忍之閻魔帳

ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)。
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「ヨッシーアイランドDS」初週25万本、「聖剣伝説HoM」は2万本…

2007年03月15日 | 瓦版

■DS:「ヨッシーアイランドDS」


初日からかなりハイペースで売れていた
「ヨッシーアイランドDS」は週末でさらに加速し、
初週で約25万本を販売する大ヒットとなった。
昨年11月発売の「星のカービィ 参上!ドロッチェ団」と
比較しても大幅増で、DS初期に投入された
「キャッチ!タッチ!ヨッシー!」の累計販売本数をも
初週で上回ってしまった。
DSの普及台数を背景にした躍進であることはもちろんだが、
「テトリス」「ニューマリオ」と、絶妙なリリース・スケジュールで
新規ユーザーや出戻りユーザーを誘導してきた
任天堂のソフト戦略があればこその結果と言える。
携帯用機市場が活発化する春商戦、
今年の主役はヨッシーで決まりか。

ちなみに、ロングセラー中の
「ニュー・スーパーマリオブラザーズ」は
現在までに約420万本を販売し、
国内のゲームソフト歴代売上げランキングで
2位まで上り詰めている。
1位はもちろん、「スーパーマリオブラザーズ」。


■DS:「聖剣伝説 ヒーローズ オブ マナ」


一方、初日から動きの鈍かった
「聖剣伝説 ヒーローズ オブ マナ」は、
週末に早くも特価が出るなど、
各地で値崩れが加速していたのだが消化率は上がらず、
初週販売数は約2万本程度に止まった。
出荷本数から逆算しても
消化率はようやく2~3割といったところで、
今週末にはもう一段階値下げがありそうだ。

その他、「ドラゴン桜」「大人力検定」「美味しんぼDS」が
各3000~5000本など、DSの新作群はヨッシーの長い舌に
ペロン、と呑み込まれてしまったようだ。

DS Lite本体は今週も約10万台を販売している。


■Wii:「Wii」


「Wii Sports」に続く看板タイトルが待たれる
Wii陣営の新作はいずれも苦戦。
「アイシールド」が約1万本を販売するも
「Wii Spoorts」「はじめてのWii」の牙城は崩せなかった。
DSの起爆剤となった「nintendogs」や「脳トレ」は
4月から5月に登場していたが・・・

Wii本体は約5万台。


■PSP:「ファイナルファンタジータクティクス 獅子戦争」(5月10日発売)


勢いの止まらない「モンスターハンター」を擁する
PSPは約5万台と相変わらず好調。
累計出荷も500万台を突破し、
DSに続く単独2位のポジションを確立しつつある。
5月発売の「FFT 獅子戦争」まで「モンハン」で引っ張れるか。


■PS3:「PLAYSTATION 3(60GB)」


「ガンダム無双」で盛り上がったPS3は再び静かな状態に。
「ガンダム無双」は累計で約20万本に達してはいるが
既に勢いはなく、本体も「ガンダム無双」発売前の
水準まで戻ってしまった。


■PS2:「雨格子の館」


●フォグ×日本一ソフトウェアからの挑戦状。PS2「雨格子の館」

当BLOGでもプッシュしていたPS2「雨格子の館」は、
初週で約8000本を販売する大健闘を見せた。
店頭で売っていないというメールも
何通か届いたりしているのだが、この販売数なら仕方あるまい。
こまめにリピートを重ねて、次回作に繋がる程度の実績は
残して欲しいところだ。


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■DC:「カラス」(SEGA DIRECT・限定商品あり
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■DC:「カラス」(Amazon)

某所では売上げトップも獲得していた
DC(今のところ)最期のソフトである「カラス」は約3000本。
頑張った。

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主文、大友克洋は死罪。映画「蟲師」:オダギリジョー 蒼井優

2007年03月14日 | 作品紹介(映画・ドラマ)

■DVD:「蟲師」


●主演:オダギリジョー、監督:大友克洋で「蟲師」が実写映画化

>問題は大友克洋である。
>私はもう、大友の泉は枯れたと思っているのだ。
>「スチームボーイ」で、疑惑は確信になった。
>そんな大友に実写の監督を任せるとは・・・

