以前からヤオくんを介して交流のあったマンション住人に引越のことを話すと
自分たちがゴハンをあげて面倒をみるから任せて!とお世話を引き受けてくれました
それでもしばらくは心配で顔を見に通ってしまったんですが・・・
お世話を引き受けてくれたNさんとTさんは
毎朝毎晩かわるがわる様子を見てくれました。
今までベランダで冬を過ごしていたけどこれからどうするか・・・
みんなでいろいろ考えました。
そしてNさんが思いついた方法は
3輪自転車のカゴをヤオくんの住処にしたのです
ヤオくんはとっても頭のいい子だったので
Nさんが抱っこして何度かカゴに入れてあげたら
すぐにそこが自分の場所だと覚えてくれました
よしよしと安心したのも束の間
これだけだと外から丸見え
なんせこのマンションはペット不可なもんで、堂々と敷地内で出入りしている猫がいるとなると問題になること間違いない・・・。
マンション住民に抱っこされるヤオくん
さて、どうするか
またまたNさん考えました
とりあえず自転車にカバーをかけてみたNさん
なんか安易な発想で大丈夫かいなと思ったのが正直なところだったけど
カバーの下からヤオくんが入れるようにしてとりあえず様子をみることに。
その後苦情はなく、ヤオくんも自転車のカゴの中で静かにおねんねしてるので
入る瞬間を見てなければそこに猫が寝てるなんて誰も思わなかったと思います。
カゴにクッションをひき、エサ箱とお水がセッティングされたヤオくんのお城の出来上がり~
いつも元気いっぱい、ポジティブシンキングのNさん
ナイスアイデアでした
決して乗ることのない自転車を買い、駐輪場の使用料を毎年更新し続けたNさん
ほんとに尊敬しちゃいます
ヤオくんは5年間、そのカゴを寝床として使いました
引越からしばらく経ったころNさんからの電話があり
ヤオくんがちょっと風邪気味で病院へ連れていったとのことでした
ついでにしてもらった血液検査の結果、エイズキャリアであることがわかりました。
Nさんはそれでもヤオくんを室内猫にできないか家の中にいれたことがありました。
「外にだせーー」と鳴いて大暴れするヤオくん
結局諦めて駐輪場に戻されました
私も含めて、自分ちで飼おうとした人は他にも何人かいたんですが、すごく鳴いて外に出たがるので根負けしてしまったんです(ペット不可なもんで鳴き声が一番困る)
つい最近、ふと「そういえばヤオくんてもう15歳ぐらいになるんだよなぁ」と
考えていたことがありました。
後から気づいたのですがヤオくんが亡くなる数日前のことでした。
近くまでヤオくんが来てたのかな・・・
引っ越してしばらくはヤオくんの顔を見にしょっちゅう通っていたのですが
NさんとTさんがとてもよく面倒をみてくれていたのと
いつまでも顔を出していたらヤオくんも新しい生活に切り替えられないかもという思いで
少しづつ足が遠のいていきました
そして2015年5月9日間違えました2015年5月23日
とっても久しぶりにNさんから電話がありました
それはヤオくんが虹の橋を渡ったよというお知らせでした
その日、ヤオくんに関わった人が集まりみんなでヤオくんを見送りました。
お花に囲まれたヤオくん
なぜかみんな笑顔でした
それはヤオくんがみんなに可愛がられて、お世話した人みんなが悔いのない関わり方をしたからだと気づきました。
「ほんとに幸せな子よね~」
「うちの子が死んだ時より大勢の人が集まってるわ」
「ノラちゃんなのにお刺身もらってたんだもんね~」
「寒い冬だって寝床にカイロ4つもいれてあるから足投げ出して寝てたのよ~」
ヤオくんの思い出話はどれも幸せなエピソードばかりで、この子がどれだけ人に愛されたかを知りました。
亡くなる2週間ぐらい前から足が弱り立てなくなっていたそうです。
それからはTさんがお家の中で保護して最期を看取ってくれていました。
こんな幸せなノラちゃんてそうそういないと思いませんか?(笑)
ヤオくんが教えてくれたこと
エイズキャリアだって15年以上生きられる
その子にあったストレスのない生活が送れて、栄養状態がよければ発症は防げるということを身をもって教えてくれた気がします。
ノラだって幸せになれる
食べ物と冬の寝床さえあれば自由気ままで幸せな猫人生♪
まねき猫って本当にいる
ヤオくんを通して出会った人たちは私にとって宝物となりました
素晴らしい人生の先輩でもあります!
