早春のヤマメ桜の咲くころサクラマス盛夏は鮎深山幽谷岩魚

「岩魚・山女魚・鮎・近年はサクラマス・三面川鮭・それに美味しい新潟地酒大好き紹介します。」新潟から・・・

釧路からの釣人佐野さん。

2013-06-11 19:20:36 | 日記
こしじ水とみどりの会助成基金事業の一環「第二回親魚釣獲調査」が常浪川支流群で行われた。
今回は八名の参加で向の島公園5時集合、全員時間どうり渓割り機材分配後出発した。

小生は新潟の渓流は始めての佐野さんと一緒だった。
佐野さんとは小店のお客様で札幌釧路の釣師(ルアーマン)田中さんの紹介で
こちら新潟へ転勤の折「一人お引き受け引き回しのこと飯原さんにお願いしたい。」
とのメールを頂いていた。
数日前に始めて連絡お会いしたのだがお互い釣りの話で直ぐに意気投合
本日の釣行になった次第だった。

目的地は何回か入渓経験のある0沢。今日は青空が広がり始めた快晴、新緑、透明な渓水だ。
幸い先行者の車は無かったが降り口に多分昨日のものとおぼしき跡がいくつも見られた。
それでも釣始めて直ぐに小生にいい型が掛かって先行の佐野さんが見ている前でばらしたり。
ポイントの連続で佐野さんにも岩魚が釣れたりそれなりに楽しい時間が持てたのだった。
去年は何匹も出た大場所ではやはり釣られた後だったらしくあたりは無かった。
通らずの手前の大岩を撒くと大雪渓が立ちはだかり下の大淵を未だ埋め尽くしていた。
ここで納竿、お昼にした。

釧路のダイナミックな釣りから何かちまちまとした渓流と岩魚。
佐野さんは楽しんでいただけただろうか?・・・どう思っていただいたのだろうか?。

あっそれにこのキチガイ集団も・・・。

ヤマメ屋」飯原酒店のホームページはこちら →

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熊の糞

2013-06-03 19:39:26 | 日記
今日も相棒小島名人とご一緒した。
数週間前に下見しておいた「М沢」の中流部に何か引かれるものがあったのだ。
林道の上から見渡せる場所で峪を覗くと穏やかな瀬の中に所々大きな岩が散らばって
その中をキラキラ輝く透明な流れがあった。
周りの木々は緑を取り戻し足元の山草も勢い成長して群生しているのが見て取れた。
ここのところ、岩魚ばかり釣っていてこの季節のヤマメを無性に釣りたい気持があった。
二年ほど前B川の出合いから下流部ではいいヤマメが釣れて通ったものだった。
この中流域まで滝や堰堤等遡上の障害物もなく巾広のピカピカ良型がバタバタと震えて
その時のように手元に取り込む光景を想像していた。

現場に到着すると駐車可能なカーブのスペースに車を止めてまずは二人腹ごしらえ
日曜日だと言うのに静かだ幸い辺りに釣人の車らしきは無かった。
今日の天気は快晴、早朝の青空が広がりかけていた。
「お先に」ぼくは釣仕度を終えて相棒より一足先渓に向かった。
急勾配ではあるが足元を確保しながら慎重に灌木の枝につかまりながら降り立つ事が出来た。
まずは少々減水ながらいい感じの上流のポイント落ち込みを眼で追った。
ところが勿論そう深い峪では無いのだけれど何か辺りが何時もと違う暗い湿った峪際だと感じてしまった。
日光を受ける前のブッシュを降りてきたからなのだと思いつつ辺りを見渡して
「あっ!」と眼の前の光景が一瞬後ずさりするほど飛び込んできた。
黒々ととした大量の濃緑色の固まりが草を薙ぎ倒した一辺にあった。
「熊の糞だ。」咄嗟に理解した。今朝のものでもないようだがそう古いものでもなさそう・・。
丁度降りてきた相棒に指さし示しながら辺りを見渡した。
急に辺りに獣の臭いと雰囲気を感じてしまった。
数メートル先には食い散らかした様な山菜の残骸が倒された一畳ほどの草の一部に残っていた。
二人で「これが熊の寝床か?・・・。」
今朝の車中、先日の「羽越本線で熊と列車が衝突のラジオのニュース」を相棒に話した矢先だった。
ここは距離からしてもそう離れていない渓である。

いきなり「パン!パン!パン!」相棒がピストルを鳴らした。
ピストルといっても競技用のおもちゃ。
少々音は小さかったが威嚇の効果で二人落ち着いた気持になったのだった。
「違う場所に移動しますか?」
どちらともなく同感であった。



これはおまけその後のN川上、中流部。

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