上記の過去ログは、2005年10月のものである。
1年半前からある程度覚悟していたとはいえ・・・これは酷い。

【あらすじ】

今から100年前の日本には、「蟲」と呼ばれる妖しき生き物達がいた。
彼らは時に人に取り憑き、様々な厄災をもたらす。
蟲に引き寄せられるように旅を続けるギンコ(オダギリジョー)は、
蟲を見つけ、蟲と対話し、蟲を払うことで多くの人々を癒して来た。
人は、彼のような人間を「蟲師」と呼んだ。

ある日、雪深い山で一夜の宿を借りたギンコは
庄屋の女将(りりぃ)から相談を受ける。
孫娘の真火(守山玲愛)の額に4本の角が生えたというのだ。

主人公ギンコを演じるのは、
今や邦画界で最も忙しい俳優・オダギリジョー。
筆を使って蟲を封じる少女、淡幽には蒼井優。
ギンコと旅をする虹郎には大森南朋。
ギンコの片目の秘密を握る女性、ぬいには江角マキコなど、
主要キャストもかなり豪華だが、
庄屋の主人にりりぃ、淡幽の世話役であるたまに
李麗仙を配するなど、脇もしっかり固められている。


最初に断っておくと、りりぃと李麗仙の二人は抜群に良い。
蒼井優も大森南朋もそこそこハマっている。
キャストに関しては、江角以外に特に文句はない。
文句はないのに、この出来なのである。

ジャパン・デジタル・コンテンツの説明文には、
「壮大なSFファンタジー大作」という表記があった。
劇場で配布されているチラシには、
「衝撃的なスペクタクル巨編」という表記があった。

こういう謳い文句を用意している時点で、
製作者達は「蟲師」という作品を明らかに取り違えている。
出来上がった作品は、確かに「大作」っぽくもあり、
「スペクタクル」と呼べるシーンも多少は存在する。
原作を破壊した、という意味では「衝撃的」でもある。
しかし、少なくともこれは「蟲師」ではない。

少し前に紹介した「どろろ」は、原作発表時からの時代の流れや、
王道の冒険活劇に仕上げるという意味において
原作の改変も止むなしと思えたのだが、
「蟲師」は現在進行形で連載中の作品であり、
監督を務めるのは「同業者」の大友克洋である。
原作を凌辱されることの辛さは充分理解していると
思っていたのだが、甘かった。

全体的なストーリーは、

「柔らかい角(第1巻)」
「筆の海(第2巻)」
「雨がくる虹が立つ(第2巻)」
「眇の魚(第3巻)」

の4編を適当に継ぎ接ぎして構成されている。
ショートシナリオを挿入しつつ、メインシナリオを同時進行させる
よくあるタイプなのだが、
原作にそこそこ忠実なショートシナリオに対し、
肝心のメインシナリオが滅茶苦茶なのである。
原作ファンの大半が唖然とするであろう、
ギンコとぬいの関係を描いた物語後半は
「木っ端微塵改悪」とでも呼びたいほどの改竄ぶりで、
怒りを通り越して可笑しくすらあった。
後半のぬいは、完全に「貞子」と化している。
ジジィ向けに説明するならば、1983年公開の「里見八犬伝」に出ていた、
ヨネヤマママコ演じる「船虫」が最も近い。

巻物から浮かび上がった淡幽の文字が宙を舞うシーンなど、
特撮部分はそれなりに見応えもあるのだが、後半以降の
ぐだぐだな展開と投げっぱなしのエンディングで全て台無しである。

「蟲」という概念自体、原作を読んでいない人間に
説明するのは難しいということは分かる。
分かるが、だからと言って「妖怪大戦争」や
「リング」と一緒にして良いという言い訳にはならない。

私が劇場版「蟲師」に期待していたものは、
優しくて静かな「ちょっと怖くて、ほのかに温かい物語」であった。
淡幽との恋愛要素も、ぬいのスペクタクルホラーも必要ない。
蟲がいて、人間がいて、ギンコがその間をすり抜けて
旅をしているような、そんな映画で良かったのだ。

結局、蒼井優は和服もイケるな、という一点のみを心の支えに
最後まで観続けることが出来たが、
蒼井優に興味の無い人間は、何を拠り所にすれば良いのだろう。
オダギリジョーの鬼太郎ルックか、
はたまた江角マキコの貞子ぶりか。
いずれにせよ、まともに付き合うのは困難な映画である。
さすがに「デビルマン」クラスだとまでは言わないが、
原作ファンはそれなりの覚悟をして劇場へ。

