AKB48の旅

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AKB48新聞1月号の横山記者による島崎さん評

2017年01月22日 | AKB
以下全文コピペ

島崎は正義感が強くて、仲間思いだ。少女漫画のようなルックスだが、実は少年漫画の主人公のような熱さがあった。

ある女性タレントについて話していた時だ。そのベテランタレントは、以前、気に入らないことがあってマネジャーをひっぱたたことがあるという。島崎は「人をひっぱたくなんて、私は絶対にできないです」と平和主義者らしく話したが、ふと思いついたように、眉間にしわを寄せた。「家族を殺されたりしない限りは」。極端な例だったが、言葉には力があった。

かたや、姉に似たえくぼのある10歳下の弟を関係者に紹介する時は、いつも「見てください!」とハイテンションで笑顔だった。

家族愛だけでなく同期愛も人一倍だった。在籍中、人前で涙を流したのは数回だけ。12年8月に当時のチーム4解体が発表された翌日、東京ドーム公演の「僕の太陽」披露中。14年3月に20歳のプレゼントを9期生たちからもらった時。どれも同期が絡んでいる。

一見マイペースゆえに、心を許せる仲間は多くはなかったかもしれない。だが、1度信頼した人は絶対に裏切らないし、守る。7年間ブレなかった思いを胸に、女優の道を歩いて行く。


なんかいろいろ困惑してしまう。読み流すのが「おとな」な態度なのかも知れないし、例によって批判的なスタンスはとりたくないんだけど、AKB48新聞というほぼオフィシャル(だよね?)な場での、島崎さんに贈る言葉として、これはどうなのよと言うか。

エラソに言うのも何だけど、島崎さんが「平和主義者」という評価は妥当なものなのか。もしくは単に自称なのか。たとえ自称であったとしても、記者としてそのように記述する前に、「平和主義者」という言葉の「恐ろしさ」を想起しなかったんだろうか。それ以前に、そもそもそう記述した直後に「家族を殺されたりしない限りは」と追記することに矛盾を感じなかったんだろうか。

もしかして「僕たちは戦わない」のイメージに引きずられたのかもしれないけど、あの曲のよって立つ「思想」は「平和主義」なんかではないよという私見は既述の通り。

まあそんなことより、そもそも秋元康氏が高く評価していたであろう島崎さんの「才能」について具体的に触れないのが、いちばんアレじゃないか。