いまや北米の大学・大学院に留学するためには、TOEFLのTWE(Test of Written English)、GMATのAWA(Analytical Writing Assignment)などなど、英文ライティングの関門を避けて通るわけにはいきません。
そこで、今日はそうした英文ライティング試験での高得点を狙う勉強法を紹介したいと思います。
TOEFLを真剣に受験しようとする人は、まず心理的な障壁と戦わなければなりません。自由英作文なんか書けない!悲鳴に近い声でしょう。これまでほとんど英語の文章を書いてこなかった人に、いきなり英語の自由作文が課せられるのですから、当然です。大概の人が戸惑います。最悪、留学そのものをあきらめてしまう場合もあります。
そもそもその障壁の原因は、結局のところ、次の3つに集約されてしまいます。
1. 自信のない英語を書かねばならない。
2. 英文を論理的に書かねばならない。
3. 意味あることを短い時間で大量に書かねばならない。
しかし、実はこのハードルは決してムチャクチャ高いハードルではないのです。対策をきちんと講ずれば、誰もがクリアできるハードルなのです。
まず、この3つのハードルを飛び越えるために必要な心構えを覚えてもらいましょう。「習うより慣れよ」と「英作文は、英借文である」ということです。
あれこれ言う前に、英文を「書く」ことに慣れなければなりません。頭であれこれ考えていただけではダメなのです。とにかく手を動かすことです。キーボードを叩くことです。そのためには、小学生の時に日本語を覚える時にやったように、お手本をなぞればよいのです。
TOEFL受験を目前に控えたら、間違っても、自分勝手な英語でライティングもどき遊びをやるべきではありません。時間の無駄です。外国人が生半可な文法知識で英文をでっち上げても、ネイティブ・スピーカーから見れば、それが決して自然な表現でないことはよくあることなのです。ですから、まずはお手本どおりの英語を書かねばなりません。そうやって覚えた正しい英語を自分の考えを述べる自由作文にも借りてくればよいのです。
しかし、そのお手本をどこから手に入れるかが問題です。いい加減なお手本では役に立ちません。
もちろん、INDEC自体でそのお手本を示す授業をしております。ゴウ先生に添削された箇所をきちんと覚えてくれれば、6.0の満点も必ず取れます。その実績もあります。要は、ゴウ先生の指摘を素直に受け止め、覚えきるまで徹底復習できるかどうかで、結果は決まるのです。
とはいえ、そうした指導者のいらっしゃらない方も、あるいは普段の学習で活用できる面白い勉強法はないかと探していらっしゃる方もおありでしょう。そこで今日はあれこれあるお手本の中から一つだけ有効なお手本を紹介します。
それは、インターネットのフリー百科事典ウィキペディアWikipediaを最大限に活用することであります。
ご存知の通り、ウィキペディアは、日本語版だけでなく、英語版もあります。そこで、ウィキペディアを使って、TWEかAWAの問題に答えるための実例data and facts探しをするのです。
逆に言えば、普段から疑問に思っていたり、よく知らない分野のことをウィキペディアで勉強しておけば、英文ライティング問題のネタ探しに困らなくなるというわけです。色々な本・雑誌・新聞を読むよりも簡略にまとめられていて、しかも無料です。使わない手はありません。
上記の3つのハードルで言えば、戦略はこうなります。まず、ウィキペディアの日本語版を活用することで、第3のハードルとなっているネタ探しをまず越えます。次に、英語版を読むことにより、論理性という第2のハードルを越えるコツを盗むのです。その結果、第1のハードル、すなわち英語を書く怖さを克服しようというわけです。
そのために必要な使い方は、こんな具合です。まず、自分が書きたい素材が出てきたとします。たとえば、いま話題の「iPod」の開発に関する逸話anecdoteを書きたいとしましょう。そしたらば、ウィキペディアでiPodを叩いて、日本語版の記事を呼び出します。
そこで概略を頭に叩き込んだら、次は英語版のiPodの記事に移るのです。そうすると、日本語で大まかな流れを掴んでいますから、それほど苦労せずに中身を理解できるでしょう。
