今年は宿泊割りが年末・年始に中断するので、この時期どこの温泉も5人で泊まると6万から10万程度してしまう。一番安かったのが、5人で22,000円(素泊まり)の塩原温泉「静観荘古山」だったので、予約を入れた。
 5年前に泊まったので、様子はだいたい分かっており、温泉がなかなか良いので、期待をしていた。
 12月29日(木)
 長男の帰宅が予定より相当遅くなったので、出発は17:00すぎになってしまった。高崎駅で長男をひろって、直接塩原温泉へ向かった。夜道を2時間は、さすがに体にこたえた。
 旅館に到着してすぐに夕食をとろうとしたが、周辺の飲食店は閉店が早く、この日はもう「銚子屋」しか開いてなかった。入店しても、ご飯ものは今日はできないとのことで、選択の余地無く、それぞれが食べたいラーメンを頼んだ。
 ところがこのラーメンがうまかった。私はタンメンを頼んだが、懐かしいうまみの濃い、良い味で満腹になった。先日の上山田温泉につづき、温泉地のラーメン屋はうまいと思った。
 帰り道、宿の前の妙雲寺のライトアップ前で記念写真を撮った。5年前は、ここでイベントをやっていて、そこのくじで妻が5,000円の宿泊券を当てて、古山をほぼ無料で泊まれたのだった❗
 塩原は一晩雪が舞っていた。老朽化した温泉宿の15畳の広い部屋だったが、そこそこ暖房も効いており、なんとか寒さは凌げた。玄関にものすごい数の靴がならび、満室だったのだろうが、静かな一晩を過ごせた。温泉は、無色透明・無臭だが、よく温まった。前回も印象深く覚えていたが、地階浴室の湯出口の析出物がなかなか特徴的。湯殿山のご神体のような状況。
 ゆっくり休んだ後、翌朝、10:00のチェックアウト時に、隣接する伊藤酒屋で、大田原の地酒「天鷹」を購入した。天鷹は、米の香りがする好きな地酒。この店くらいでしか買えないという「純米大吟醸50%原酒」で、俗に「ノーラベル」というラベルのない、直汲み直送の原酒。2,100円。ちょっと得した気分になった。
 娘のリクエストで、佐野のアウトレットに11:30に到着。すぐに「太陽のグリル」で肉系がっつりのブランチを食べた。娘はここの肉が好きで、いつもこの店に寄る。ドリップ珈琲がうまいと私は思っている。
 ただ泊まるだけのような旅であったが、親子水入らずのひとときを過ごし、自宅に16:00着。


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そば処「いち川」~高崎・剣崎

2022年12月29日 | Weblog
 群馬とんこつラーメンで有名な「だるま大使」の隣に、いつも車で駐車場が満杯のそば店「いち川」がある。人気の秘密を探りに入ってみた。
 注文をしたのは「きんぴらそば」(1,000円)。
 出された器を見て、その量の多さにびっくり。きんぴらに、揚げ玉、目玉焼き、海苔、大根おろしで表面が埋め尽くされている。
 味は濃くしょっぱい。今、何を口に入れているか分からなくなるような状況だった。
 普通のかけそばを頼んだ妻も、同様の感想。好みにもよるが、盛りの良さが人気の秘密なのか?
 店の一角には、そば店のご家族の営むパン店あり。
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怒涛の全国割活用8~海の口温泉「和泉館」

