THE 羅針盤・・・キックボクシング

(旧キックボクシングの羅針盤)
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ムエタイ選手とキックボクサーの違い,,,『点』『線』『面』『立体』

2007-06-27 01:37:33 | Weblog
キックボクシングの試合会場でよく聞くブーイングに
「ムエタイ選手は単発な攻撃が多い」
「なんで動かず、止まったまま攻撃するの?」
こう言う事をよく聞きます。
前回も書きましたが、魔裟斗選手の様なキックボクサーは
「点」の攻撃が多く組み立てが立体的になりずらい。
だから、手数とコンビネーション、フットワークでそれを補って来た。
ブアカーオ選手のようなムエタイ選手は首相撲、ミドルキックなど
「線」と「面」の攻撃が多い為、手数が少なくても攻撃が「立体的」に
なり易く、わざわざ動かなくても、色んな攻撃の入り方がある。
だから、ムエタイ選手は単発な攻撃が多く、止まったまま攻撃する。
これが、僕の答えです。
日本人は、ボクシングの様な「点」の攻撃で勝敗を争う競技に慣れてしまって
ムエタイのような「線」と「面」の攻撃が多い打撃系格闘技を受け入れない土壌
が出来てしまった気がします。
現にK-1ルールは、「面」の攻撃を排除しようとしてます。
ボクシングの様に上半身だけを「点」で狙いあっても中々KOは出ませんが
キックボクシングやK-1の様に、下半身も攻撃対象として認めたルールだと、
「点」と「点」の攻防でKOが出易くなります。


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