みんなとってもたくましくてステキな方♪
亡くなってから知ったのですが、私が引っ越してからの5年間、本当にたくさんの人がヤオくんに関わってくれていました。ペット不可のマンションの駐輪場に堂々と居座っていられたのもヤオくんがみんなのアイドル的存在だったからでしょう。ある方は「マンションの看板猫がいなくなった」とヤオくんの死を惜しんでくれました。
お骨はNさんがしばらく預かってくれて、その後はヤオくんの住み慣れた町のサクラの木の下に埋めてあげようということになりました。
最後の最後までヤオくんらしいなと思います
ヤオくん、みんなに幸せをありがとう
ちょっとだけ虹の橋の向こうで待っててね。
いつかまた会える日まで・・・
自分たちがゴハンをあげて面倒をみるから任せて!とお世話を引き受けてくれました
それでもしばらくは心配で顔を見に通ってしまったんですが・・・
お世話を引き受けてくれたNさんとTさんは
毎朝毎晩かわるがわる様子を見てくれました。
今までベランダで冬を過ごしていたけどこれからどうするか・・・
みんなでいろいろ考えました。
そしてNさんが思いついた方法は
3輪自転車のカゴをヤオくんの住処にしたのです
ヤオくんはとっても頭のいい子だったので
Nさんが抱っこして何度かカゴに入れてあげたら
すぐにそこが自分の場所だと覚えてくれました
よしよしと安心したのも束の間
これだけだと外から丸見え
なんせこのマンションはペット不可なもんで、堂々と敷地内で出入りしている猫がいるとなると問題になること間違いない・・・。
マンション住民に抱っこされるヤオくん
さて、どうするか
またまたNさん考えました
とりあえず自転車にカバーをかけてみたNさん
なんか安易な発想で大丈夫かいなと思ったのが正直なところだったけど
カバーの下からヤオくんが入れるようにしてとりあえず様子をみることに。
その後苦情はなく、ヤオくんも自転車のカゴの中で静かにおねんねしてるので
入る瞬間を見てなければそこに猫が寝てるなんて誰も思わなかったと思います。
カゴにクッションをひき、エサ箱とお水がセッティングされたヤオくんのお城の出来上がり~
いつも元気いっぱい、ポジティブシンキングのNさん
ナイスアイデアでした
決して乗ることのない自転車を買い、駐輪場の使用料を毎年更新し続けたNさん
ほんとに尊敬しちゃいます
ヤオくんは5年間、そのカゴを寝床として使いました
引越からしばらく経ったころNさんからの電話があり
ヤオくんがちょっと風邪気味で病院へ連れていったとのことでした
ついでにしてもらった血液検査の結果、エイズキャリアであることがわかりました。
Nさんはそれでもヤオくんを室内猫にできないか家の中にいれたことがありました。
「外にだせーー」と鳴いて大暴れするヤオくん
結局諦めて駐輪場に戻されました
私も含めて、自分ちで飼おうとした人は他にも何人かいたんですが、すごく鳴いて外に出たがるので根負けしてしまったんです(ペット不可なもんで鳴き声が一番困る)
つい最近、ふと「そういえばヤオくんてもう15歳ぐらいになるんだよなぁ」と
考えていたことがありました。
後から気づいたのですがヤオくんが亡くなる数日前のことでした。
近くまでヤオくんが来てたのかな・・・
引っ越してしばらくはヤオくんの顔を見にしょっちゅう通っていたのですが
NさんとTさんがとてもよく面倒をみてくれていたのと
いつまでも顔を出していたらヤオくんも新しい生活に切り替えられないかもという思いで
少しづつ足が遠のいていきました
そして
とっても久しぶりにNさんから電話がありました
それはヤオくんが虹の橋を渡ったよというお知らせでした
その日、ヤオくんに関わった人が集まりみんなでヤオくんを見送りました。
お花に囲まれたヤオくん
なぜかみんな笑顔でした
それはヤオくんがみんなに可愛がられて、お世話した人みんなが悔いのない関わり方をしたからだと気づきました。
「ほんとに幸せな子よね~」
「うちの子が死んだ時より大勢の人が集まってるわ」
「ノラちゃんなのにお刺身もらってたんだもんね~」
「寒い冬だって寝床にカイロ4つもいれてあるから足投げ出して寝てたのよ~」
ヤオくんの思い出話はどれも幸せなエピソードばかりで、この子がどれだけ人に愛されたかを知りました。
亡くなる2週間ぐらい前から足が弱り立てなくなっていたそうです。
それからはTさんがお家の中で保護して最期を看取ってくれていました。
こんな幸せなノラちゃんてそうそういないと思いませんか?(笑)
ヤオくんが教えてくれたこと
エイズキャリアだって15年以上生きられる
その子にあったストレスのない生活が送れて、栄養状態がよければ発症は防げるということを身をもって教えてくれた気がします。
ノラだって幸せになれる
食べ物と冬の寝床さえあれば自由気ままで幸せな猫人生♪
まねき猫って本当にいる
ヤオくんを通して出会った人たちは私にとって宝物となりました
素晴らしい人生の先輩でもあります!
みんなとってもたくましくてステキな方♪
亡くなってから知ったのですが、私が引っ越してからの5年間、本当にたくさんの人がヤオくんに関わってくれていました。ペット不可のマンションの駐輪場に堂々と居座っていられたのもヤオくんがみんなのアイドル的存在だったからでしょう。ある方は「マンションの看板猫がいなくなった」とヤオくんの死を惜しんでくれました。
お骨はNさんがしばらく預かってくれて、その後はヤオくんの住み慣れた町のサクラの木の下に埋めてあげようということになりました。
最後の最後までヤオくんらしいなと思います
ヤオくん、みんなに幸せをありがとう
ちょっとだけ虹の橋の向こうで待っててね。
いつかまた会える日まで・・・