■PSP:「モンスターハンターポータブル 2nd」
●「モンスターハンターポータブル 2nd」受注40万本突破
●PSPは「モンハン」と共に、「モンハン」はPSPと共に
●「モンスターハンターポータブル2nd」発売初日で50万本突破の大ヒット
一体どこにこれだけのユーザーが隠れていたのか。
2月22日に発売されたPSP最大のキラータイトルである
「モンスターハンターポータブル 2nd」は、
カプコンの絶妙な追加出荷もあり週末も安定した売り上げを確保、
初週販売本数は約75万本と、たった1週間で
PSP用ソフトの歴代売り上げNo.1の座を獲得してしまった。
(廉価版の本数を足さない、通常版の集計のみ)
当然、PSP用ソフトの初動記録としても過去最高である。
昨年から今年にかけて初週販売数が50万本を突破したタイトルは
PS2「ファイナルファンタジー12」(約180万本)
DS「ニュー・スーパーマリオブラザーズ」(約85万本)
DS「ファイナルファンタジー3」(約50万本)
DS「ポケットモンスターダイヤモンド」(約85万本)
DS「ポケットモンスターパール」(約75万本)
DS「ドラゴンクエストモンスターズジョーカー」(約65万本)
以上の6タイトルで、いずれも累計1000万台以上を販売した
PS2・ニンテンドーDSのタイトルのみである。
このことからも、「モンスターハンターポータブル 2nd」が
PSPユーザーにとってどれほどの訴求力を持った
タイトルであるかが良く分かる。
また、「モンスターハンター」シリーズの前作にあたる
PS2用「ドス」の初週販売本数(約35万本)と比較しても
倍以上の伸びで、累計販売本数でも
「モンスターハンターポータブル」を抜くのはほぼ間違いない。
新色のシャンパンゴールドとソフト同梱版も同時発売され、
PSP本体も久々に約10万台を販売、
DS Liteの約14万台を猛追している。
唯一の気がかりは、この好景気を持続させるための
「次の弾」が見当たらないこと。
■DS:「NOVAうさぎのゲームde留学!?DS」
「モンハン」の勢いに圧倒され久々に影の薄くなってしまったDSは
「シムシティDS」が約5万本を販売し好調、入手困難となっている。
「世界樹の迷宮」「レイトン教授と不思議な町」「ウィッシュルーム」
「ピクロスDS」など、このところ初週完売が相次いでいるDSだが、
リピートは意外に早く、再出荷分もきちんと動いているので
「シムシティDS」もロングセラーが期待出来そうだ。
昨日紹介した「NOVAうさぎのゲームde留学!?DS」は、
タイミングが抜群過ぎたのか約4000本と苦戦。
現在、当BLOGを窓口とした100本プレゼントも実施中。
詳しくは以下の過去ログにて。
●キッズ版単品の商品化希望「NOVAうさぎのゲームde留学!?DS」
■Wii:「ファイアーエムブレム 暁の女神」
「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス」に続く
コアゲーマー向けタイトルとして注目されていた
「ファイアーエムブレム 暁の女神」は約7万本を販売、
Wiiの普及台数を考えればまずまずといったところか。
「NARUTO 疾風伝」は約3.5万本。
前作「激闘!忍者大戦4」が停滞期のGCでありながら
初週で約8.5万本を販売していたので期待していたのだが・・・
原作の「疾風伝」は、新章に入ったことで
人気が盛り返しているらしく、PS2版の動向が気になる。
■PS2:「ひぐらしのなく頃に祭」
秋葉原などの密集地ではかなりの盛り上がりを見せていた
「ひぐらしのなく頃に祭」は約8万本を販売。
「ToHeart2」「うたわれるもの」の初動もやはり約8万本なので、
コンシューマーに移植される大ヒットPCゲームの目安は
だいたい8万本前後ということになりそうだ。
一方、大宮ソフト製作のPS2オリジナルタイトルであった
「機甲装兵アーモダイン」は約2000本と惨敗。
「くまうた」の時も書いたかと思うが、
最近のSCEはこういったタイトルの扱いが不当に低過ぎる。