「地縛者」という作品だったけど、これがもう突っ込みどころだらけの脚本にして、もうどうすりゃいいの。原作は伊藤潤二氏とのことで、正直よく知らないんだけど、漫画表現だと、絵的とかでこの話は成立するんだろうか。
一例、だいたい殺人事件のあった「事故物件」に、何の問題もないかのように住んでることの方がよほど不自然だし、その事実を世間話のごとくに語る大家というのもリアリティ皆無だし、「罪の意識」なんてものは、持たない人は持たないものだし、それ以前に、犯罪行為があったとして、それこそ地縛霊の如くに決して忘れないのは、加害者の方ではなくて被害者の方だろうし。
前田さんはやはり前田さんだったとしか言えないかな。作品に恵まれないと役者もなかなか生きない。
一例、だいたい殺人事件のあった「事故物件」に、何の問題もないかのように住んでることの方がよほど不自然だし、その事実を世間話のごとくに語る大家というのもリアリティ皆無だし、「罪の意識」なんてものは、持たない人は持たないものだし、それ以前に、犯罪行為があったとして、それこそ地縛霊の如くに決して忘れないのは、加害者の方ではなくて被害者の方だろうし。
前田さんはやはり前田さんだったとしか言えないかな。作品に恵まれないと役者もなかなか生きない。