5基目?の最終堰堤を越えると林道も渓の中に消滅した。
ここで伊藤氏を待たせて一人探索に上流を目指した。
水量は相当太いものの幾分開けたゴーローが続いている。
岩肌が泥岩質なのか底石のよごれがあまり気持ちのいいものではない。
今まで入渓した阿賀水系、常浪支流、渓相美が素晴らしかっただけに。
渓流の位置する方角のせいなのだろうか?。
気を付けながら注意深く登っていくと思いがけなくいきなり足元から黒い
「イワナ」が2尾走るのが見て取れた。
下で釣り上げたと同寸位。よくもこのような過酷の条件で生き延びていたものである。
釣り人として嬉しくなった。
おそらく下から人の手で移入されたものに違いないが?。
それとも堰堤構築前から代々住みついていた末裔かもしれない。
イワナの生命力をもってすればあり得ない事でもないと思った。
現に遡行途中の林道も川の様に雪代があふれて流れている。
あの三段滝も雪代の季節には何らかの条件で上流目指して行き来していたのではないだろうか。
ロマンは拡がる。
それから直ぐに落差の続くゴーローが二股に分かれて
左岸から45度に入り込む支流は急に大きく高度を上げて残雪の岩間に消えていた。
おぼしき本流も雪渓に埋もれて遥か見渡す先に一筋の白糸の滝が見えた。
ここまでにしょう。峪は眩しく明るいのだが何か悲しく淋しくやりきれなかった。
最終堰堤から程いくらも無い源頭。
あの永遠のイワナ達はどうやってこれまで・・・。
伊藤氏の待つ林道終点まで折り返し歩を急いだ。
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渓流協の斉藤ひでちゃん です^^v
トトラテと言う名前でブログやってます。
飯原さんもブログやっていたんですね^^
時間が合えば、また釣りご一緒しましょう^^
あたしのブログにも遊びに来てください^^v
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それでは、また