最後に、

>私はもう、大友の泉は枯れたと思っているのだ。

この部分を訂正しておく。
大友の泉は、干上がってカラッカラになっている。
未だに「AKIRAの」が付いて回ることが
今の大友を生んだというのなら、
かつて心酔していた私としては何とも複雑な気持ちだ。

*念のため断っておくと、
 私は原作至上主義ではないので、アレンジの仕方によっては
 多少の改変は「アリ」だと思っている。
 また、罪状は「市中引き回し」でも「島流し」でも良い。
 「これは酷い」という意味を表す短い言葉を探しただけで、
 それ以上の意味はあまりない。
 本文を読んでいただければ分かるとは思うのだが、
 タイトルだけに気を取られぬよう。


■Book:「キネマ旬報 2007年 3/15号」



■Book:「蟲師 8」


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
  タイトル:蟲師
    配給:東芝エンタテイメント
   公開日:2007年3月24日
    監督:大友克洋
    出演:オダギリジョー、蒼井優、江角マキコ、他
 公式サイト:http://www.mushishi-movie.jp/
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
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DS「逆転裁判4」特典付きの予約が復活中、他

2007年03月13日 | 瓦版
▼DS「逆転裁判4」特典付きが復活中


■DS:「逆転裁判4 特典 オドロキヘッドフォン付き」(4月12日発売)


特典無しの通常版が在庫切れになっていたので
おそらくそうなるであろうとは思っていたのだが、
早速復活しているようだ。
15時現在、既にAmazonランキングで2位と絶好調。
特典付きに間に合わず、特典無しで予約を申し込んだ方は
念のため予約のし直しを。

特典無しになってから予約に急ブレーキがかかっていたため
受注数と照らし合わせて、特典の方も増産したのかも知れない。

限定版も何度か復活しているので、
増産決定で再度復活の可能性あり。
確保出来ていない方はこまめにチェックすべし。

▼「トラスティベル ショパンの夢」サントラDVD付き予約開始


■Xbox360:「トラスティベル ショパンの夢」
 スペシャルサウンドトラックDVD付き(6月14日発売)


▼「のだめカンタービレ」5月25日他、DVD新作情報


■DVD:「のだめカンタービレ」(5月25日発売)


ついにDVD化決定。
「DEATH NOTE」が映画化の手本ならば、
「のだめカンタービレ」はドラマ化の手本。
上野樹里、玉木宏、瑛太、水川あさみ、小出恵介、
主要キャストは皆おどろくほどハマっていた。
「またこのパターンか」の竹中直人も含めて、
今回は全て許してしまいたい。


■DVD:「リトル・ミス・サンシャイン」(6月2日発売)


惜しくもオスカーの作品賞は逃したものの、
口コミで超ロングランヒットを記録した作品。
世間的には負け犬と言われる家族が、
末娘のミスコン出場をきっかけに絆を再構築していくロードムービー。
以前紹介した「サイドウェイ」あたりがお好きならお勧め。
ミスコン会場の係員として「24」のクロエが出演しているのも
クロエフリークの私にとってはかなりツボであった。


■DVD:「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX DVD-BOX」(7月27日発売)

■DVD:「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG DVD-BOX」(8月24日発売)

ようやくBOX化が決定。
全26話に英語版5.1chサウンドを収録。
北米版のプロモ映像や200ページの設定資料集など、
特典も多数用意されている。「2nd」も1ヶ月後のリリース。
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今週発売の主な新作

2007年03月11日 | 今週発売の新作
▼今週発売の主なゲーム

私的には今週はDVDが豊作なのだが、あえてゲームから。


■DS:「テーマパークDS」


この手のSLGの中では「The Tower」と並ぶフィバリットソフトであり、
「テーマホスピタル」も「テーマアクアリウム」も
さんざん遊んだ私としてはお勧めしたい気持ちでいっぱいなのだが、
「シムシティDS」同様、あと一歩の心遣いが足らないのが惜しい。
敷居は「シムシティ」より低いぐらいなので、
多少の壁を乗り越える覚悟があるなら未体験者にもお勧め。
ポテトの塩分を上げればドリンクショップの売り上げが
上がるという技を知ってからというもの、
未だにテーマパークに行くとポテトの塩気が気になる私だ。

