伊勢寺城
岩盤を切り崩した堀切が西側を守る
城名 | 伊勢寺城 |
住所 | 松阪市伊勢寺町城 |
築城年 | 不明 |
築城者 | 不明 |
形式 | 山城 |
遺構 | 郭、堀切、空堀、土塁、土橋、帯郭 |
城主 | 小菅備後守のち久瀬氏(久瀬五郎左衛門尉)が入る。 |
標高 | 180m |
比高 | 60m |
書籍 | 三重の中世城館 |
環境 | 大河内城へ続く北からの道を守る位置にある。岡ノ谷城と白山城の組み合わせのように伊勢寺城も五輪山城と組み合わさっているような配置関係にある。こうやって雲出川より南の山裾にはいくつもの城が連なっている。 |
現地 | 地図の道を頼りに西から攻めようと思う。(等高線を見て楽そうであると判断)すぐ地図の道を見つけることができた。コンクリート舗装である。森林組合が見えなくなる頃、道から外れて山の傾斜に入る。 |
すぐに一番西側の頂部に出る。もう尾根歩きだ。景色も覚えがあった。突然堀切を見つける。前回は見てない、気づいていない部分だ。もうすぐだ。頂部に出る。おやここは見覚えがある。主郭だ。 | |
主郭の背にあたるところに土塁がありその風景に記憶がある。間違いなく主郭だ。そこから順次下の郭に降りていく。 | |
二郭とは傾斜でつながっている。二郭と三郭は深い堀切がある。端に土橋がある。堀切に降りる。郭の下まで降りる。主郭の後ろに回ってみる。堀切だ。前回確認してないように思う。 | |
堀切から竪堀が見られる。谷の方向に向かって途中でなくなっている。 | |
郭は北の方向に向かって3連に連なっている。その東側が空堀と土塁になっている。三郭の北側も堀切で遮断されている。 | |
この城の見応えは郭の高さだ。10mはあるだろう。もう一つは二郭と三郭の間の堀切と土橋だ。伊勢寺城は十分見応えがある。でも小規模なので短時間で探索できる。来た道から外れないように帰る。 | |
考察 | 五輪山城は伊勢寺城の出城だと推定する。 |
感想 | 2回目の訪城だが新たな発見があってよかった。1回目の訪城がいかにも稚拙であった。また写真を無くすという不手際もあったが今回挽回した。 |
地図 | |
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