昨今 二酸化炭素の排出量削減の一環として世界的にEVの拡大を
推進している。
しかし、今後この流れは続くのだろうか?
この動きは、2020年代がピークとなり2030年代には落ち着くのではと思っている。
その理由としては、2030年代には合成燃料(E-FUEL)が実現する可能性が高いから。
合成燃料(E-FUEL)とはCO2(二酸化炭素)とH2(水素)を合成して製造される人工的な燃料
合成燃料をガソリンに5パーセント混ぜると、EV300万台分の二酸化炭素の排出を抑える事が
出来ると言われてるらしい。
合成燃料の量産化が実現すれば、今使っているガソリン車が利用でき尚且つ
二酸化炭素の排出も減らせる。
あとはコスト面でガソリンに近づけるかだと思う。
EVに話を戻すとマーケティングで顧客セグメント(イノベーター、アーリーアダプター、フォロワー)と分類が出来るが
イノベーター・・新しい商品 サービスに食いつきが早いが口コミを誘導しない層。5%くらい
アーリーアダプター・・新しい商品 サービスに比較的早く反応し、それを回りに教えて口コミを誘導する。 だいたい 15-20%
フォロワー・・・世の中の流れに追随する層 80%くらい
現時点でEV購入は、イノベーターとアーリーアダプターには行き渡ったのではと言われてる。
俺の感覚ではイノベーターとアーリーアダプターは比較的収入の高い層だと思う。
フォロワーと言われる庶民にEVが浸透するとは当分思えない。
中国の様に車のナンバーを取得する時、EVの方が格段に安いとか国が施策をしてるなら別として、
冷静に考えて非現実的。
別の観点からみると、EVシェアの高い国を挙げてみると
ノルウェー(93%) 2017年の平均年収 921万円
アイスランド(71%) 約770万円
スウェーデン(60%) 2023年時点で約5万5,041ドル(157円=1ドルで計算 約860万)
フィンランド(54%) 022年に5万5,680ドル(157円=1ドルで計算 約870万)
これを見れば一目瞭然 ある程度の収入がないと現時点でEVは購入できない。
昨今 中国製の安価なEVが出てるが それを鑑みても2020年代がEVのピークと見てもいいのでは
と思う。
皆さんはこのEVブームをどう思っていらっしゃるのでしょうか