えぇ、ついにハロウィンですから。
やっちゃいました。
牛乳パックの巨大カボチャです。
え?柿?みかん?
……カボチャです。
---
(↑ 希望が丘保育園作品展前日の飾り付けにて)
昨日の希望が丘保育園の作品展には大勢の
皆様よりご来場いただき、ハロウィンの世界を
ご覧いただきました。
そして、たくさん子ども達の作品にお褒めの
言葉をいただきました。
心から御礼申し上げます。
---
今回のテーマは、ずばり「ハロウィン」。
日本ではまだ市民権があるようなないような
それこそ「微妙」なポジションにあると言っていい
イベントです。
「なんだか『トリックオアトリート』っていうと
お菓子くれるお祭りだよね?」
のような。
やる側も見る側も、初めて同志のような、
なんともぎこちない世界なのですねぇ。(笑
でもそこはそれ、あまり難しく考えずに楽しいところを
しっかりいただいて真似しちゃおうということで、
思い切ってやってみるってのが一番ですので、
育英センターでも挑戦してみたのでした。
子ども達の心には、どう映るのかと思いましたが、
カボチャちょうちんの彫刻といい、オバケやコウモリ、
魔女、モンスターなど、本来不吉であったり、
怖いものであったりするものを楽しんじゃおうという
部分もあり、「怖いもの見たさ」と未知の世界への
憧れからか、かなりの食い付き具合だと感じました。
---
今回の作品作りですが、ハロウィンの世界にしようと
いうのがまず先にありましたが、カボチャちょうちん以外には
何をやったらいいのか、作ったらいいのか、川上もほとんど
わかりませんでした。(笑
で、まずは向こうの人達のハロウィンの世界を見てみようと
ティムバートンの映画を見たのです。
もう10数年前の映画なのですね。
「ナイトメアビフォアクリスマス」をみんなで繰り返し見ました。
この作品は、ティムバートンの真骨頂とも言っていい
映画です。つまり、もう相当狂っています。(失礼)
「怖い」と「可愛い」、「面白い」が「怖い」、
「楽しい」けど「気持ち悪い」、「怖い」が「へんてこりん」……。
映画を見ながら、いろんな感情が子ども達の気持ちを
揺さぶるのです。
最高に面白く、大人が思っている以上に、
ティムバートンの狙った通りの面白さを
子ども達はストレートに理解し、感じていたようです。
さて、映画の中では「ハロウィンタウン」の住人=ジャックが
初めて目にした「クリスマス」の世界を、ハロウィンタウンの
みんなに伝え、真似をしてみるのですが、なかなか思う通りの
ものができません。すごくおかしいのです。
が、ふと気付くと、これは、まさしくわたし達がやろうと
している、「ハロウィン」の世界を作ろうということに
まったくかぶっている=似ているのです。
日本人が真似するハロウィンって、外国の人から見ると
こんな風にジャックの真似するクリスマスみたいに
見えるのかもしれないね、って。
いいセン行ってるんだけど、やっぱりちょっと
マネゴトであるには違いなく、一歩引いて端から見ると
どこか変かもしれないよね、っていう感じがまるで同じです。
異文化を他の文化圏にある人が、「カタチ」、「見た目」から
入っていって真似するってことがこんなにもヘンテコな結果に
なるっていうところをうまくついています。
きっとわたし達日本人が真似するハロウィンも
こういう風に向こうの外国の人には見えるんですよね。(笑
---
それから、「じゃぁ、アメリカの人やヨーロッパの人達は、
ハロウィンで一体何をしてるんだろう?」って疑問が
湧いてきて、こんなのもハロウィン的だろうか?とか、
こんな飾りはハロウィンにありなのか?
ハロウィンのイメージに合うのか?
という試行錯誤の連続でした。
そのためだけに、新潟の紀伊国屋書店に行って、
洋書コーナーでハロウィン関係の本をあさったり、
ティムバートンの絵の入った本を探したりもしました。
おかげで、川上自身もとてもいい勉強になりました。
---
そんな苦労があったことはまったく関係なくとも、
オレンジのカボチャとオバケとお菓子とモンスターと
コウモリとそれからそれからいろいろな怖いけど
可愛いけど気持ち悪いけど楽しそうなハロウィンの
世界は、見てくださった人には楽しく見えるようです。
楽しんでいただければ、幸いです。
ちなみに、子ども達は今回全員が必ずカッターを持って
カボチャのランタン作りと、紙の切り絵に挑戦して
もらいましたが、誰一人カッターナイフで指を切ることもなく、
完成することができました。
この点も制作側としては、今回の重大なねらいでした。
安全に作業ができましたこと、またきっと心配されたことと
思いますが、じっと見守ってくださった保護者の皆様の
ご理解には、心から感謝いたします。
---
ぜひ、今回希望が丘の作品展で見逃した方も、
3日の大島保育園の作品展で再びご覧ください。
また、上の写真のディスプレイはそれら制作を
皆さんにも見ていただこうというねらいで育英センターの
窓ぎわに置きました。
牛乳パック百数十本でできた巨大なカボチャは壮観です。
絵の具にまみれながら、ひと塗りひと塗りしていった
子ども達の熱い「思い」が入っています。
上のディスプレイは11月1日までの3日間限定です。
日没から午後7時頃まで電気をつけています。
ぜひご覧下さい。
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Change!! IKUEI!!
by 川上
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やっちゃいました。
牛乳パックの巨大カボチャです。
え?柿?みかん?
