ヤオくんと出会ったのは2001年になってすぐでした
当時ご近所に住む猫友のMさんから避妊去勢に連れて行って欲しい猫がいると頼まれて行った場所にいた子です。
ヤオくんは元々は飼いネコだったのかとても人なつこくて
当時、八百屋に住み着いてそこのおじさんにゴハンをもらっていたので
Mさんが「ヤオ」くんと名付けました
アメショ交じりの1-2歳くらいの若いオスでした。
冬になると野菜が入ってた空箱に入って眠っていました
しばらくは八百屋に住み着いていたのですが
おじさんがあげるゴハンを目当てにくるノラちゃんが増えて
居心地が悪くなったのか少しづつ移動を始めました
ヤオくんは行動範囲がとても広い子でした
「最近よくみかけるアメショMIXがいるの?
どこの子か知らない」
と知人からの一報で、すぐヤオくんだとわかりました
そこは八百屋さんから数百メートル離れたスーパーで
店主がご近所のノラちゃんにゴハンをあげていたので
新しいエサ場に選んだのだと思います。
「かわいいんだけど、強くて他の子を追い立てちゃうのよ。
後からきたのに威張ってるの~」と店主はちょっと困り気味
スーパーにはヤオくんと出会う少し前にTNRした親子猫がいて
そのTNRの時に店主とは顔見知りになっていました。
初めて親子を見た時「みんな妊娠してる」と慌てたぐらいエサ事情がよく、みんな肥えてました
そのうちの一匹は風邪をこじらせて死にかけていたので、うちで引き取りました↑(2012年没)
スーパーから当時住んでたマンションはわりと近くて
ヤオくんをたまにみかけるようになりました。
1階に住んでたせいもあって、ヤオくんがたまにベランダに遊びにくるようになりました
みかけた時にゴハンをあげる程度だったのですが、いつの間にかベランダに居座るようになり、すっかりヤオくんの家になってしまいました
仲良しのノラ猫シロちゃんと一緒にベランダにいたので
寝床を作って、お水もおいて、ちょっとした庭もあったので
そこでひなたぼっこなどして、完全に我が家の猫と化してました
シロは随分歳をとり、口内炎がひどくなり
だんだんゴハンも食べられなくなり
2010年のある日姿を見せなくなりました。
生粋の野良猫人生でした
当然ヤオくんを最後まで面倒みるつもりでいたのですが
いろいろあって引越をしなければならなくなりました。
さて、ヤオくんをどうするか
悩みました・・・
見捨てることはもちろんないですが
連れていって室内猫にするか
えさやりに通ってこのまま住み慣れた場所で過ごしてもらうか・・・
というのも、以前にも何度か家猫にしようと試みたことがあったのですが
うちの猫との相性最悪で大変だったんです
ヤオくんはもともと他猫を追い払う性格で、とても強い子でした
ずっとお外で自由に生きてきた子を家の中に閉じ込めることにも抵抗があり
とりあえず引越後もえさやりに通って様子を見ることにしました。
ヤオくんは人なつこい性格だったので人間にはとても可愛がられました。
ベランダに住み着いていたとはいえ時々帰ってこない日もありました。
そういう時は決まってマンションの猫好き住人が駐輪場でこっそりゴハンをあげていたのです。
冬はベランダに作った寝床で暖をとり
夏は勝手気ままに涼しい場所をみつけて過ごし
ゴハンだってみかければ誰かしらがくれるという
とっても恵まれたノラ生活を送っていたのです
だから環境を変えないのがヤオくんにとっては一番いいと思ったのです。
明日に続く・・・
当時ご近所に住む猫友のMさんから避妊去勢に連れて行って欲しい猫がいると頼まれて行った場所にいた子です。
ヤオくんは元々は飼いネコだったのかとても人なつこくて
当時、八百屋に住み着いてそこのおじさんにゴハンをもらっていたので
Mさんが「ヤオ」くんと名付けました
アメショ交じりの1-2歳くらいの若いオスでした。
冬になると野菜が入ってた空箱に入って眠っていました
しばらくは八百屋に住み着いていたのですが
おじさんがあげるゴハンを目当てにくるノラちゃんが増えて
居心地が悪くなったのか少しづつ移動を始めました
ヤオくんは行動範囲がとても広い子でした
「最近よくみかけるアメショMIXがいるの?
どこの子か知らない」
と知人からの一報で、すぐヤオくんだとわかりました
そこは八百屋さんから数百メートル離れたスーパーで
店主がご近所のノラちゃんにゴハンをあげていたので
新しいエサ場に選んだのだと思います。
「かわいいんだけど、強くて他の子を追い立てちゃうのよ。
後からきたのに威張ってるの~」と店主はちょっと困り気味
スーパーにはヤオくんと出会う少し前にTNRした親子猫がいて
そのTNRの時に店主とは顔見知りになっていました。
初めて親子を見た時「みんな妊娠してる」と慌てたぐらいエサ事情がよく、みんな肥えてました
そのうちの一匹は風邪をこじらせて死にかけていたので、うちで引き取りました↑(2012年没)
スーパーから当時住んでたマンションはわりと近くて
ヤオくんをたまにみかけるようになりました。
1階に住んでたせいもあって、ヤオくんがたまにベランダに遊びにくるようになりました
みかけた時にゴハンをあげる程度だったのですが、いつの間にかベランダに居座るようになり、すっかりヤオくんの家になってしまいました
仲良しのノラ猫シロちゃんと一緒にベランダにいたので
寝床を作って、お水もおいて、ちょっとした庭もあったので
そこでひなたぼっこなどして、完全に我が家の猫と化してました
シロは随分歳をとり、口内炎がひどくなり
だんだんゴハンも食べられなくなり
2010年のある日姿を見せなくなりました。
生粋の野良猫人生でした
当然ヤオくんを最後まで面倒みるつもりでいたのですが
いろいろあって引越をしなければならなくなりました。
さて、ヤオくんをどうするか
悩みました・・・
見捨てることはもちろんないですが
連れていって室内猫にするか
えさやりに通ってこのまま住み慣れた場所で過ごしてもらうか・・・
というのも、以前にも何度か家猫にしようと試みたことがあったのですが
うちの猫との相性最悪で大変だったんです
ヤオくんはもともと他猫を追い払う性格で、とても強い子でした
ずっとお外で自由に生きてきた子を家の中に閉じ込めることにも抵抗があり
とりあえず引越後もえさやりに通って様子を見ることにしました。
ヤオくんは人なつこい性格だったので人間にはとても可愛がられました。
ベランダに住み着いていたとはいえ時々帰ってこない日もありました。
そういう時は決まってマンションの猫好き住人が駐輪場でこっそりゴハンをあげていたのです。
冬はベランダに作った寝床で暖をとり
夏は勝手気ままに涼しい場所をみつけて過ごし
ゴハンだってみかければ誰かしらがくれるという
とっても恵まれたノラ生活を送っていたのです
だから環境を変えないのがヤオくんにとっては一番いいと思ったのです。
明日に続く・・・