2022年12月28日 | Weblog
 コロナの副産物である「全国割」。チープな旅を趣味とする私にはうってつけの事業であり、10月から毎週のように興味のある宿を利用してきた。年末年始による中断ぎりぎりのタイミングで、JR小海線沿いの海の口温泉の一軒宿「和泉館」に泊まった。子どもが小さいころなど八ヶ岳・清里方面に向けドライブするとき必ず目にし、鄙びた温泉があるんだなあという認識で興味を持っていた宿だった。全国割を利用するからこそ、ほぼ負担なしで泊まれるこのチャンスに利用を決めた。
 12月26日(月)
 藤岡市での出張を16:00に終え、上信越道吉井ICから一路中部縦貫道八千穂高原ICへ。17:20和泉館着。この時点で気温-1℃。雪こそないが、底冷えする日だった。
 週始めの平日利用だが、客は5,6組いたように思う。自分同様全国割の滑り込み利用者か、けっこう人気があるのかもしれない。昔は数軒あったという海の口温泉の旅館も今は一軒のみ。外見以上に奥行きのある建物は、古いがゆとりのあるつくりで部屋数も多かった。明治の頃の写真もあったが、かつてはかなりの利用者があったことがしのばれる。
 温泉は冷鉱泉だと思う。源泉が注がれる小浴槽・冷水の小浴槽・ぬるめの温水(真水?)の大浴槽の3つがあり、洗い場が広々とした浴室。老朽化は著しいがそれがまた趣深く、茶色の源泉はかけがえない特徴。また、低温サウナも立派に稼働していたが、発汗には相当時間がいるように思えた。
 夕食は、川魚の塩焼きと馬刺しは期待通り。天ぷら5種に、陶板焼きなど品数豊富。後から出てきた汁はシチューであり、体が温まった。「こういうのもいいじゃないか」と、心の中で孤独のグルメ風につぶやいておいしく完食した。朝食は、若干さびしく見えたが、独特の味付けのおかずが並び、そこそこおなかいっぱい食べられた。
 チェックアウト時に女将さんが温かく見送ってくださった。聞けばこの冬一番の冷え込みらしく宿を出るとあたり一面霜で真っ白。車の温度計は-10℃だった!食堂も部屋も実は一晩寒かったのだが、この冷え込みでは仕方がない。夏の避暑向きの宿かなと思う。
 1泊2食・温泉付き、信州割利用でおよそ6,000円。3,000円のクーポンがあるので、実質負担は3,000円ほどだった。
 運転免許の書き換えの受付時間に間に合うよう、早々に出発。7:20宿発、上信越道・関越道利用で群馬県交通センター9:10着。碓氷峠でも群馬側は、気温5℃くらいだったから、長野は寒いんだなと改めて思った。
 全国割は、令和5年も1月中旬宿泊より再開されるが、割引率が少なくなりメリットも少ないので、このたびの、私の「怒涛の全国割活用」キャンペーンはこれをもって終了。得だとはいえ出費やかける時間も決して少なくはない。しかし、自分の趣味の充実におおいに役立ち、おかげで張り合いのある2か月を過ごした。

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怒濤の全国割活用7~西上州温泉「湯沢館」

2022年12月24日 | Weblog
12月23日(金)
 仕事帰りに、本当は新潟で全国割を活用して1泊を予定していたが、雪が心配なのでキャンセルし、逆にこの機会に、普段なら近すぎて絶対に泊まることのない温泉宿に泊まってみた。
 18:30安中市の「湯沢館」にチェックイン。他に2組の宿泊客がいたようだ。
 寒い日で、体が冷え切っていたので、まずは温泉に入った。明治の頃からやっていた宿だそうで、無色透明・無味無臭だが、湯量は豊富。小さな浴室だったが、独り占めできて、気持ちよかった。
 夕食を見て、少し品数が少ないかなと思ったが、米から漬け物にいたるまで、一つ一つがおいしく残さず食べられ、満腹になった。東邦亜鉛安中製錬所の工場萌え夜景を見ながら夕食を楽しんだ。
 部屋も清潔で快適だったが、寒い。一晩中けっこう音のするヒーターをつけはなしで、布団にくるまっていれば凌げたが・・・。
 夜に腹一杯食べたので、朝食が食べられるか心配だったが、やはり美味しいので2杯めし完食。安中一中の校舎を眺めながら食事を楽しんだ。
 7:30チェックアウトし、7:50には自宅にいた。
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怒濤の全国割活用6~「佐久ホテル」

