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忍之閻魔帳

ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)。
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「ヨッシーアイランドDS」出足好調、「聖剣伝説HoM」シリーズに終止符の予感

2007年03月09日 | 瓦版
▼「ヨッシーアイランドDS」出足好調


■DS:「ヨッシーアイランドDS」


「ニュー・スーパーマリオブラザーズ」
「星のカービィ 参上!ドロッチェ団」に続く
任天堂発の2Dアクション新作「ヨッシーアイランドDS」が
初日で約10万本を販売し好調だ。
週末で数字を伸ばす任天堂タイトルにしては消化率も高く、
週末まで在庫の持たないショップもあるのではないか。
勢い的には昨年末発売の「星のカービィ」をも凌いでおり、
累計販売数でも「星のカービィ」クラスを狙いたいところ。


■PS2:「雨格子の館」


当BLOGでも定期的に取り上げて来た「雨格子の館」は
初日で初回出荷の半数以上を販売、
ミステリーアドベンチャーにもまだまだ根強いフリークが
存在していることを証明した。
プレイレポートもいくつか発見したので紹介しておこう。

●雨格子の館に入館しました♪(あるSEとゲーマーの四方山話)
●雨格子の館やってますよ(肉球を太陽に)
●雨格子の館 プレイ日記1(アドベンチャーゲームが好き)

概ね好評のようで何より。
当BLOGの紹介記事はこちら。

●フォグ×日本一ソフトウェアからの挑戦状。PS2「雨格子の館」


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■DC:「カラス」(SEGA DIRECT・限定商品あり
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■DC:「カラス」(Amazon)

「今度こそDC最期のソフトか」と言われている
「カラス」は初日で約2000本ほど。
スク水STGと言われ、生粋のシューティングファン以外からの
支持も高かった「トリガーハートエグゼリカ」ほどの勢いはないが、
ダブつくほどのこともなく、安定して売れているようだ。


■PS3:「POWER SMASH 3/パワースマッシュ3」


「ガンダム無双」でわずかに盛り上がりを見せた
PS3の新作「パワースマッシュ3」は、
同じセガから発売された「バーチャファイター5」比で
約20%というスロースタート。
初動で大きく動くソフトではないので、
時間をかけてPSP版程度には持っていきたいところ。

▼今週の危険信号


■DS:「聖剣伝説 ヒーローズ オブ マナ」


ジャンル変更で勝負に出たものの、
発売日前日に早くも掛安情報が流れ、動向が不安視されていた
「聖剣伝説HoM」は約1万本と大苦戦。
10万本を超える流通在庫からしても値崩れは避けられそうになく、
販売数、消化率からしても、
状況は「テイルズ オブ テンペスト」並みに悪いかも知れない。
「ファイナルファンタジー」の外伝的ポジションから始まった
「聖剣伝説」シリーズの歴史も、さすがにそろそろ幕引きか。


■DS:「美味しんぼDSレシピ集」


●良く言えば本歌取り、悪く言えば…「美味しんぼDSレシピ集」

「美味しんぼDS」も大苦戦中。
作りはしっかりしているのだが、「しゃべる!DSお料理ナビ」との
差別化を上手くPR出来ていないのかも知れない。
任天堂からの許可を得て「しゃべる!DSお料理ナビ」の新作として
発売される「まるごと帝国ホテル」の動向が気になるところだ。

▼PSP「モンスターハンターポータブル」再度値下げ

ミリオン突破に向けて着々と数字を伸ばしている
「モンスターハンターポータブル2nd」の新たな援護射撃となるか。
カプコンは、現在までに約30万本を販売している
「モンスターハンターポータブル 廉価版」の更なる値下げを発表した。
新価格は1980円で、現行価格よりさらに1000円近い値下げとなる。
通常版約65万本、廉価版約30万本とミリオン目前の
初代「モンスターハンターポータブル」も、これでミリオン確実となった。
発売日は4月26日。
同日にはPS2「シャドウ・オブ・ローマ」(1980円)
「キラー7」(2800円)の廉価版も発売される。
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「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」DVD化決定、他

2007年03月09日 | 瓦版

■DVD:「父親たちの星条旗 特別版」(5月3日発売)


クリント・イーストウッドの魂が込められた傑作
「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」の2作が
早くもDVD化されることとなった。
1945年、小笠原諸島の硫黄島で繰り広げられた壮絶な戦いを、
アメリカ側(父親たちの星条旗)と日本側(硫黄島からの手紙)の
2つの視点から描いている。

日本では「硫黄島からの手紙」ばかりが話題になり、
興行収入、評価ともに「父親たちの星条旗」とは
かなりの差が出来てしまっているようだが、
この2作は言ってみればコインの表と裏。
どちらか片方だけを観てもあまり意味がないように思う。

「父親たちの星条旗」は、硫黄島の戦いにおいて
アメリカ側の勝利を印象づけた1枚の写真の裏に隠された
「勝者の憂鬱」をテーマにした作品。
戦争を続けるため金策に走る国家に操られ、
集金マシーンとして「勝者」の看板を背負わされる
兵士達の苦悩が淡々と描かれている。
アイスクリームにかけられたストロベリーソースの「赤」に
今なお戦地で戦い続ける仲間達のことを思い、
祝勝パレードで打ち上げられる花火に
銃声や戦闘機の爆音をオーバーラップさせる彼等が
少しずつ病んでいき、辿り着いた先は・・・

「硫黄島からの手紙」は、圧倒的な劣勢でありながら
1ヶ月以上も硫黄島を守り続けた
栗林中将率いる日本軍の姿を克明に描いた作品。
アメリカ国内のシーンも多い「父親達の星条旗」は
建物も衣服も色彩豊かだが、
「硫黄島からの手紙」では、人々の流す血の「赤」と
立ち上る炎の「オレンジ」以外は色というものがほとんど存在しない。
それだけに、「赤」の痛々しさや「オレンジ」の恐ろしさが
「父親たちの星条旗」以上に際立って見える。
クリント・イーストウッドが惚れ込んだという二宮和也は
表向きの主役である渡辺謙を支える陰の主役的役回りで、
歴史の陰に隠れた人物にスポットを当てる
イーストウッドらしい作品となっている。

ただ、全編日本語の台詞を採用しているためか、
滑舌よりも表情を優先したような箇所が多く、
台詞が聴き取りにくい部分がかなりあったように思う。
そこだけは本当に惜しい。

ハリウッドメジャー作品でありながら
「アメリカ万歳」のチープなドンパチ映画にならずに済んだのは、
スティーヴン・スピルバーグに直談判して監督をもぎとった
クリント・イーストウッドの真摯で冷静な視点があればこそであろう。
劇場で見逃した方なら2作とも絶対に観ておいて損はない。


■DVD:「硫黄島からの手紙 特製BOX付 初回限定版」(4月20日発売)


先行発売される「硫黄島からの手紙」は
「父親たちの星条旗」を収納できるBOX付き。


■DVD:「武士の一分」(6月1日発売)

■DVD:「武士の一分 豪華版 限定版」

敬愛する山田洋次作品なので一応こちらも。
木村拓哉でなければそこそこ良作なのだが・・・
詳しい内容については、以下の過去ログにて。

●良くも悪くも木村拓哉ありきの映画「武士の一分」

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