先日、幼稚園のカリキュラムの中のリズムの時間で、「カムジー先生」がいらっしゃいました。
NHKにも出演されているそうで、風貌は失礼ですが自由奔放といった感じを受けました。 私はTV見たことないのですが・・・
娘さんがアシスタント兼伴奏でいらしていました。
少し変わった楽器で子供達を引き付けます。
水の入った器の中に笛を入れて吹くと・・・鳥の鳴き声。
よくわからない楽器を吹くとかえるの声。
子供達は、何やら見たこともない物から音が出ているので警戒しながらも興味があるようでした。
そして、音楽は決まっていないので、どんな音でも物でも音楽になる。文字通り楽しい音の集まりだとのこと。
確かにそうだ。
あと、「自分の子供を他人の子供と比較して育ててはいけない」とおっしゃっていました。
例えば、自己紹介をしましょうと言って、ある子は元気に大きな声で、自分の子供は小さい声で聞こえないような声で自己紹介をしたなんてこともあるかもしれない。
でも、そんな時は小さな声でも自己紹介を出来た事を褒めてあげることが大切だそうです。
得てして、親は「ほら、もっと大きな声でしっかり言いなさい」と言う。
でも、それは「しっかり」の押し売りだそうです。
「しっかり」という言葉はよく使ってしまう言葉だけど、一番使ってはいけない言葉。
大人から見てしっかりだけど、子供の世界ではそれで精一杯なのだと。
小さい声でも一生懸命自己紹介をした・・・小さな心で緊張しながら精一杯言えたことはすごい事だというお話を聞いて、なるほどなぁと感動しました
確かに私自身、いけない「しっかり」という言葉を多用していたかもしれません。
ふと、我を振り返る時間をもらった気がします。
人それぞれ一生懸命子育てしているうちに、気がつかないことってたくさんあるものです。
日々勉強ですわ~