また、現在品切れの相次いでいる「シムシティDS」だが、
月末予定であった追加出荷がいくらか前倒しされ
今週にも出荷されることとなった模様。
Amazonで探すなら14日前後を要チェック。
(情報元:Rambling Man


■DS:「コナミ アーケード コレクション」


ジジィにはこちら。

Track And Field/サーカスチャーリー/イーアルカンフー/
プーヤン/ロックンロープ/魂斗羅/ロードファイター/ツインビー/
スクランブル/ツタンカーム/ショーリンズロード/グラディウス/
スーパーバスケットボール/グリーンベレー/タイムパイロット/

の全15タイトル収録。
縦横画面の切り替えや録画機能、シェアリングによる2P対戦など、
痒いところに手が届くシステム満載で、
攻略データやポスター、BGMなど、資料的にも完全補完。
価格も3980円。

■DS:「ときめきメモリアル Girl's Side 1st Love」

それにしても今週はコナミが多い。
コナミは自社流通のため、発売日をまとめて
配送コストを下げたいのかも知れないが・・・。

携帯用機では初となる「Girl's Side」。
私の知人の貴腐人も既にロックオン済みらしい。
タッチペンを使ってスキンシップという
「女性向けゲームもついにここまで来たかシステム」を搭載している。
公式サイトでは体験版も用意されているので、
興味のある方はまずこちらから。

「お触りタッチデモ体験」(情報元:Retro-Type

ちなみに、特典のドラマCDは法人によって内容が異なるらしい。
法人ごとの内容は以下の通り。

アニメイト:佐伯+葉月(ホワイトデーについて)
Amazon:佐伯+葉月(スキンシップについて)
コナミスタイル:佐伯+葉月(キスについて)
メディアランド:佐伯+葉月(男女の友情について)
メッセサンオー:佐伯+葉月(女の子にドキドキする時って?)
WonderGOO:佐伯+葉月(理想の告白って?)

・・・さすが、コナミスタイルが一番アレだな。


■DS:「ことばのパズル もじぴったんDS」

■GBA:「バリューセレクション ことばのパズル もじぴったんアドバンス」

DSのトリはこれ。
「もじぴったん」シリーズがようやくDSに登場。
PS2版は、ベスト版の売り上げが通常版を上回るという
異例のロングセラーとなった。
「龍が如く」など、1800円という思い切った価格設定の
廉価版が増えたのは、「もじぴったん」の成功があってこそであろう。

DS初登場となる本作は、「もじぴったん」のシステムはそのままに
タッチペンを使った快適な操作性とレスポンスの良さがウリ。
GBA版とのダブルスロットでステージや言葉が増えるなどの
おまけ要素もあるが、単独でも充分楽しめる。
(ダブルスロットは通常版、バリューセレクション版ともに対応)
タッチペンの心地良さは想像以上で、
二度と他機種版に戻れなくなる可能性も。
価格も2940円と文句無し。
シリーズ未体験者も含め、万人にお勧め。


■PS2:「史上最強の弟子ケンイチ 激闘!ラグナレク八拳豪」

■PS2:「戦国BASARA2 カプコレ」
■PS2:「ティム・バートン ナイトメアー・ビフォア・クリスマス カプコレ」

「史上最強の弟子ケンイチ」は、カプコンでは久々の
オーソドックスな「スト2」タイプの格闘ゲーム。
現在テレビアニメも放送中。
松江名俊の原作を、カプコンらしい
キャラの個性を重視した格闘ゲームに仕上げてある。
プレイした印象は「NARUTO 激闘忍者大戦」(GC、Wii)、
「BLEACH ヒート・ザ・ソウル」(PSP)、
同じカプコンで言えば「ストリートファイターEX」や
「ジャスティス学園」あたりに近いか。

原作者である松江名氏はかなりのゲーム好き、
それも格闘ゲーム好きらしく、ゲーム本編の製作にも
かなり積極的に意見を出して参加されたとのこと。
私は原作を未読なのだが、それでもかなり楽しめたので
原作ファン、アニメファンならばより楽しめるのでは。

