早春のヤマメ桜の咲くころサクラマス盛夏は鮎深山幽谷岩魚

「岩魚・山女魚・鮎・近年はサクラマス・三面川鮭・それに美味しい新潟地酒大好き紹介します。」新潟から・・・

40センチの大岩魚が釣れた。?

2011-09-29 22:00:21 | 渓流釣り
小島さんとI川を攻めたのは日曜日。
何と前日の土曜日に我が岩魚保存会の奈良会長と金子さんが
ひと足先にI川へ入渓したとの話を聞いた。
それによるとヤマメはぼちぼち、ところが金子さんが50オーバーの岩魚を掛けたがやり取りの末やはりバラシたとのこと。
そしてまた翌日(日曜日)金子さんは同ポイントへ再度挑戦して50オーバーは出なかったが
40センチの大岩魚を見事釣り上げたそうである。
もしかして小生のハリス切れの超大岩魚と同じやつだったのではないか?と想像した。
いくら増水のあととはいえ、小渓であのクラスそう何匹もいるものでは無い。
状況が知りたくて夜9時頃、金子さんに電話を入れた。
入浴中で折り返し電話があった。
「04の仕掛けでもう少しでタモに取り込めるところでした。」
「残念ながら錘の結び目から切れました。」
「でかい岩魚でした。50はありました。」残念そうな声が受話器のむこうから聞こえた。
「場所は土曜日は増水で濁りがあり沢に入りました。」・・・。
小生のバラシたのは本流で勿論まるっきり違うポイントなのだ。
嬉しくなった。さすがI川50クラスも未だ相当数いるのだ。
それにしても金子さん新潟から高速飛ばして1時間半。
翌日また40センチ大岩魚とはさすがである。


禁漁まで二日、
来年の楽しみが又一つ出来た。













逃がした魚は大きい。

2011-09-27 16:13:09 | 渓流釣り

25日のI川釣行で超大物を釣り損ねてしまいました。
というよりも何もしないで一方的にハリス切れでした。
片側が斜面で両岸から大きな木が覆いかぶさった日陰のプールでした。
左岸に大きな木の根っこが張り出してそこを撒いて上流に降りると、早い流れが丁度対岸に
深淵を形成してゆっくりと掛け上がるそんなポイントでした。
6.4の硬調、06の通しでこの日は水量が大きかったので4B錘、
8号のヤマメ針に太めのキジ仕掛け。
何回か上流より底を流して竿いっぱいまで今撒いた木に根っこの抉れた下に餌を送り込んだ時に
小さなあたりがきました。
合わせるとさいわいそのまま竿の先を絞って上流にゆっくりと走りだしました。
底を這ったまま淵の対岸中央まで来て目印が止まりました。
この時はこれまでの魚の感覚と全然違ってました。
「50オーバー」そんな思いが過りました。
06で取り込む場所を探しましたが引きずり上げるような所はありません。
下流へ走られたらひとたまりもないと思いながら
でもやりとりさえすれば何とかなりそうな大きさの淵でした。
一緒の小島さんが側にいれば又展開が違っていたかも知れません。
竿先を絞り込んだまま大物の感覚が伝わってきました。
そうこうしてるうちにその超大物が首を二三度振り出しフッと感覚がなくなってしまいました。
何とも呆気ない幕切れでした。
ただただ残念で切れた仕掛けを手に水面を眺めていました。
たぶん岩魚でしょう。
サクラもいる渓なのですがあのゆっくりの走り方はやはり岩魚だと思いました。

逃がした魚は大きい。

・・・この話、後日談が・・・。













小島さんと今年最後の渓流釣り。

2011-09-25 19:23:55 | 渓流釣り
今年最後の渓流釣り。山形のI川を釣行しました。
素晴らしい秋晴れ、山並みは未だ一面深緑でした。
相棒は小島さん、ビックを担いでいるのですが、
どうも今日は「ヤマメ」を持ち帰らないと決めているようでした。
入渓地点より小気味良いヤマメのあたりの連続ですが全て優しくリリースしていました。

横目で小生は「ヤマメ田楽」を作りたくこっそり一匹持ち帰る事にしました。
「ヤマメ田楽」とは味噌、砂糖、みりんを合わせ火にかけ甘味噌に練り上げたものに
素焼きで焼き上げたヤマメにぬり込んでさんしょの葉を刻んで飾り付け頂く。

実は先日鮎で「鮎田楽」を頂きました。それはそれは大変美味美味でした!。
日本酒との相性がもってこいで焼きからした鮎に甘味噌がしっとりとからみ時間がたつほど
味わい深くなりました。それでグラスが何回も傾いてしまいました。
この時は吟醸の冷酒でしたが 多分本醸造酒の燗酒がより美味しいと思いました。

(越乃寒梅白、久保田百寿、八海山、鶴の友、美の川いずれも淡麗にして辛口、燗酒には
最適の逸品です。)