2022年12月17日 | Weblog
 「じゃらん」を検索していて、歴史ありげな街中の一軒温泉宿である「佐久ホテル」に泊まってみたいと予約した。食事を付けなければ信州割で格安で温泉に入れるが、「鯉料理」に惹かれ2食付きの鯉料理コースにした。割引があっても10000円近くしたので、決して安くはなかったが、鯉を味わわなければこの宿に泊まる価値は半減してしまうと思った。
12月16日(金)
 仕事帰りに佐久に出向こうと思っていたが、その他やることがあり、午後休暇をとり、結果、余裕を持って向かうことができた。15:00自宅発。久しぶりに下仁田から内山峠越で佐久に入った。佐久ホテル16:45着。
 案内された部屋は、シングルベッド+長ソファの洋室。一人利用だから広さは十分。しかし、カーペットなど経年劣化が進み、そんな意味では少し割高だったかなと思った。荷物を置いてすぐ外出し、隣接する「ショコラ・デュ・ボヌール」で、全国割のクーポン3000円すべてを使って「ガトーショコラ」を購入し、家族への土産にした。こういうクーポンでもないと、3000円もする菓子を自分で購入することもないだろう。有名な店らしく、そういえば太川陽介らがバス旅でバス待ちする間に立ち寄って食べていたのを思い出した。さらに隣の戸塚酒造で「寒竹」特別純米酒を購入し、自分の土産にした。岩村田の商店街はレトロで、おもちゃ屋があり、掘り出し物がありそうだったが、すでに店が暗くなり、寄れなかった。
 宿に帰ってすぐに温泉に入った。風呂場がやや狭く入浴時間も制限され、混み合うときついと思ったからだ。成分が濃いという触れ込みだったが、思ったよりあっさりしていた。
 夕食会場は、高級料亭を思わせる食事処で、一人なのに一部屋をいただき、豪華な鯉コース料理をゆっくり堪能できた。値段相応の宿だと思い直した。にこやかな接客も心地よく、むしろ贅沢をした気分になった。
 鯉のあらい、鯉こく、鯉のうま煮など、鯉づくしだった。昔から滋養強壮に鯉がきくと言い、ちょっと味が強く独特だが、新鮮な分、臭みがなくすべてがおいしかった。仲居さんが「きれいに食べてくれましたね」と言ってくれるほど、しっかり食べ尽くして満腹になった。
 部屋に戻って、買っておいた缶ビールなど飲む腹の余裕がなく、部屋が寒いし、長野のテレビはチャンネルが群馬より少なく面白くないので、ふとんにくるまってタブレットを眺めていたら、いつの間にか寝ていた。
 翌朝、ごく普通の朝食をいただき、チェックアウトの際は、銀杏葉の防虫剤、天茶(あまちゃ)、「松瀬川」という日本酒(リキュール?)、ハーブワインなど、このホテルで無ければ手に入らない、昔ながらの物品が興味深く、全部土産に購入した。

ガトーショコラ-------口当たり滑らかで、値段相応の上品な味。全国発送の対応品が店内に積み上げられていた。
天茶---------ひとつまみで十分な甘さが出る。水筒に入れて持ち歩きたい。
松瀬川----------館内用混合酒とある。甘口の日本酒風味のリキュールか?口当たりよし。
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怒濤の全国割活用5~戸倉上山田温泉・ホテル雄山

