👆 南から遠望した川方城
城名 |
川方城 |
住所 |
津市川方町 |
築城年 |
明応5年(1496) |
築城者 |
木造政宗(兄) |
形式 |
平城 |
遺構 |
土塁 |
城主 |
川方康親(弟) |
標高 15m 比高 7m |
歴史 |
明応5年(1496)に兄・木造政宗が木造城の支城として築城し弟・川方康親に守らせた。 |
天正12年(1584)5月4日、隣の牧城を攻め落とした蒲生軍は翌5日も続けて川方城の攻略に掛かった。川方城は戸木城から援軍を得ていたため蒲生軍は一度は引き下がった。 |
ある雨の夜、城中も油断があったのか蒲生軍が北に廻り柵を破って夜討ちをかけたのを防ぎきれず、川方与左衛門等15人が討ち死にし城主川方隼人佐も戸木城に退いて落城した。 |
書籍 |
三重の中世城館 |
環境 |
台地の一角にあり南は断崖。方形に土塁が築かれていた。西側は二重の堀となり、東に侍屋敷があった。 |
一族 |
北畠氏の分家である木造氏の支城 |
現地 |
南側土塁は高さ3mにおよび、土塁の背後は河岸段丘特有の急斜面で、西側は二重土塁で防御意識が高い。 |
現在は畑地や住宅地となっているが雑木林の中に古井戸が4か所に渡り点在している。 |
地図 |
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