バー・モウ ビルマ独立運動回想録 ビルマの夜明け/バー・モウ著/横堀洋一訳/1973/太陽出版
大東亜戦争時代、ビルマの国家元首だった、バー・モウが、英文で1968年に出版した、「BREAKTHROUGH IN BURMA - Memoir of a Revolution ,1939-1945]
(Yale University Press 1968)の全訳である。
本書は、英文原文で500頁を越える大作であり、大東亜戦争開戦前から著者が係わった独立運動を時系列で書き綴っている一方、著者自ら本書を日本国民に読んでもらいたいと語ったそうである。
分厚く、文字が小さい本書ではあるが、読むべき箇所をあげるとすると
第八章 ビルマ人の時代
第九章 日本の指導者を訪問
第十章 独立
第十一章 大東亜会議
訳者あとがき
と考える。
バー・モウは、敗戦直前、日本の新潟に匿われ、GHQに出頭し、巣鴨プリズンに収監された時代があった人である。
誰よりも知日家で、ビルマを代表するインテリが日本にとって良い事悪いことも中立的と思える書き方で表現したと思える点において、史料価値ある本であり、日本のこの時代の指導者層の能力と対比しながら読むとなお味わい深いと思う。
大東亜戦争時代、ビルマの国家元首だった、バー・モウが、英文で1968年に出版した、「BREAKTHROUGH IN BURMA - Memoir of a Revolution ,1939-1945]
(Yale University Press 1968)の全訳である。
本書は、英文原文で500頁を越える大作であり、大東亜戦争開戦前から著者が係わった独立運動を時系列で書き綴っている一方、著者自ら本書を日本国民に読んでもらいたいと語ったそうである。
分厚く、文字が小さい本書ではあるが、読むべき箇所をあげるとすると
第八章 ビルマ人の時代
第九章 日本の指導者を訪問
第十章 独立
第十一章 大東亜会議
訳者あとがき
と考える。
バー・モウは、敗戦直前、日本の新潟に匿われ、GHQに出頭し、巣鴨プリズンに収監された時代があった人である。
誰よりも知日家で、ビルマを代表するインテリが日本にとって良い事悪いことも中立的と思える書き方で表現したと思える点において、史料価値ある本であり、日本のこの時代の指導者層の能力と対比しながら読むとなお味わい深いと思う。
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