猫と暮らそう~里親募集~

捨て猫や行き場のない猫の里親募集をしています。

ラスカルくんの生い立ち

2016-01-18 15:07:48 | Weblog
朝起きたら窓の外が真っ白でびっくり
天気予報あたったなぁ
ほんとに降ってる。・・・雪

仕事休みたい~~衝動を抑えてがんばって出勤
もちろん愛車で(自転車)

寒いし濡れるし滑るし
普段なら20分もあれば着くのに
今日は40分もかかった

着いたら机にお土産があった

かもめの玉子みかんバージョン
がんばって来た甲斐があったわ




さて、我が家の保護猫たち

今日はラスカルくんの生い立ちについてお話ししたいと思います。

ある場所でメス猫が去年妊娠して4匹の子猫を産みました。
その一匹がラスカルくんです。



私が母猫を最初に見た時、すでにパンパンのお腹になっていました。
いつ産まれてもおかしくない姿を見てとても焦りました
なんとか捕まえなくては。
でも母猫は、初めて見る人間にホイホイとついてくるようなオバカさんではありません。
餌付けしようにもそれから姿をぱったり見せなくなってしまいました。
もうどこかで出産してるなと思いました


猫は自分のテリトリーからそう遠くには行きません。
母猫も絶対近くにいるはずで、そのうち子猫を連れて出てくるだろうと思いその時を待ちました。


『母さんったら、ぼくの足が短い短いって言うんだよ



それから2ヶ月くらいして、母猫がいたあたりのお宅の方から
子猫が産まれて困ってると相談がきました。
きっとあの猫だと思いました。

行ってみたらやっぱりそうでした。
4匹かわいい子猫がいました。
すぐに家に連れていきたかったけど
その頃真菌4兄弟を保護して間もなかったので
真菌が感染することや、我が家の保護頭数が限界だったので
どうしても連れてきてあげることができませんでした


『短くないもんね。ほら
こ~んなに長いんだから




母猫もついてるし、住み着いてるお宅でゴハンは貰っていたので
もう少しがんばって貰うしかないと苦渋の決断をしました。
なるべく早く迎えに行くつもりでいましたが
真菌の治療は思うようにはかどらず
やっと迎えに行けるようになったのが去年の年末。

その頃、母猫とラスカルくんは別の餌場に顔を出すようになっていました。
なのですぐに捕まえることができました
母猫は少し前に捕まえて手術を終えてリリースしていました。

さあ、あと残ってる3匹の子供たちを保護しなくては
保護するために、住み着いてるお宅の方に子供たちの様子を聞きました。

2匹はだいぶ前に姿を消して(多分病気で亡くなった)1匹は交通事故に遭って亡くなったと。。。
ラスカルくんと母猫が、交通事故に遭った兄弟のすぐ横で、じっと座って見ていたんだそうです。
「兄弟、早く行こうよ」
「お前何してるの。早く起きなさい」

そんな会話が聞こえてきそうでした。


もっと早くに保護してあげていれば3匹も助かったかもしれない・・・
悔やまれますが、今自分ができる精一杯の結果です
自分の無力さを呪いたくなります



助けられなかった兄弟たちの分までラスカルくんを幸せにしてあげたい
生き残った強運の持ち主ラスカルくんに、どうか優しい家族がみつかりますように