いい女よりもいい男の数は少ない

男の恋愛ブログです。
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好きなら、彼を超えてみせて

2015-05-21 22:44:25 | 日記
一時期カルビーのコンソメチップスにハマって、お徳用のBIGサイズを何袋も部屋にストックしていた時期があった。今でもたまに食べたくなるくらい好きだが、あの頃は1日中食べていた。そして、いつしか飽きてきて、買わなくなってしまった。

嫌いになったワケではない。食卓に必ずあるものではないのだから、ポテトチップを食べなかった日の方が人生では多かったはずで、元の生活にただ戻っただけだ。好きで好きでどうしようもなったけど、嫌いになったワケではなく、普通の生活に戻った。まるで恋愛の話を書いているようだ。

結論だけ言えば、手に入らない男は諦めた方が良い。対人において0%という事はないにせよ、ルーレットをやっているワケではないのだから、70、80%くらい体感で行けそうとでも思えない限り手を出すべきではない。きっと上手くいかないだろうと思う。諦めるしかない恋もあるのだと知るのも人生だ。

では、諦める、とはどういうことなのか。「この手の男はまだまだいる」と確信を持つ事である。彼と同じ年代で彼くらいカッコ良くて優しくて、彼のような人がいいとして、そのような男は滅多にいないように思えるがこの世には大勢いると言う事だ。いるのだ実際に。しかも「好き」の範疇は意外と広く、彼がいいと口で言っていながら半年後には全然違う人に目がいっていたりするものだ。そう考えれば、むしろ「彼」に拘る理由が分からない。「他にもいい人がいるよ」などという気休めではなく、「彼」と同等もしくはそれ以上の男がゴロゴロいるのに縁がなかった「彼」をいつまでも追うなんてバカらしい。

ではどこにゴロゴロいるのか。答えはどこにでもいる。自分が途方もなくいい女であれば、何の用もなくカフェでくつろいでいるだけで、視線を独り占めできるだろう。出会いがそこかしこにあるとまでは言わないが、電車やジムで困った顔をしていれば誰かしら男が手を差し伸べてくれるだろう。自分も男だから男の事は手に取るように分かる。

だから何であれ、いい女になればよいのだ。仕事上でもプラスになるだろう。好きな彼を超える事で、それ相応の男が自分に注目する。失恋は胸がえぐられる痛みを伴うし、ツラくて苦しい日が続くだろう。それでも、そこで頑張っていい女になって出会えた男とは、失恋しなかったら決して出会えなかった男でもあるのだ。

秘密

2015-05-21 00:34:54 | 日記
2年程前だろうか、仲が良かった友人が引き籠りになり入院した。何の前触れもなかったと周囲は口にしていたが、異変の兆候はずっとあった。悩みがある事は間違いないので何度も聞いてはみたものの、口を閉ざしたままだった。「話したくない」と。

自分がショックだったのは、結局彼は最も仲が良かったオレではなく、そこまで仲が良くない相手に相談した事だった。信頼されてなかったのだと傷ついたが、後から重大過ぎてオレには話せない内容だと知った。そんな事があるのだろうか、と思う。借金だろうと恋愛だろう病気だろうと、まずは話を聞いてくれるのが友達ではないか。だったら何でも話してくれるはずだと。でも今だから思う。親友にだからこそ話せない事があるのだ。今までの全てを覆してしまう程の真実を打ち明けなければならないのであれば、違う人に相談したい。親友だけは失いたくないから。

隠し事をされると裏切られた気になるが、人は知らなくていい事を多く抱えて生きていると思う。悪いことでも何でもなくても、知らせない方がいい場合があるのだ。そういう意味で言えばtwitterやFacebookなどがいい例だろう。どこで誰と何をしていようと自由なはずなのに、自分が誘われていない事が無性に腹が立つ場合がある。自分に言った事と辻褄の合わない事が平気で書かれていたら面白くもない。それくらい世の中は雑音に満ち溢れている。だから自分の場合は好きな人のtwitterやFacebookだけは見ないようにしている。自分に話していない事は知らなくてもよい事なのだ。幸せはそこにはないと言い切れる。

2年前、相談されなかったことにショックを受けたが、知れば友情にヒビが入ったかもしれないと思うと、彼の配慮を感じる事も出来る。隠し事は嘘とは違う。本当に好きな人に対しては、他のどうでもいい人とは違い、あまりFacebookに書きたくなかったり、変な相談はできなかったりするものだ。表面的な事で判断する前に、なぜ彼はそう思うのか、なぜ彼はそう言ったのか、よく考えるべきだと思う。