……カボチャです。
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(↑ 希望が丘保育園作品展前日の飾り付けにて)
昨日の希望が丘保育園の作品展には大勢の
皆様よりご来場いただき、ハロウィンの世界を
ご覧いただきました。
そして、たくさん子ども達の作品にお褒めの
言葉をいただきました。
心から御礼申し上げます。
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今回のテーマは、ずばり「ハロウィン」。
日本ではまだ市民権があるようなないような
それこそ「微妙」なポジションにあると言っていい
イベントです。
「なんだか『トリックオアトリート』っていうと
お菓子くれるお祭りだよね?」
のような。
やる側も見る側も、初めて同志のような、
なんともぎこちない世界なのですねぇ。(笑
でもそこはそれ、あまり難しく考えずに楽しいところを
しっかりいただいて真似しちゃおうということで、
思い切ってやってみるってのが一番ですので、
育英センターでも挑戦してみたのでした。
子ども達の心には、どう映るのかと思いましたが、
カボチャちょうちんの彫刻といい、オバケやコウモリ、
魔女、モンスターなど、本来不吉であったり、
怖いものであったりするものを楽しんじゃおうという
部分もあり、「怖いもの見たさ」と未知の世界への
憧れからか、かなりの食い付き具合だと感じました。
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今回の作品作りですが、ハロウィンの世界にしようと
いうのがまず先にありましたが、カボチャちょうちん以外には
何をやったらいいのか、作ったらいいのか、川上もほとんど
わかりませんでした。(笑
で、まずは向こうの人達のハロウィンの世界を見てみようと
ティムバートンの映画を見たのです。
もう10数年前の映画なのですね。
「ナイトメアビフォアクリスマス」をみんなで繰り返し見ました。
この作品は、ティムバートンの真骨頂とも言っていい
映画です。つまり、もう相当狂っています。(失礼)
「怖い」と「可愛い」、「面白い」が「怖い」、
「楽しい」けど「気持ち悪い」、「怖い」が「へんてこりん」……。
映画を見ながら、いろんな感情が子ども達の気持ちを
揺さぶるのです。
最高に面白く、大人が思っている以上に、
ティムバートンの狙った通りの面白さを
子ども達はストレートに理解し、感じていたようです。
さて、映画の中では「ハロウィンタウン」の住人=ジャックが
初めて目にした「クリスマス」の世界を、ハロウィンタウンの
みんなに伝え、真似をしてみるのですが、なかなか思う通りの
ものができません。すごくおかしいのです。
が、ふと気付くと、これは、まさしくわたし達がやろうと
している、「ハロウィン」の世界を作ろうということに
まったくかぶっている=似ているのです。
日本人が真似するハロウィンって、外国の人から見ると
こんな風にジャックの真似するクリスマスみたいに
見えるのかもしれないね、って。
いいセン行ってるんだけど、やっぱりちょっと
マネゴトであるには違いなく、一歩引いて端から見ると
どこか変かもしれないよね、っていう感じがまるで同じです。
異文化を他の文化圏にある人が、「カタチ」、「見た目」から
入っていって真似するってことがこんなにもヘンテコな結果に
なるっていうところをうまくついています。
きっとわたし達日本人が真似するハロウィンも
こういう風に向こうの外国の人には見えるんですよね。(笑
---
それから、「じゃぁ、アメリカの人やヨーロッパの人達は、
ハロウィンで一体何をしてるんだろう?」って疑問が
湧いてきて、こんなのもハロウィン的だろうか?とか、
こんな飾りはハロウィンにありなのか?
ハロウィンのイメージに合うのか?
という試行錯誤の連続でした。
そのためだけに、新潟の紀伊国屋書店に行って、
洋書コーナーでハロウィン関係の本をあさったり、
ティムバートンの絵の入った本を探したりもしました。
おかげで、川上自身もとてもいい勉強になりました。
---
そんな苦労があったことはまったく関係なくとも、
オレンジのカボチャとオバケとお菓子とモンスターと
コウモリとそれからそれからいろいろな怖いけど
可愛いけど気持ち悪いけど楽しそうなハロウィンの
世界は、見てくださった人には楽しく見えるようです。
楽しんでいただければ、幸いです。
ちなみに、子ども達は今回全員が必ずカッターを持って
カボチャのランタン作りと、紙の切り絵に挑戦して
もらいましたが、誰一人カッターナイフで指を切ることもなく、
完成することができました。
この点も制作側としては、今回の重大なねらいでした。
安全に作業ができましたこと、またきっと心配されたことと
思いますが、じっと見守ってくださった保護者の皆様の
ご理解には、心から感謝いたします。
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ぜひ、今回希望が丘の作品展で見逃した方も、
3日の大島保育園の作品展で再びご覧ください。
また、上の写真のディスプレイはそれら制作を
皆さんにも見ていただこうというねらいで育英センターの
窓ぎわに置きました。
牛乳パック百数十本でできた巨大なカボチャは壮観です。
絵の具にまみれながら、ひと塗りひと塗りしていった
子ども達の熱い「思い」が入っています。
上のディスプレイは11月1日までの3日間限定です。
日没から午後7時頃まで電気をつけています。
ぜひご覧下さい。
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Change!! IKUEI!!
by 川上
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