父の篆刻の個展が終わり、もう3週間が過ぎました。
その間、何と早かったことでしょう。
こんにちは!
カラー&イメージコンサルタントの琴崎京子です。
作品展の片づけの時に 私は父から作品をひとつもらい受けました。
篆刻を始めて まだ間がない頃に作った作品なのでしょう。
飾り気がなく、板にさらっと彫ってあるところが気負いがなくて好きです。
さて、自宅に持ち帰ってから 百花魁の意味を検索してみました。
読み方:ヒャクカカイ(hyakukakai)
ウメの別称とありました。
梅を「ヒャクカカイ」と呼ぶのですね。
はじめて知りましたが、彫られた意味はこちらではなさそうです。
もうひとつみつかりました。
百花魁(ひゃっかさきがけ)、こちらのようです。
新島襄(にいじまじょう)の漢詩から 引用したもののようです。
詩吟かるたから 画像をお借りしています。
「庭上一寒梅 (庭上の一寒梅)
笑侵風雪開 (笑つて風雪を侵して開く)
不争又不力 (争はず又力(つと)めず)
自占百花魁 ( 自(おのずか)ら百花の魁(さきがけ)を占(し)む)
庭に美しい花をつけた寒梅が一本ある。
まるで微笑むかのように 厳しい風や雪に耐えて花開いている。
別に他と争うでもなく、又力むでもなく
自然に多くの花の魁となっている。
なんてステキな漢詩でしょう。
このように生きたいものですね。
意味も素晴らしいけど、魁(サキガケ)という言葉の音が、勇気をもたらしてくれて、カッコいいですね。
壁にかけて、座右の銘といたしましょう。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました
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