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NHK大河ドラマ『青天を衝け』を見ています。
渋沢栄一さんは、近代日本の資本主義の父とか
近代化の父とか、日本実業界の父とか呼ばれているようです。
私はその名前も知らず、今年の大河ドラマを見て、
こんな人物がいたのか!と驚きながらテレビを見ています。
渋沢栄一を演じているのは 吉沢亮さん。
どの方向から見ても欠点がない、整った美しいお顔です。
吉沢亮さん見たさに ドラマを見始めたようなものですが、
ストーリーが面白くて毎回欠かさずに見ています。
『論語と算盤』ってどういうことなのでしょうね?
その渋沢栄一の著書のひとつに
『論語と算盤(そろばん)』があります。
広島に帰省した時に 紀伊国屋書店で平積みしてあるのをみつけ、
そのタイトルが気になりました。
しかし、帰りの荷物が重くなるので購入せず、
後日、電子書籍で購入しました。
タイトルの『論語と算盤』については、
いろいろな考え方があると思いますが、
私はこのように解釈しています。
明治時代が始まった頃の商人は、
収益だけが目的で、拝金主義になっている。
武士は 空理空論だけを語り、商業を蔑視している。
その結果収入が無く、国は衰弱している。
商人と武士は手を組んで、現実社会で収益を上げることができる。
そのためには、道徳に基づいた商業をめざさなくてはいけない。
それを可能にするための接着剤として渋沢が選んだのが 論語だった。
とこのように思うのですが、いかがでしょうか。
論語なんて、難しそうで理解不能と思っていたけど、
読んでみると これがなかなか面白いのです。
『道徳と経済』などという本のタイトルだったら、
私はおそらく手に取りたいと思わなかったでしょう。
『論語と算盤』と表現するあたり、流石のネーミングセンスですね。
ごきげんよう
良い一日を お過ごしください
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