先着購入特典として、ノンテロップ版の
オープニング&エンディング映像やCMなどを収録したDVDと、
松江名氏描き下ろしのイラスト付きカレンダーが付いてくる
・・・はずなのだがAmazonでは表記なし。
確か初回の50%程度の装着率だったはずなので、
品切れではなく、単に表記し忘れている可能性大。
カプコンは至急Amazonへ確認&連絡を。


■Wii:「ソニックと秘密のリング」


昨年末に他機種版も発売された「ソニック」シリーズ最新作。
「エキサイトトラック」ともまた少し違う
リモコンを使った操作感覚が楽しく、
グラフィックも美麗、スピード感も文句無しで
久々に初期のシンプルな楽しさを取り戻した印象。
40種類ものミニゲームを収録して多人数プレイにも対応するなど、
至れり尽くせりではあるのだが、価格が高いことと
値崩れ連発によって「ソニック」のブランド力が
相当落ちてしまっているのがネックか。

読者登録をしていただいている「脱!三日坊主日記Part2」様が
週刊ファミ通で行っていた体験版プレゼントに当選されたようで、
体験版の感想が掲載されている。

●ソニックと秘密のリング(脱!三日坊主日記Part2)

■Xbox360:「クロムハウンズ プラチナコレクション」

今週の360は「クロムハウンズ」の廉価版のみ。
個人的には、5月発売の「フォルツァ2」に期待。
スクリーンショットでは伝わらないかも知れないが、
グラフィックのインパクトがとにかく強烈。
レーシングシミュレーター好きにとっては5月の大本命であろう。


■Xbox360:「フォルツァ モータースポーツ 2」(5月24日発売)


▼ゲーム関連商品

前作も人気の高かった「ペルソナ3」関連のCDも順次発売。
「輪廻天生」は全曲新録のアレンジベスト。
「ペルソナ3フェス」はタイトル通り、「フェス」で追加された
楽曲のみで構成された新アルバム。
どちらも初回限定仕様あり。



▼今週発売の主なDVD


■DVD:「DEATH NOTE デスノート complete set」


コミック原作の実写映画化としては
歴代1位となった大ヒット作品がいよいよ発売。
原作をアレンジした脚本でありながらアレルギー反応も薄く、
むしろ「これはこれでアリ」とする支持派が多いのも印象的であった。
予約開始から発売目前まで、ほぼ途切れることなく
予約が入っていたので大ヒットは確実だ。

ちなみに、今月24日に公開予定の
オダギリジョー主演、大友克洋監督の「蟲師」は超地雷。
大友はもう何をやっても駄目だ。


■DVD:「ただ、君を愛してる スタンダード・エディション」


「のだめカンタービレ」でようやく一歩抜け出した感のある
玉木宏と宮崎あおいの主演でおくる恋愛映画。
松田龍平と広末涼子の主演で作られた
「恋愛寫眞」という作品のアナザーサイドストーリーとして
位置づけられているが、監督も変わっている上に
テイストはまるで違う(松田×広末はほとんどホラー)ので
あまり気にしなくても構わない。

世代が違うと言われればそれまでなのだが、
あり得ない設定と激甘な台詞、少女マンガチックな演出、
あまりにも過剰な宮崎あおいの演技など、
ジジィな私には赤面ものの甘酸っぱさであった。
スレていない、ピュアな若者に。


■DVD:「カポーティ コレクターズ・エディション」

■DVD:「カポーティ &冷血 マスターピース・コレクション」

「ティファニーで朝食を」「冷血」などで知られる
トルーマン・ガルシア・カポーティの知られざる素顔を描いた作品。
カポーティの細かな仕草まで完璧に再現して見せた
フィリップ・シーモア・ホフマンは本作で見事オスカーを受賞した。
「ビヨンドtheシー 夢見るように歌えば」でボビー・ダーリンを演じた
ケビン・スペイシーもそうなのだが、
主演俳優が製作や監督を兼任するほど入れ込んだ人物の
映画化作品は、他の出演作と比べても演技の凄みがまるで違う。
ホフマンのカポーティに対するこだわりがあってこそ
生まれた傑作と言える。「冷血」とのセットも同時発売。


