AKB48の旅

AKB48の旅

「12秒」MV

2015年04月25日 | AKB
「12秒」

「不思議の国のアリス」なのは一目瞭然なんだけど、色彩感覚を含めたデザインが独特。アンリ・ルソー風という見立てで良いのかな。そんなやや中途半端にも思えるヨーロッパ風味が、HKTのカラーに合ってるかと言えば、ビミョーかも。「12秒」という分かり易い曲調とも、合ってるのやら合ってないのやら。

「ロックだよ、人生は・・・」

こうしてMVまで作ってしまったと言うことで、これで晴れて「ロックだよ、人生は・・・」は事実上のHKTの持ち歌と言うことなんだろう。コンサート映えがハンパないこの曲をサルベージした指原さんに、勲章がまた一つ。

「微笑みポップコーン」

「3期生から成る新ユニット・ポップコーンチルドレン」といううたい文句がすべてかな。ホント、HKT3期生のビジュアルが、アイドルとして最強レベルであることがよく伝わる。しかもこの絵は、今この瞬間にしか存在できない。そういう意味では、誇張を込めて究極のアイドルMV。

「カメレオン女子高生」

ダンスとリップシンクと個別アップのみの、シンプルな構成。これは何と言っても若田部さんに尽きてると思う。

「ハワイへ行こう」

出発ロビーを模したかのようなセットこそあるけど、こちらも「カメレオン女子高生」同様、シンプルな作り。ダブルセンターの後藤泉さんと田中優香さんは、若田部さんほどには目立ててない模様。


僕らが考える夜 4月22日「自殺」

2015年04月24日 | AKB
なんかいろいろ変な誘導めいたものが入ってたりして、番組の基本設定レベルで好感を持てないなあ。語ってるAKBメンバーに罪はないと思うけど、宇野さん、濱野さんはまがりなりにもインテリなんだから、このいかにもテレビ的な、歪んだ枠組みを廃除する努力はすべきじゃなかったか。それとも編集でこういう流れにさせられてしまったのか。

冒頭から仰々しく紹介されてたけど、若者の死因の1位が自殺なのはある意味当然というか、他の死因が相対的に少ないという意味で、むしろ逆に幸せなことと捉えるべきことじゃないか。悪意すら感じさせるひどいミスリード。そして、その若者の自殺の最大の要因が、広義の、と書いとくけど「鬱」であることもまた、明言するのが公正な立場じゃないか。

そこに加えて宗教とタナトスの問題も、ここに深く絡んでくるわけで、せっかく論客2人を呼んでるんだから、自殺問題は安易な社会問題とかに単純化できるものではないことを含め、そこら辺りを噛み砕いて触れてもらうなんて展開もあっても良かったんじゃないか。まあ確かに難しいとは思うけど。

うーん。あんまり否定的なことは書かない主義のつもりだけど、やはりこの番組の製作サイドに対しては、そのコンセプトも含めて疑義を提示したい。

BS日テレ「深層NEWS検証!アイドルの国日本」

2015年04月23日 | AKB
「国際大学GLOCOM客員研究員」「経済産業省国際戦略情報分析官」という肩書きの境真良氏と、クリス松村氏が、アイドル史を語るという内容の番組という理解で合ってると思う。BSとは言え、こんなのやってるんだという感慨がまずあったことは書いとこ。

その上で、こういう表現を使うのは失礼に当たるかも知れないけど、クリス松村氏が、言わば足が地に着いた論評をされていて、いちいち納得させられるのに対して、境氏の語る内容がいろいろなんともはや。著書の「アイドル国富論: 聖子・明菜の時代からAKB・ももクロ時代までを解く」は未読なんであんまりこういうことは言わない方が良いのかな。

いちおうアイドルを経済学の枠組みで考察するというのは、田中秀臣氏の名前を出すまでもなく、もちろんありだと思う。ただ、それだともっとも重要な要素というか、一例、カワイイという価値観の意味論が欠落してしまうことになる。あるいは、ももクロはどうにか論じれるかも知れないけど、AKBに立ち入ることが困難になってしまう。

このあたりの構図は、坂倉昇平氏著の「AKB48とブラック企業」について論じた内容と相似形になるように思う。ここんとこ過去ログへの直接参照が多いかな。

坂倉昇平著「AKB48とブラック企業」
http://blog.goo.ne.jp/ichthyophagi/e/8d4b20db2576d8bf77730a9a9b640b93

「宝島」2012年5号
http://blog.goo.ne.jp/ichthyophagi/e/df5c6823cafb2d8df29b2f348a28333f

秋元康プロデューサーからの手紙

2015年04月22日 | AKB
秋元康プロデューサーからのお手紙 (代読:中村麻里子) ※秋元さんが生誕祭にお手紙書くのは史上初
http://akb48.blog48.fc2.com/blog-entry-17241.html

