夜回り先生こと水谷修先生の講演に
10月1日行って来ました。
レポートを書きたいのですが、あいにく
時間がありません。
また、伝えたいことはたくさんありますが、
聞いて間もないので、記憶が濃すぎて、
かいつまんで話すことができません。
週末にはレポートを書きます。
---
リアル水谷先生を見て、表面的なことばかりですが、
印象に残ったことだけ、素早く書いておきます。
1.水谷先生はテレビで見るよりも、素の表情は厳しいこと
(入場から講師紹介の間、椅子に座っているときは
すごい表情でした。文字通り「凄み」がある。)
2.登壇する時も、マイクの前に立つ時も、
講師紹介を受ける時も、とても礼儀正しく
腰を90度近く折り曲げてお辞儀をしていたこと、
3.学校の先生だからか、話はとてもうまく
(もちろんいい意味で)ぐいぐい引き込まれること
1時間半、まったく飽きさせません。
4.聴衆の年齢層に合わせた話題と、涙の出る話だけでなく、
会場を笑わせる話と、緩急つけた話し方で、
引き込まれます。
5.素の表情、厳しい話をするときの表情は厳しいが、
子ども達に対して語りかける時は、すごくやさしいこと
6.講演後に著書を買ってくれた人全員にサインを
してくださったのですが、次の新潟市での講演が
迫っているにも関わらず、すべての本にものすごい
速さで書いてくれていました。
時間がないから何人までとか、この列までとか
言うことなく、すべての本にサインしていました。
まじめに、一人ひとりに向き合おうとする姿勢が
ここからも感じられました。
---
川上も著書「あした笑顔になあれ」の中に
「いいんだよ」の言葉とともにサインしていただきました。
(冒頭の写真)
「いいんだよ」の短い言葉の中に、水谷先生の
子ども達を思う大きな気持ちと、スタート地点が
端的に表れています。
水谷先生の願いは、
ただでさえストレスの多い子ども達をさらに
追いつめている大人達(もちろん川上も含めて)が、
今一番手っ取り早くできること、それは「夜回り」ではなく、
身近にいる子ども達に対して、そっとそばにいて、
「いいんだよ」って、今までのこと、その子自身を
全部無条件に受け入れてあげてほしいということ。
そして、大人達は、子ども達のそばで、やさしい、
あったかい、美しい言葉を一つでも多く子ども達に
かけ続けてほしい。
それが、水谷先生の願いです。
---
しかし、しかし、ただこれだけのことが、
簡単でありながら、いかに難しいことか、
川上は帰ってきてすぐに感じました。
娘を保育園の日曜保育に預けて行ったのですが、
迎えに行って、家に戻って、やっぱり数分で
厳しい言葉の方が先に出てしまいます。
あったかい、やさしい、美しい言葉……
自分に言い聞かせますが、なかなか反省してみると
厳しい言葉と誉める言葉とどちらが多いかふり返ると、
誉める言葉は出にくいのです。
日々、自らに言い聞かせ続けなければいけないと
感じたのでした。
---
最後に一つ、ショックな話。
今の子ども達の現実をわかっていないのは
大人だけなんだとあらためて感じました。
自分も子ども達に携わる仕事をしていますが、
なんにもわかっていないんだと感じました。
それは、ドラッグとリストカットのこと。
川上は、地方都市である長岡には、ドラッグも
リストカットも無縁だと思っていました。
しかし、リストカットについては、かつては
新潟県はワーストに入る地域であったそうです。
それが、2年前の中越地震のおかげで、地域との
結びつき・助け合い・手伝い合う中で減少したそうです。
ドラッグについては、長岡市内のすべての高校の
生徒から、水谷先生の元にメールや電話での
相談が来ているそうです。
これまでに水谷先生の元に届いている25万件という
膨大なメールがこの根拠になっているのですから、
恐らく間違いないのだと思います。
ショックでした。
会場に来ている中高校生に向かって、
「友人や知り合いから、○○さんがドラッグを持ってるとか、
やっているって聞いたことのある子は手を挙げてご覧」
と問いかけると、手を挙げた人は、複数でした。
会場に来ていた高校生の数からすると、確率は非常に
高いのでした。
「これが現実です。知らないのは、親と先生と警察、
つまり大人だけです。」と言われました。
このドラッグの話には、会場にいた大人全員が
血の気が引いたことと思います。
川上も一瞬寒気を覚えました。
ショックでした。
詳しいレポートは後日。
---
Change!! IKUEI!!