2022年12月11日 | Weblog
12月10日(土)
 16:00自宅発。到着に1時間半を見込んでいたが、上信越自動車道で車両火災事故があったらしく、生憎の通行止めに遭遇。迂回路の碓氷バイパスも工事で片側交互通行になっていて、大渋滞。軽井沢から佐久インターに至るまでの道もひどく混んでいて、結局迂回のために1時間のロスをした。
 泉質が良いと評判が良い戸倉上山田温泉の「ホテルゆうざん(雄山)」を予約していた。夫婦ふたりで信州割を使って12,500円。休日分のクーポン2,000円分をもらった。2食付きと勘違いしていたが、朝食のみ。そう考えると割高だったが、気づいた時にはすでにキャンセル料が発生する時期になり、変更も出来なかったので、しかたなく予約通りに利用した。
 宿は老朽化していてなかなか手直しも思うようにならないのだろうと思われた。清掃や接客は問題ないが、たぶん従業員が修繕をしているのだろう、壁など荒い修理が窺われる。もっと統一感ある色の壁紙を使えば、高級感が出るだろうと思った。
 温泉は、草津と万座の特徴に重なるように思った。色も香りも肌触りも、温泉らしいよい湯だった。
 朝食は、メインとなるおかずが無く期待外れだった。夕食の質はわからないが、温泉だけ味わう素泊まりでも良かったかも。
 ただ、戸倉上山田温泉街は、安心して入れる飲食店が少ない。中心の繁華街には、客引きがたむろし、少し怖い感じ。信州割りのクーポンが使える飲食店も2軒しかないという。googlemapで事前に見たら、どんな種類の食べ物もありそうだったが、実際は期待する飲食店にたどり着ける状況にはないのでは?といった現状だった。
 私たち夫婦も、韓国料理をはじめ、いろいろ探した結果たどり着いたのは、「大野屋」というラーメン店だった。これは当たりだった。量多めのラーメンや餃子は、なつかしい味でおいしかった。ご老体の店主お一人で切り盛りされているらしかった。
 翌11日(日)は雨。2,000円分のクーポンは、上田の道の駅で軽井沢ビール1,800円分で消費し、12:00には自宅に帰った。
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怒濤の全国割活用4~ホテル八重の翠東京

2022年12月03日 | Weblog
 文字通りのアクシデントがあり、11月中下旬の旅の予定をキャンセルしていたが、とりあえず落ち着いたので週末旅を再開した。
 今回は、キャンセルせずに取っておいた早期割り・全国割り適用の「ホテル八重の翠東京」への宿泊。職場の福利厚生のクーポンをさらに併用するとほぼタダで泊まれると期待していたのだが、併用はできないとの事だった。
 12月2日(金)
 早朝に、サッカーW杯でスペインに勝った日だった。職場を定時に退勤して帰宅し、妻と合流して高崎駅から新幹線で東京へ。
 ドイツビールが飲める店をあらかじめ探しておいて訪ねたが、忘年会のシーズンで満席ばかり。しかたなく日本橋高島屋新館のシュマッツで夕食。狭い席の上、かんたんな食事で8,000円も取られた。あまり幸福感は無かった。
 もう9時になろうとしていたので、歩いてホテルに向かい、チェックインした。食べ足りなかったので、ホテルの下のラーメン屋で夜食。お客は絶えなかったが、千円以上するのにちょっとしょっぱめのラーメンだった。
 ホテルは全国割を活用しての、我が家としてはちょっと上位ランクのところを狙っていたが、予想通り清潔上品なホテルだった。
 和のテイストを配した洋室で、夜景のきれいな上層階のツインにアップグレードしてくれた。トイレと浴室が分かれており、浴室には洗い場もあってのびのびリフレッシュできた。ベッドも心地よかった。
 12月3日(土)
 東京に行った目的は、自分がフォーマルシャツのオーダー、妻が、aesopでの買い物、慶花堂での書道用品の購入、伊東屋でのスケジュール帳の購入。
 東京は朝が遅く、田舎者にとっては、街が動き出すまで時間を持て余す。鯛茶漬けの朝食を食べ、ホテルでゆっくりしたが、それでも時間が持たないので、チェックアウト後、ぶらぶらしながら日比谷・銀座方面へ。
 二人あわせて6,000円の「ただ今東京クーポン」をもらうために平日の宿泊をしたのだが、この6,000円を使い切るのは意外と困難なもの。前の晩から、上記のような目的とする買い物店もあったが、クーポンを使える店では無く、結局、クーポンを使うために、無駄遣いをしたような結果に。
 午後には別の用事があったので、14:00の新幹線で帰宅した。
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