そしてその時、呑むほどに少々鮎の腹の苦みが気になり出しました。
塩焼きではそんなことは今までなかった事なのですが?。
甘味噌がせっかくの香り高い鮎の苦みを増幅していたのだと思います。
そこでヤマメ「ヤマメ田楽」となったわけです。・・・。

今年の渓流賛歌、フィナーレがなりました。
小島さん今年もお付き合い大変有難うございました。
来シーズンも宜しくお願い申し上げます。
 
ヤマメ田楽

I川雑感・・・ハヤが相当上流まで増えてきました。早瀬にもハヤのあたり。
来年、「ハヤ田楽」挑戦。






純米大吟醸 得月

2011-09-23 20:36:29 | 渓流釣り
一年に一回の純米大吟醸「得月」が先日入荷しました。
「雪の精」を28%まで真珠のように磨いて醸した純米大吟醸酒です。
中秋の名月のような、豊かな味わいの優しいお酒です。

「得月」の入荷する頃はもう渓流釣り禁漁間近です。
野原にはすすきの穂がなびきいつの間にか肌をなでる風も秋めいてきました。
今年の小生の渓流賛歌も25日でフィナーレを迎えます。

25日は釣り友小島氏と山形I川へ釣行予定です。
ここ数年の行事になってしまいました。
想えば去年I川で奇異な体験をしました。
小島さんが最終堰堤の手前で超大物を釣り上げました。
ニジマスの素晴らしい50センチオーバーでした。
小島さんには初めての超大物でした。
大事に獲物を大ビニールの袋に詰め込み又釣り上がりました。
ところがそのビニール袋が忽然と消えたのです。
消えてしまったのです。
二人で必死にその渓中捜しましたが結局見つかりませんでした。
写真も撮らず現物も無いまま幻の超大物となってしまいました。
小島さんは家族にも信じてもらえず悔しい思いを今回に掛けている事でしょう。

まあ何はともあれ楽しい釣行でありますように・・・。
「得月」で乾杯!






新潟コシヒカリ新米入荷!!

2011-09-22 08:25:36 | 渓流釣り
今日、新潟産コシヒカリの新米が入荷しました。
報道によりますと新潟県産の米、全て放射性物質が検出されず生産者、
消費者もひと安心、本当に良かったです。
新潟は米どころ、酒米もなにかあれば勿論酒造りにも大きな影響を及ぼします。
私ども新潟地酒に携わる者、安堵の気持でいっぱいです。
酒蔵も最高の酒造りに燃えている事でしょう。

酒造り一杜氏、一生で酒仕込みいいとこ30回程しかありません。
30歳で覚えても60歳まで一年に一回たった30回です。
失敗は許されません精魂込めて酒を仕込むのです。
旨く無い訳はありません。
その蔵の個性は味にそのものです。
新潟は蔵の数100社足らず、それぞれ最高の個性の表現がその蔵の
酒の味わいなのです。
もうすぐ新酒、フレシュで香り高い地酒楽しみです。

ところでこの25日(日)
最後の渓流釣り約束しました。
釣り友と毎年のI川を釣行します。
これから美味地酒の季節を迎えます。
渓魚(ヤマメ・岩魚)は産卵を控え錆びて
不味、多くは慎みたいものです。



台風被害お見舞い申し上げます。

2011-09-21 12:46:05 | 渓流釣り
こちら新潟市も一日中強風と横殴りの雨でした。
近くを流れる信濃川は相当水位が上がって赤茶色に流れていました。
今夜、最接近ということで家の周り店のビールの空箱など整理しました。
テレビでなるべく不要な外出を避ける様呼びかけておりました。
被害にあわれた地域の方々お見舞い申し上げます。

勿論こんな日は来店されるお客さまも少ないです。
ところがかみさんは「グッチ」とかの公演で友達といそいそ出かけて行きました。
三代目の息子は酒屋の会合で集まりだそうです。
実は10月23日(日)新潟・ホテル イタリア軒で「にいがた文化と久保田を楽しむ会」を
新潟久保田会の若者たちで企画立案打ち合わせとのこと。
   ~古町花街の「芸」と「粋」ともてなしの心~
新潟地区久保田会が中心となり、新潟の古き良き伝統に触れるとともに日本酒「久保田」を
お楽しみ頂ける会を企画いたしました。古町芸妓さんによる踊りを見ながら、最高のお酒と
最高のお料理を・・・とある。
会費:お一人様 7000円 だそうである。

10月は鮎も渓流も禁漁、美味しい酒もいいなあ。



若い清水君の連休鮎釣り

2011-09-20 17:59:00 | 渓流釣り
息子の様な若い清水君から電話があった。
「この連休富山へ行ってきました。」
勿論鮎釣りの事である。
富山には神通川や庄川など有名ないい川がある。
「いやあ、地元の人はあんまり鮎釣りやらないようですね」
「土地の人に聞いて紹介された小さな川に入ったら凄いです。」
「うじゃうじゃ釣れて初日は90匹以上釣りました。型は18から20センチで・・・。」
釣っている時の楽しそうな彼の状況が目に浮かんだ。
遊魚券の販売所もなく勿論おとり鮎も売ってないそうで
「鮎ルアーで一発に来ました。」
数もさることながら鮎が純粋なのだろう。
「きれいな川で釣り人ははるか遠く数えるしかいませんでした。」
羨ましいかぎりの話だ。

