皆様こんばんは。
第41期棋聖戦第2局、凄かったですね!
井山裕太棋聖の構想も素晴らしかったですが、河野臨挑戦者の追撃も迫力がありました。
最後は差がついたものの、紙一重の勝負だったのではないでしょうか。
第3局も楽しみですね。
また、アンケートにご協力頂いた皆様、ありがとうございました。
今後の参考にさせて頂きます。
なお、この対局は幽玄の間にて、金秀俊八段の解説付きで中継されました。
また、囲碁プレミアムでもご覧頂けます。
さて、本局はMasterの棋譜解説、第7局です。
ようやくタイトルがすっきりしました(笑)。
なお、Masterの対局順や相手については、個人的に情報収集しています。
間違いがあるかもしれませんが、ご容赦ください。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/c3/a2c0f8dfe30121e7fd5a88ad7c76e30c.jpg)
1図(実戦)
Masterが黒、相手は喬智健四段(中国)です。
途中まで、第5局と同一の進行です。
第5局では黒1に対して白Aでしたが、本局では白2を急ぎました。
第5局とは多少の時間の開きがありましたが、十分な研究はできなかったでしょうね。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/d1/da07ac940f27bee8a1033ab4e5c04dd6.jpg)
2図(実戦)
前図白Aを打たなかったため、黒1から閉じ込められる展開になりました。
非常にまずいパターンだと思います。
Masterは、こういった勢力の生かし方が非常に上手いのです。
ただ、それは60局見た人間だからこそ言える事ですね。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/23/320a3f5f6fdef071015747ae9bc2e6db.jpg)
3図(実戦)
手順が進み、白△と繋いだ場面です。
ぱっと見では、形勢はまだまだこれからといった印象ですが・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/1c/13ef26e132b83ea5ff8ec5eabecb7be4.jpg)
4図(実戦)
黒1のケイマが絶好点です。
白2は一見気分の良さそうな当てですが、黒7まで、あっさり2子を捨てました。
こうなると、右辺に取り残された白3子の存在が問題になっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/51/dfac21637f1f073449f5cda0a06aace6.jpg)
5図(実戦)
白1から動き出すしかありませんが、黒8までと平凡に対応され、脱出できません。
右辺で生きるしかなくなりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/6d/878faeba4158d817e72678501ff2fc17.jpg)
6図(実戦)
白17まで、何とか生きる事はできました。
しかし、黒18、20と中央を囲われ、黒の勝勢は明らかです。
白が右辺で14手かけて2目作る事になっては、効率が悪いどころではないのです。
勿論黒はこんな展開を目指していた訳ではないでしょうが、気が付けばMasterの術中に嵌っていました。
黒完勝です。
さて、ここ数日はMasterの紹介ばかりやって来ましたが、ここらで他の題材も挟んで行きたいと思います。
候補としては、指導碁に現れた場面や問題などを考えています。
最近は解説会や、三村智保九段のブログでもMasterの対局が紹介されています。
棋士によって全く視点が違いますから、そこもお楽しみ頂けるのではないかと思います。
第41期棋聖戦第2局、凄かったですね!
井山裕太棋聖の構想も素晴らしかったですが、河野臨挑戦者の追撃も迫力がありました。
最後は差がついたものの、紙一重の勝負だったのではないでしょうか。
第3局も楽しみですね。
また、アンケートにご協力頂いた皆様、ありがとうございました。
今後の参考にさせて頂きます。
なお、この対局は幽玄の間にて、金秀俊八段の解説付きで中継されました。
また、囲碁プレミアムでもご覧頂けます。
さて、本局はMasterの棋譜解説、第7局です。
ようやくタイトルがすっきりしました(笑)。
なお、Masterの対局順や相手については、個人的に情報収集しています。
間違いがあるかもしれませんが、ご容赦ください。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/c3/a2c0f8dfe30121e7fd5a88ad7c76e30c.jpg)
1図(実戦)
Masterが黒、相手は喬智健四段(中国)です。
途中まで、第5局と同一の進行です。
第5局では黒1に対して白Aでしたが、本局では白2を急ぎました。
第5局とは多少の時間の開きがありましたが、十分な研究はできなかったでしょうね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/d1/da07ac940f27bee8a1033ab4e5c04dd6.jpg)
2図(実戦)
前図白Aを打たなかったため、黒1から閉じ込められる展開になりました。
非常にまずいパターンだと思います。
Masterは、こういった勢力の生かし方が非常に上手いのです。
ただ、それは60局見た人間だからこそ言える事ですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/23/320a3f5f6fdef071015747ae9bc2e6db.jpg)
3図(実戦)
手順が進み、白△と繋いだ場面です。
ぱっと見では、形勢はまだまだこれからといった印象ですが・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/1c/13ef26e132b83ea5ff8ec5eabecb7be4.jpg)
4図(実戦)
黒1のケイマが絶好点です。
白2は一見気分の良さそうな当てですが、黒7まで、あっさり2子を捨てました。
こうなると、右辺に取り残された白3子の存在が問題になっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/51/dfac21637f1f073449f5cda0a06aace6.jpg)
5図(実戦)
白1から動き出すしかありませんが、黒8までと平凡に対応され、脱出できません。
右辺で生きるしかなくなりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/6d/878faeba4158d817e72678501ff2fc17.jpg)
6図(実戦)
白17まで、何とか生きる事はできました。
しかし、黒18、20と中央を囲われ、黒の勝勢は明らかです。
白が右辺で14手かけて2目作る事になっては、効率が悪いどころではないのです。
勿論黒はこんな展開を目指していた訳ではないでしょうが、気が付けばMasterの術中に嵌っていました。
黒完勝です。
さて、ここ数日はMasterの紹介ばかりやって来ましたが、ここらで他の題材も挟んで行きたいと思います。
候補としては、指導碁に現れた場面や問題などを考えています。
最近は解説会や、三村智保九段のブログでもMasterの対局が紹介されています。
棋士によって全く視点が違いますから、そこもお楽しみ頂けるのではないかと思います。