<本日の一言>
本日、第5回おかげ杯国際精鋭囲碁対抗戦1日目が行われました。
日本は韓国に1-4負け、台湾に3-2勝ちでした。
明日の中国戦での奮闘に期待したいと思います。
</本日の一言>
皆様こんばんは。
本日は第23回湘南ひらつか囲碁まつりが行われました。
私は可能な限り参加するようにしているので、今年で10回目ぐらいになったでしょうか?
目玉はなんと言っても1000面打ち指導碁なので、参加者は1000人ぐらいと思われるかもしれませんが、実際には様々なイベントが行われています。
今年の参加者は7000人ぐらいとのことです(棋士は72人)。
遠方から参加される方も多く、また年齢層は6歳~96歳!![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face2_shock_s.gif)
6歳でも96歳でも、囲碁を楽しむことに年齢は関係無いのですね。
また、今回は盲学校の生徒さんたちも1000面打ち指導碁に招待されました。
対局はアイゴという、視覚障害者用のセットで行われたようです。
碁盤に石をはめ込めるのでずれることがなく、また手触りで黒白が判別できるようになっています。
私も使ったことがありますが、特に違和感無く対局できます。
列車内のような揺れる環境にも強いので、一般の方も便利に活用できるでしょう。
視覚障害者と囲碁と言えば、「黒白の奇蹟」という囲碁小説を思い出します。
主人公が視覚障害者の女性なのですが、確か対局シーンで専用の碁盤を使っていたような・・・。
記憶が曖昧ですが、今度確認してみましょう。
さて、今回は指導碁を題材にします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/f5/708aa5d9f759a939489a2c63deb1cdde.jpg)
1図(テーマ図)
初級者の子供との5子局です。
全局の配置は色々間違っていそうですが・・・。
記憶力が悪いので、大勢の方と対局するとすぐに忘れてしまいます。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
それはさておき、白△と二段バネした場面です。
黒はどうしますか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/bc/cf9aa3ab75d921f0ac0ddef0893b2533.jpg)
2図(失敗図)
実戦は黒1と打ちました。
しかし、これは危険な手です。
こう打ってしまうと4箇所も断点が生じてしまうのですから・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/e1/e2214495ca136aea6b73252871400790.jpg)
3図(失敗図)
白1、3で両当たりですね。
黒の壁が崩壊してしまいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/a9/db04632ed97bcdaf0e5c77e1de2d1cde.jpg)
4図(正解図)
ということで、正解は新たに傷を作らない黒1です。
これなら前図より傷が1つ少ないのでなんとかなります。
天元の黒石ともつながりができますね。
初級者の頃は石のつながりの判断、特にナナメの形が苦手です。
そこを克服して、はじめて碁盤が正しく見えるようになるのです。
ちなみに、私の指導方針は「教えない」なので、このような時も最初から答えは教えません。
必ず答えに辿り着いて欲しいのでヒントは出しますが、あくまで自分で「発見」して欲しいのです。
そこに喜びを感じて貰えたら嬉しいですね。
本日、第5回おかげ杯国際精鋭囲碁対抗戦1日目が行われました。
日本は韓国に1-4負け、台湾に3-2勝ちでした。
明日の中国戦での奮闘に期待したいと思います。
</本日の一言>
皆様こんばんは。
本日は第23回湘南ひらつか囲碁まつりが行われました。
私は可能な限り参加するようにしているので、今年で10回目ぐらいになったでしょうか?
目玉はなんと言っても1000面打ち指導碁なので、参加者は1000人ぐらいと思われるかもしれませんが、実際には様々なイベントが行われています。
今年の参加者は7000人ぐらいとのことです(棋士は72人)。
遠方から参加される方も多く、また年齢層は6歳~96歳!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face2_shock_s.gif)
6歳でも96歳でも、囲碁を楽しむことに年齢は関係無いのですね。
また、今回は盲学校の生徒さんたちも1000面打ち指導碁に招待されました。
対局はアイゴという、視覚障害者用のセットで行われたようです。
碁盤に石をはめ込めるのでずれることがなく、また手触りで黒白が判別できるようになっています。
私も使ったことがありますが、特に違和感無く対局できます。
列車内のような揺れる環境にも強いので、一般の方も便利に活用できるでしょう。
視覚障害者と囲碁と言えば、「黒白の奇蹟」という囲碁小説を思い出します。
主人公が視覚障害者の女性なのですが、確か対局シーンで専用の碁盤を使っていたような・・・。
記憶が曖昧ですが、今度確認してみましょう。
さて、今回は指導碁を題材にします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/f5/708aa5d9f759a939489a2c63deb1cdde.jpg)
1図(テーマ図)
初級者の子供との5子局です。
全局の配置は色々間違っていそうですが・・・。
記憶力が悪いので、大勢の方と対局するとすぐに忘れてしまいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
それはさておき、白△と二段バネした場面です。
黒はどうしますか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/bc/cf9aa3ab75d921f0ac0ddef0893b2533.jpg)
2図(失敗図)
実戦は黒1と打ちました。
しかし、これは危険な手です。
こう打ってしまうと4箇所も断点が生じてしまうのですから・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/e1/e2214495ca136aea6b73252871400790.jpg)
3図(失敗図)
白1、3で両当たりですね。
黒の壁が崩壊してしまいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/a9/db04632ed97bcdaf0e5c77e1de2d1cde.jpg)
4図(正解図)
ということで、正解は新たに傷を作らない黒1です。
これなら前図より傷が1つ少ないのでなんとかなります。
天元の黒石ともつながりができますね。
初級者の頃は石のつながりの判断、特にナナメの形が苦手です。
そこを克服して、はじめて碁盤が正しく見えるようになるのです。
ちなみに、私の指導方針は「教えない」なので、このような時も最初から答えは教えません。
必ず答えに辿り着いて欲しいのでヒントは出しますが、あくまで自分で「発見」して欲しいのです。
そこに喜びを感じて貰えたら嬉しいですね。