ここまでくれば、後は簡単です。実際に、コンピュータでワードなどを使ってライティング練習をしている方は、自分のライティングに使いたいと思った箇所をコピー&ペーストしていきます。本当のことを言えば、丸写しはあまりいただけませんが、そのまま完璧に覚えて試験場で使えることは100%ありませんから、安心して丸覚えする気持ちで写すのです。そうすれば、data and factsのしっかりとした説得力のあるきれいな英文ライティングが完成します。
このようにして、普段からウィキペディアを使ってライティングの下書き練習をしていれば、確実にライティングのスコアは伸びていきます。実際、AWAのAnalysis of Issueを指導の場合には、クラス中の添削の際にもしばしばウィキペディアを使うほどです。
しかも、PCに簡単にアクセスできないような場合でも、ケータイからインターネット接続できる場合には、いつでもウィキペディアを使えるのです。
ゴウ先生が採用している方法はこうです。
まず、ケータイにGoogleのアドレスhttp://www.google.co.jp/を登録しておきます。Googleを使うのは、ホームページがシンプルなので呼び出しにかかる時間が他のポータル・サイトよりもはるかに短いからです。(ちなみに、Googleの呼び出しが15秒しかかからなかったのに対して、Yahoo!は38秒もかかってしまいました。)
そして、Googleに検索したい項目を入力してウェブ上で探します。そうすると、大概ウィキペディアの記事が上位で紹介されるはずですから、その項目をケータイを使ってじっくりと読めば、暇つぶしが、ライティング対策ならびにリーディング対策に直結してしまうのです。
というわけで、ウィキペディアの日本語版と英語版をうまく使い分ければ、普通の和英辞書では分からない日本特有な事柄もその正しい表現を知ることができます。しかも実に安価に学べるのです。この利点を活かさない手はありません。
疑問に思ったことを、PCであれ、ケータイであれ、すぐウィキペディアで調べる。これを習慣づけることで随分留学が身近なものになるはずです。最大の効果を挙げられるようにちょっとした工夫を忘れないでください。
INDECは、夢と希望にあふれた若者を応援しています。
そこで、今日はそうした英文ライティング試験での高得点を狙う勉強法を紹介したいと思います。
TOEFLを真剣に受験しようとする人は、まず心理的な障壁と戦わなければなりません。自由英作文なんか書けない!悲鳴に近い声でしょう。これまでほとんど英語の文章を書いてこなかった人に、いきなり英語の自由作文が課せられるのですから、当然です。大概の人が戸惑います。最悪、留学そのものをあきらめてしまう場合もあります。
そもそもその障壁の原因は、結局のところ、次の3つに集約されてしまいます。
1. 自信のない英語を書かねばならない。
2. 英文を論理的に書かねばならない。
3. 意味あることを短い時間で大量に書かねばならない。
しかし、実はこのハードルは決してムチャクチャ高いハードルではないのです。対策をきちんと講ずれば、誰もがクリアできるハードルなのです。
まず、この3つのハードルを飛び越えるために必要な心構えを覚えてもらいましょう。「習うより慣れよ」と「英作文は、英借文である」ということです。
あれこれ言う前に、英文を「書く」ことに慣れなければなりません。頭であれこれ考えていただけではダメなのです。とにかく手を動かすことです。キーボードを叩くことです。そのためには、小学生の時に日本語を覚える時にやったように、お手本をなぞればよいのです。
TOEFL受験を目前に控えたら、間違っても、自分勝手な英語でライティングもどき遊びをやるべきではありません。時間の無駄です。外国人が生半可な文法知識で英文をでっち上げても、ネイティブ・スピーカーから見れば、それが決して自然な表現でないことはよくあることなのです。ですから、まずはお手本どおりの英語を書かねばなりません。そうやって覚えた正しい英語を自分の考えを述べる自由作文にも借りてくればよいのです。
しかし、そのお手本をどこから手に入れるかが問題です。いい加減なお手本では役に立ちません。
もちろん、INDEC自体でそのお手本を示す授業をしております。ゴウ先生に添削された箇所をきちんと覚えてくれれば、6.0の満点も必ず取れます。その実績もあります。要は、ゴウ先生の指摘を素直に受け止め、覚えきるまで徹底復習できるかどうかで、結果は決まるのです。