今年一日釣って30が2回、型はいいが最高に面白かった。
でもこういう釣りもやってみたい。
鮎釣り2年生の同年代川端氏にも教えたい.  
驚いて「来年は必ず行きましょう。」と言うだろう。
川に立ちこむ3人の釣り姿を想像した。
うっ?川の名前は聞いたが余りの凄まじさに忘れてしまった。

今日鮎を届けに小店にみえるという。
それとなくもう一度尋ねるつもりだ。


お隣山形のO川へ鮎釣りに行ってきました。

2011-09-19 18:56:30 | 渓流釣り
O川への鮎釣りは今日で四回目。
鮎の型がいいのと環境がよく土地の人(遊魚券販売のオヤジさん)も気持ちがいい。
こんなにいい川なのに不思議と釣り人が少ない。平日はひとりも会わないことも・・・。
ゴミなど勿論無く渓流で鮎釣りというほどクリスタルな輝きの清流でおとりを泳がす。
心の中まで洗われる感じだ。

今日は昨日とはうって変わって肌寒いほど。
鮎釣りも終盤。オスは少々肌が黒ずみざらついてきたが・・・。今日一番の追いを見せたのは
瀬の石周りでおよがせにきた。目印が1メートルも飛んでなかなか水面に姿を現さなかった。
今年何回も見切れでばらしたり、ハリス切れだったりしたので慎重な対応でつまみ糸をつかんで
取り込んだ。24センチの片手で掴めないような立派なメスだった。

秋は山並みが黒むのが早い。一人で川の真ん中で立ちこんでいると何か瀬音が淋しい。
追いも遠のいた「さあ帰ろう。」
急に暖かい手料理と日本酒で一杯やりたくなった。

「千寿・久保田」、ぬる燗が好きだ。





やっぱり釣りは朝早いほうがいい。

2011-09-18 20:26:01 | 渓流釣り
愛犬「パラ」の散歩を済ませて9時出発。
入渓地点到着、車が一台。中を覗くとやはり釣り人らしい。
見通せる場所で「鮎師」が一人長竿を構えているのが見えた。
今日は上流堰堤を撒いての「ヤマメ」狙いだからと仕度後入渓。
水量は極端に少ないこの辺は昨日降雨が無かったようだ。 
さてと仕掛けをつなぐと足元に真新しい足跡がくっきり上流に・・・。
先月の水害で阿賀水系このあたりかなりの大水と被害を報じていた。
まさかと思ったが小生の様な釣り人も確かにいるものだ。

深瀬、落ち込み、木陰のブッシュ下を主に釣り始めた。
何回かあたりがあって釣れてきたのは今年の「木葉ヤマメ」。
ここぞという流木の下からやっと「18センチ程の岩魚」が出た。
白い岩肌に染まったスラリとした綺麗な岩魚だ。
暫くして明るい二段に続く瀬のポイント。
一投目から素晴らしいあたりで水中で銀色に輝くヤマメ?が掛かった。
大きさの割に凄い引きに道糸03通しだから無理に引き抜かず
楽しみながら下流の砂場まで誘導引き上げると何んと?。
「鮎」18センチ程の立派な鮎が釣れてきた。
あの5メートル2段の堰堤をどうやって越えてきたのだろうか?
ここまで放流の話は聞いたことが無い。
一人瀬音に掻き消され考えていた・・・。
それから木葉の連続で竿をたたんだ。

今日渓流釣り釣果「18センチ鮎1匹」
でも充実したいい一日だった。

充実した新潟地酒
「八海山 特別純米原酒・生詰」
1.8L 3150円
これは旨い。














明日は日曜日、たまにはヤマメでも釣りたいな。

2011-09-17 18:32:55 | 渓流釣り
ここ一月鮎ばっかり追っていた。
渓流禁漁まで半月足らず無性に「ヤマメ」「イワナ」に会いたくなった。
明日は日曜日、近くの渓流を目指そうか?。
阿賀水系の支流S川あたりに想いを巡らす。
今年6月上流部でいい岩魚が何匹も出たし、
その後も下流域でヤマメでいい思いをしたのだった。

今日少量の降雨があったから魚の活性もあがったと思う。
ヤマメの塩焼きでワイングラスに注いだ「越乃寒梅・無垢」で一杯。
グラスが曇るほど冷やした一杯。
絶妙のマッチング!!。

急ぐことは無い。
朝、愛犬の散歩を済ませてのゆっくりの出発としょう。