by 川上
10月1日行って来ました。
レポートを書きたいのですが、あいにく
時間がありません。
また、伝えたいことはたくさんありますが、
聞いて間もないので、記憶が濃すぎて、
かいつまんで話すことができません。
週末にはレポートを書きます。
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リアル水谷先生を見て、表面的なことばかりですが、
印象に残ったことだけ、素早く書いておきます。
1.水谷先生はテレビで見るよりも、素の表情は厳しいこと
(入場から講師紹介の間、椅子に座っているときは
すごい表情でした。文字通り「凄み」がある。)
2.登壇する時も、マイクの前に立つ時も、
講師紹介を受ける時も、とても礼儀正しく
腰を90度近く折り曲げてお辞儀をしていたこと、
3.学校の先生だからか、話はとてもうまく
(もちろんいい意味で)ぐいぐい引き込まれること
1時間半、まったく飽きさせません。
4.聴衆の年齢層に合わせた話題と、涙の出る話だけでなく、
会場を笑わせる話と、緩急つけた話し方で、
引き込まれます。
5.素の表情、厳しい話をするときの表情は厳しいが、
子ども達に対して語りかける時は、すごくやさしいこと
6.講演後に著書を買ってくれた人全員にサインを
してくださったのですが、次の新潟市での講演が
迫っているにも関わらず、すべての本にものすごい
速さで書いてくれていました。
時間がないから何人までとか、この列までとか
言うことなく、すべての本にサインしていました。
まじめに、一人ひとりに向き合おうとする姿勢が
ここからも感じられました。
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川上も著書「あした笑顔になあれ」の中に
「いいんだよ」の言葉とともにサインしていただきました。
(冒頭の写真)
「いいんだよ」の短い言葉の中に、水谷先生の
子ども達を思う大きな気持ちと、スタート地点が
端的に表れています。
水谷先生の願いは、
ただでさえストレスの多い子ども達をさらに
追いつめている大人達(もちろん川上も含めて)が、
今一番手っ取り早くできること、それは「夜回り」ではなく、
身近にいる子ども達に対して、そっとそばにいて、
「いいんだよ」って、今までのこと、その子自身を
全部無条件に受け入れてあげてほしいということ。
そして、大人達は、子ども達のそばで、やさしい、
あったかい、美しい言葉を一つでも多く子ども達に
かけ続けてほしい。
それが、水谷先生の願いです。
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しかし、しかし、ただこれだけのことが、
簡単でありながら、いかに難しいことか、
川上は帰ってきてすぐに感じました。
娘を保育園の日曜保育に預けて行ったのですが、
迎えに行って、家に戻って、やっぱり数分で
厳しい言葉の方が先に出てしまいます。
あったかい、やさしい、美しい言葉……
自分に言い聞かせますが、なかなか反省してみると
厳しい言葉と誉める言葉とどちらが多いかふり返ると、
誉める言葉は出にくいのです。
日々、自らに言い聞かせ続けなければいけないと
感じたのでした。
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最後に一つ、ショックな話。
今の子ども達の現実をわかっていないのは
大人だけなんだとあらためて感じました。
自分も子ども達に携わる仕事をしていますが、
なんにもわかっていないんだと感じました。
それは、ドラッグとリストカットのこと。
川上は、地方都市である長岡には、ドラッグも
リストカットも無縁だと思っていました。
しかし、リストカットについては、かつては
新潟県はワーストに入る地域であったそうです。
それが、2年前の中越地震のおかげで、地域との
結びつき・助け合い・手伝い合う中で減少したそうです。
ドラッグについては、長岡市内のすべての高校の
生徒から、水谷先生の元にメールや電話での
相談が来ているそうです。
これまでに水谷先生の元に届いている25万件という
膨大なメールがこの根拠になっているのですから、
恐らく間違いないのだと思います。
ショックでした。
会場に来ている中高校生に向かって、
「友人や知り合いから、○○さんがドラッグを持ってるとか、
やっているって聞いたことのある子は手を挙げてご覧」
と問いかけると、手を挙げた人は、複数でした。
会場に来ていた高校生の数からすると、確率は非常に
高いのでした。
「これが現実です。知らないのは、親と先生と警察、
つまり大人だけです。」と言われました。
このドラッグの話には、会場にいた大人全員が
血の気が引いたことと思います。
川上も一瞬寒気を覚えました。
ショックでした。
詳しいレポートは後日。
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Change!! IKUEI!!
by 川上