THE 羅針盤・・・キックボクシング

(旧キックボクシングの羅針盤)
豊富な経験と知識から【経営】【アポ無し行動学】を伝えていきます。

K-1MAX日本人選手の傾向を知り、観戦を楽しむ

2009-02-23 23:17:25 | Weblog
今日あったK-1MAX日本トーナメントで小比類選手が優勝した。

ファイトスタイルもガラっと変わっていた。


俺が思うに、最近の日本人選手には、ある傾向があると思う。

佐藤嘉寛選手と小比類巻選手に共通するんですが、パンチとヒザ蹴りの

コンビネーションを上手く使って、相手選手を封じ込めてる。

しかも、2人とも長身。


今日の試合も、小比類選手はパンチとヒザを使って相手を上手くコントロール

してた。

何故このパンチとヒザ蹴りのコンビネーションが強いのか考えた。


人間は、腰で体全体のバランスを維持してる。そこを至近距離から、攻撃出来るのが

ヒザ蹴り。しかも、お腹は車で例えるとエンジンと言っても過言では無い。

このエンジンを集中的に狙い、動きを止めその後に、顔面パンチを狙う。


少ない労力で、最大の成果を挙げるのがパンチとヒザのコンビネーションだと思う。

実際に、ここ最近の日本人選手で成果を挙げてる選手はこのパターンが多い。


今日、おしくもケガで途中棄権した日菜太選手は、左ミドルキックが重く

いい選手だった。しかし、全くヒザ蹴りを使わなかった。

相手選手との距離のメリハリが無い証拠だと思う。

左ミドルから、ヒザ蹴りを出す時、相手との距離を縮める必要がある。しかし、

今日の日菜太選手は全く無かった。



※まとめると、人間の一番の急所は【頭】と【腰部分】。この2つをピンポイントで

交互に攻める方法は、パンチとヒザ蹴り。

その急所を効率的に攻め、少ない労力で最大の効果を上げるのが、

『パンチ』と『ヒザ蹴り』と言う結論に達した。

小比類VS山本優弥 K-1MAX日本トーナメント決勝の行方

2009-02-23 22:00:45 | Weblog
小比類選手は久しぶりの試合。

しかし率直な感想は、小比類巻選手は強くなってる。

パンチも重いし、ボディーフックも多様していた。

一番の注目ポイントは、パンチとヒザ蹴りの

コンビネーションが決まっていた。


俺の個人的意見になるが、

パンチとヒザ蹴りのコンビネーションが一番勝敗を

左右すると思う。

佐藤嘉寛選手も、パンチとヒザのコンビネーションを

多様する。

長身選手でパンチとヒザ蹴りのコンビネーションを

やる事がいかに有利かと言う証明の様な

トーナメントだった。



日菜太VS城戸 

2009-02-23 21:40:15 | Weblog
1ラウンド。

日菜太の左ミドルが強いし重い。その印象が強い。

城戸選手が、その左ミドルで吹っ飛ばされるシーン

が後半なるにつれ多くなる。

2ラウンド

序盤日菜太選手が、バックスピンキックを出しバランスを

崩した瞬間城戸のパンチで、ダウン。

3ラウンド。

城戸は完全に失速。日菜太の左ミドルが当たりまくる。


延長に突入。

城戸選手は完全に戦意喪失。

勝者は日菜太選手。


山本優弥VSタツジ

2009-02-23 21:00:58 | Weblog
1ラウンド。

タツジのパンチに対し、山本の左ミドルキック。

キックボクシングの教科書通り組み立てを山本選手は

繰り広げる。

2ラウンド。

タツジ選手のパンチの回転力が上がって来る。

しかし、山本優弥のバックハンドブローが、タツジに当たり

タツジはぐらつく。

3ラウンド。

このラウンドも同じ流れ。


この試合は、パンチャーと蹴りの選手と言う典型的な

試合だと思う


蹴りの選手は、パンチャーを左ミドルで迎え撃つと言う

教科書の様な試合だった。


K-1観戦初心者の方や、キックボクシングをやり始めた

人には、勉強になった試合だと思う。

試合結果は、延長の末の山本優弥選手の勝利。