「2005年10月30日、AKB48の最終オーディションに合格した君は14歳でした。

目立たない。いや、わざと目立たないようにじっと大人たちを観察しているような少女でした。

あれから9年半の歳月が流れ、改めて君に手紙を書こうとすると、正直何を書けばいいのかわからなくなります。色々な思い出があり過ぎて、頭の中が整理できません。ただ、なぜか涙が溢れてくるのです。ボクは君の為に何をしてあげられたのでしょう。

「AKB48とは高橋みなみのことである」ボクは本の帯にそう書きました。

AKB48が売れていない時代からメンバーを支え、スタッフを引っ張り、ファンの皆さんと正面から向き合ってきたのは君です。世間から非難された時も君は逃げることなくその小さな体で受け止めました。

理不尽なことも一杯あったでしょう。でも、君は不平や不満どころか、愚痴ひとつこぼしませんでした。ただ一点、遠くの夢だけを見ていました。

次期総監督に横山由依を指名することに躊躇していた君の気持ちが痛いほどわかります。こんなに辛いポジションは私限りでいいと思っていたのですね。

多くのメンバーが自分の夢の為に旅立って行く中、君は微笑みながら見送り、このAKB48グループに残されたメンバーを守り続けてくれました。まるで母親代わりに、少女が幼い兄弟が自立するまで自分の夢や未来を後回しにしてきたような日々でした。

その君のAKB48愛に甘えてきたことを本当に申し訳なく思います。

さぁ、今度は君の番です。君が自分の夢だけを考える番です。ためらうことなく、その第一歩を踏み出しなさい。

君が歯を食いしばって頑張っているその姿を後輩たちは多くを学びました。きっと、君のAKB48愛を継承してくれるでしょう。

次はここを旅立った時、外の世界でも輝いてる君を後輩たちに見せてください。メンバーだけでなく、ファンの皆さんや多くの人たちの勇気になります。努力は報われるんだなって。

ありがとう。今までAKB48を引っ張ってきてくれてありがとう。AKB48のメンバーになってくれてありがとう。この世に生まれてきてくれてありがとう。

たかみな、誕生日おめでとう。

秋元康」


たぶん秋元氏にしては珍しいくらいの「万感の想い」。最後はレトリックでごまかしてる感じなのも、実に秋元氏らしい。それくらいにさらけ出してるように読める。

奇跡の物語は本当に起こってしまい、こうして終わろうとしてる。その一部始終を最高のポジションから見届けることができた、もう思い残すことはないくらい。そういうことなんだろうと勝手に忖度。


後藤泉ぐぐたす4月19日22:01

2015年04月21日 | AKB
以下後藤泉ぐぐたす4月19日22:01引用(改行位置変更)

明治座見学してきました!

全く何も知らない状況で、あまりの凄さに
感動しました💫

ストーリーは、誰でもわかるような心温まるお話しで
笑うところもたくさんあり感動するシーンもあり
すごくみんなに吸い込まれました!

とくにあのメンバー!とかじゃなくて
一人一人がまぶしくてキラキラしていました。

是非1人でも多くの方にみていただきたいなと思いました。

私は急に涙と震えが止まらなくなり最後までみることができませんでした。
一生懸命作り上げてきたみんなのステージなのに最後まで見れなくて申し訳ない気持ちです。

ただその涙が何の涙なのかが自分でもわからなくて
感動の涙なのか、悔し涙なのか、別のものなのか。

心から感動したし楽しかったし笑った分、
心から悔しくて、苦しくて、この作品に関わりたかったとおもいます。

メンバーが、家族が観に来たという話をしていて
私が経験できなかったことで
私の家族や、友達、ファンの方も経験できなかったんだと思うとすごく苦しいことが全て蘇ってきました。

それも全て自分の実力不足。

自分は何をしていたんだろう
なんてちっぽけなんだろうと思いました。

私が見たHKT48は眩しくて綺麗で魅了されました。

簡単に立てる場じゃないとわかっている分
輝くみんなを見て焦りと不安でいっぱいになりながら会場をでました。

第2部でさっしーさんとさくらさんが歌った
君の名は希望という歌で、何かわからないけど
ずっとずっとさっしーさんと目が合ってる気がして
さっしーさんが私に向けて歌ってるような気がして
その姿をしっかり目に焼き付けました。

素晴らしいステージを見に行く機会をいただけてよかったです。

残り4日。大成功で終われるよう願ってます。


コメントとか、そんな烏滸がましいことはなし。

HKTには文才のあるメンバーが多い印象だけど、これ読んで、まずは何より豊かな感性に恵まれてるんだろうなとか思った。