今日も相棒小島名人とご一緒した。
数週間前に下見しておいた「М沢」の中流部に何か引かれるものがあったのだ。
林道の上から見渡せる場所で峪を覗くと穏やかな瀬の中に所々大きな岩が散らばって
その中をキラキラ輝く透明な流れがあった。
周りの木々は緑を取り戻し足元の山草も勢い成長して群生しているのが見て取れた。
ここのところ、岩魚ばかり釣っていてこの季節のヤマメを無性に釣りたい気持があった。
二年ほど前B川の出合いから下流部ではいいヤマメが釣れて通ったものだった。
この中流域まで滝や堰堤等遡上の障害物もなく巾広のピカピカ良型がバタバタと震えて
その時のように手元に取り込む光景を想像していた。
現場に到着すると駐車可能なカーブのスペースに車を止めてまずは二人腹ごしらえ
日曜日だと言うのに静かだ幸い辺りに釣人の車らしきは無かった。
今日の天気は快晴、早朝の青空が広がりかけていた。
「お先に」ぼくは釣仕度を終えて相棒より一足先渓に向かった。
急勾配ではあるが足元を確保しながら慎重に灌木の枝につかまりながら降り立つ事が出来た。
まずは少々減水ながらいい感じの上流のポイント落ち込みを眼で追った。
ところが勿論そう深い峪では無いのだけれど何か辺りが何時もと違う暗い湿った峪際だと感じてしまった。
日光を受ける前のブッシュを降りてきたからなのだと思いつつ辺りを見渡して
「あっ!」と眼の前の光景が一瞬後ずさりするほど飛び込んできた。
黒々ととした大量の濃緑色の固まりが草を薙ぎ倒した一辺にあった。
「熊の糞だ。」咄嗟に理解した。今朝のものでもないようだがそう古いものでもなさそう・・。
丁度降りてきた相棒に指さし示しながら辺りを見渡した。
急に辺りに獣の臭いと雰囲気を感じてしまった。
数メートル先には食い散らかした様な山菜の残骸が倒された一畳ほどの草の一部に残っていた。
二人で「これが熊の寝床か?・・・。」
今朝の車中、先日の「羽越本線で熊と列車が衝突のラジオのニュース」を相棒に話した矢先だった。
ここは距離からしてもそう離れていない渓である。
いきなり「パン!パン!パン!」相棒がピストルを鳴らした。
ピストルといっても競技用のおもちゃ。
少々音は小さかったが威嚇の効果で二人落ち着いた気持になったのだった。
「違う場所に移動しますか?」
どちらともなく同感であった。
これはおまけその後のN川上、中流部。
http://ヤマメ屋」飯原酒店のホームページはこちら →
http://www.office-web.jp/yamame-iihara/shop/
数週間前に下見しておいた「М沢」の中流部に何か引かれるものがあったのだ。
林道の上から見渡せる場所で峪を覗くと穏やかな瀬の中に所々大きな岩が散らばって
その中をキラキラ輝く透明な流れがあった。
周りの木々は緑を取り戻し足元の山草も勢い成長して群生しているのが見て取れた。
ここのところ、岩魚ばかり釣っていてこの季節のヤマメを無性に釣りたい気持があった。
二年ほど前B川の出合いから下流部ではいいヤマメが釣れて通ったものだった。
この中流域まで滝や堰堤等遡上の障害物もなく巾広のピカピカ良型がバタバタと震えて
その時のように手元に取り込む光景を想像していた。
現場に到着すると駐車可能なカーブのスペースに車を止めてまずは二人腹ごしらえ
日曜日だと言うのに静かだ幸い辺りに釣人の車らしきは無かった。
今日の天気は快晴、早朝の青空が広がりかけていた。
「お先に」ぼくは釣仕度を終えて相棒より一足先渓に向かった。
急勾配ではあるが足元を確保しながら慎重に灌木の枝につかまりながら降り立つ事が出来た。
まずは少々減水ながらいい感じの上流のポイント落ち込みを眼で追った。
ところが勿論そう深い峪では無いのだけれど何か辺りが何時もと違う暗い湿った峪際だと感じてしまった。
日光を受ける前のブッシュを降りてきたからなのだと思いつつ辺りを見渡して
「あっ!」と眼の前の光景が一瞬後ずさりするほど飛び込んできた。
黒々ととした大量の濃緑色の固まりが草を薙ぎ倒した一辺にあった。
「熊の糞だ。」咄嗟に理解した。今朝のものでもないようだがそう古いものでもなさそう・・。
丁度降りてきた相棒に指さし示しながら辺りを見渡した。
急に辺りに獣の臭いと雰囲気を感じてしまった。
数メートル先には食い散らかした様な山菜の残骸が倒された一畳ほどの草の一部に残っていた。
二人で「これが熊の寝床か?・・・。」
今朝の車中、先日の「羽越本線で熊と列車が衝突のラジオのニュース」を相棒に話した矢先だった。
ここは距離からしてもそう離れていない渓である。
いきなり「パン!パン!パン!」相棒がピストルを鳴らした。
ピストルといっても競技用のおもちゃ。
少々音は小さかったが威嚇の効果で二人落ち着いた気持になったのだった。
「違う場所に移動しますか?」
どちらともなく同感であった。
これはおまけその後のN川上、中流部。
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