とはいえ、そうした指導者のいらっしゃらない方も、あるいは普段の学習で活用できる面白い勉強法はないかと探していらっしゃる方もおありでしょう。そこで今日はあれこれあるお手本の中から一つだけ有効なお手本を紹介します。
それは、インターネットのフリー百科事典ウィキペディアWikipediaを最大限に活用することであります。
ご存知の通り、ウィキペディアは、日本語版だけでなく、英語版もあります。そこで、ウィキペディアを使って、TWEかAWAの問題に答えるための実例data and facts探しをするのです。
逆に言えば、普段から疑問に思っていたり、よく知らない分野のことをウィキペディアで勉強しておけば、英文ライティング問題のネタ探しに困らなくなるというわけです。色々な本・雑誌・新聞を読むよりも簡略にまとめられていて、しかも無料です。使わない手はありません。
上記の3つのハードルで言えば、戦略はこうなります。まず、ウィキペディアの日本語版を活用することで、第3のハードルとなっているネタ探しをまず越えます。次に、英語版を読むことにより、論理性という第2のハードルを越えるコツを盗むのです。その結果、第1のハードル、すなわち英語を書く怖さを克服しようというわけです。
そのために必要な使い方は、こんな具合です。まず、自分が書きたい素材が出てきたとします。たとえば、いま話題の「iPod」の開発に関する逸話anecdoteを書きたいとしましょう。そしたらば、ウィキペディアでiPodを叩いて、日本語版の記事を呼び出します。
そこで概略を頭に叩き込んだら、次は英語版のiPodの記事に移るのです。そうすると、日本語で大まかな流れを掴んでいますから、それほど苦労せずに中身を理解できるでしょう。
ここまでくれば、後は簡単です。実際に、コンピュータでワードなどを使ってライティング練習をしている方は、自分のライティングに使いたいと思った箇所をコピー&ペーストしていきます。本当のことを言えば、丸写しはあまりいただけませんが、そのまま完璧に覚えて試験場で使えることは100%ありませんから、安心して丸覚えする気持ちで写すのです。そうすれば、data and factsのしっかりとした説得力のあるきれいな英文ライティングが完成します。
このようにして、普段からウィキペディアを使ってライティングの下書き練習をしていれば、確実にライティングのスコアは伸びていきます。実際、AWAのAnalysis of Issueを指導の場合には、クラス中の添削の際にもしばしばウィキペディアを使うほどです。
しかも、PCに簡単にアクセスできないような場合でも、ケータイからインターネット接続できる場合には、いつでもウィキペディアを使えるのです。
ゴウ先生が採用している方法はこうです。
まず、ケータイにGoogleのアドレスhttp://www.google.co.jp/を登録しておきます。Googleを使うのは、ホームページがシンプルなので呼び出しにかかる時間が他のポータル・サイトよりもはるかに短いからです。(ちなみに、Googleの呼び出しが15秒しかかからなかったのに対して、Yahoo!は38秒もかかってしまいました。)
そして、Googleに検索したい項目を入力してウェブ上で探します。そうすると、大概ウィキペディアの記事が上位で紹介されるはずですから、その項目をケータイを使ってじっくりと読めば、暇つぶしが、ライティング対策ならびにリーディング対策に直結してしまうのです。
というわけで、ウィキペディアの日本語版と英語版をうまく使い分ければ、普通の和英辞書では分からない日本特有な事柄もその正しい表現を知ることができます。しかも実に安価に学べるのです。この利点を活かさない手はありません。
疑問に思ったことを、PCであれ、ケータイであれ、すぐウィキペディアで調べる。これを習慣づけることで随分留学が身近なものになるはずです。最大の効果を挙げられるようにちょっとした工夫を忘れないでください。
INDECは、夢と希望にあふれた若者を応援しています。
それまでは「ウィキペディア」を勉強に使う事は全くと言っていいほどございませんでしたが、最近では少しずつ英語学習にも役立てようとしております。
しかし、今回のお話を読ませて頂き、私の勉強方法はその場限りのものであり、しっかりとしたロジックに裏づけされていなかった事に気付きました。
今回ご紹介頂きました「ウィキペディア」の活用法を最大限活かし、効果的な勉強を続けていきます。ありがとうございました。