猫と暮らそう~里親募集~

捨て猫や行き場のない猫の里親募集をしています。

多頭飼育崩壊の猫達・我が家の預かり猫

2017-01-20 17:00:53 | 多頭飼育崩壊
先日多頭飼育崩壊になった猫達


我が家でお預かりすることになった
三毛猫ナッツとサビ猫のマーブルちゃん


二匹とも移動が重なり
うちに来てすぐはびっくびくで
ウーウー唸りまくってました




六日経って少しづつ甘えるしぐさも
見せてくれるようになりました



まーさんが「名前が変」といって

三毛は「栞」





サビは「琴」




と付け直しました




栞ちゃんは目ヤニ少しと
口の中も炎症がありそう


琴ちゃんはゼロゼロ言って
青っ鼻ブンブン飛ばします




保護したこたち
みんな本当にひどい状態です

よく生きてたなと思う


このグレープくんが一番状態が悪いそうで
先日入院しました

というかずっと入退院繰り返していたみたいです


2-3歳のオスなのに体重が1.5㎏しかありません
病院で会った時、子猫かと思ったぐらい小さかったです
オスなので普通なら4-5キロぐらいあるはずなのに・・・


他にも何匹か入院になった子がいるようです。


お預かりするまでがあまりに期間がなかったので
このこたちがどんな生活をしていたか
大まかにしか聞いていなくて
それでも十分悲惨な状況は伝わったのですが
前の暮らしぶりをまーさんから聞くたびに
涙が出てくるんです


引越前のおうちはペット不可
6畳と小さな台所ひとつ
そこに多い時は30匹もいたそうです


元飼主は定職がなくその日暮らしのような生活らしく
ずーっと経済的に困窮しているそうで
それなのに猫を拾ってきては自分の手元に残していました

おうちには小さな器一つのえさ皿と
小さなお水入れ一つしかなかったそうで
しかもその入れ物はいつ行っても
空っぽだったそうです

栞と琴はお水をやたら飲みます。
他のこも水をすごく飲んでるとご報告がありました。
慢性的な飢えと乾きなのか

うちでは好きなだけ飲んでもらってます
他のお預かり様のところの猫ちゃんたちも一緒です
今までの分を取り戻すようにごくごく飲んでいるでしょう


部屋に猫がいることがばれないように
窓は閉め切られ監禁状態なのに
冷暖房はいっさいつけられなかったそうです



想像してみてください・・・
夏の暑い日、閉め切られた窓
古いアパートの二階(二階建て)
飲み水も食べ物も満足に与えられず
部屋の中は排泄物があちこちにちらばり
いっぱいの荷物に身動きがとれない状態
そこに猫30匹・・・


私には地獄絵図のような光景しか浮かんできません


どんなに辛くて苦しかったことでしょう

涙しか出ませんよ、本当に


これからいっぱいいっぱい幸せになって欲しいです