■DVD:「ソウ3 DTSエディション」

■DVD:「ソウ トリプル・パック (初回限定生産)」

次回作も噂されている「ソウ3」も今週発売。
3作セットのトリプルパックも同時発売。
各作品については、以下の過去ログにて。

●若さ溢れるハイスピードサスペンス「SAW」
●饒舌なジグソウは嫌だ「SAW2/ソウ2」
●「テキサスチェーンソー・ビギニング」「SAW3/ソウ3」でホラー三昧


■DVD:「フラガール メモリアルBOX」


キネ旬、報知、日本アカデミー賞など、2006年度の映画賞を
総なめにした「フラガール」もいよいよ今週発売。

昭和40年、炭坑を主産業として栄えてきた福島県いわき市。
反対むなしく、時代の流れで次々と閉山に追い込まれ
先行きが不安になる男衆を尻目に
炭坑に代わる新たな収入源として市が目を付けたのが、
いわき市にハワイアンセンターを作ることだった。

いわき市にある常磐ハワイアンセンター誕生までの
過程を描いた作品で、蒼井優、山崎静代(南海キャンディーズ)、
富司純子、豊川悦司、松雪泰子といった
豪華キャストを揃えて製作された。

闇雲に反抗するだけで、活路を見出せずに愚痴るばかりの男達と、
明日も食わねばならないという現実を前に、一歩踏み出す女達。
都落ちして来たダンス教師の松雪泰子から
多くのものを吸収して一人前のフラガールに成長していく
蒼井優、山崎静代などのフラガールの面々が素晴らしい。

後半のフラダンスシーンは圧巻。
特に蒼井優のソロパートは息を呑むほど美しく、
この数分間のためだけにでも観る価値は大アリだ。
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「ヨッシーアイランドDS」出足好調、「聖剣伝説HoM」シリーズに終止符の予感

2007年03月09日 | 瓦版
▼「ヨッシーアイランドDS」出足好調


■DS:「ヨッシーアイランドDS」


「ニュー・スーパーマリオブラザーズ」
「星のカービィ 参上!ドロッチェ団」に続く
任天堂発の2Dアクション新作「ヨッシーアイランドDS」が
初日で約10万本を販売し好調だ。
週末で数字を伸ばす任天堂タイトルにしては消化率も高く、
週末まで在庫の持たないショップもあるのではないか。
勢い的には昨年末発売の「星のカービィ」をも凌いでおり、
累計販売数でも「星のカービィ」クラスを狙いたいところ。


■PS2:「雨格子の館」


当BLOGでも定期的に取り上げて来た「雨格子の館」は
初日で初回出荷の半数以上を販売、
ミステリーアドベンチャーにもまだまだ根強いフリークが
存在していることを証明した。
プレイレポートもいくつか発見したので紹介しておこう。

●雨格子の館に入館しました♪(あるSEとゲーマーの四方山話)
●雨格子の館やってますよ(肉球を太陽に)
●雨格子の館 プレイ日記1(アドベンチャーゲームが好き)

概ね好評のようで何より。
当BLOGの紹介記事はこちら。

●フォグ×日本一ソフトウェアからの挑戦状。PS2「雨格子の館」


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■DC:「カラス」(SEGA DIRECT・限定商品あり
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■DC:「カラス」(Amazon)

「今度こそDC最期のソフトか」と言われている
「カラス」は初日で約2000本ほど。
スク水STGと言われ、生粋のシューティングファン以外からの
支持も高かった「トリガーハートエグゼリカ」ほどの勢いはないが、
ダブつくほどのこともなく、安定して売れているようだ。


■PS3:「POWER SMASH 3/パワースマッシュ3」


「ガンダム無双」でわずかに盛り上がりを見せた
PS3の新作「パワースマッシュ3」は、
同じセガから発売された「バーチャファイター5」比で
約20%というスロースタート。
初動で大きく動くソフトではないので、
時間をかけてPSP版程度には持っていきたいところ。

▼今週の危険信号


■DS:「聖剣伝説 ヒーローズ オブ マナ」


ジャンル変更で勝負に出たものの、
発売日前日に早くも掛安情報が流れ、動向が不安視されていた
「聖剣伝説HoM」は約1万本と大苦戦。
10万本を超える流通在庫からしても値崩れは避けられそうになく、
販売数、消化率からしても、
状況は「テイルズ オブ テンペスト」並みに悪いかも知れない。
「ファイナルファンタジー」の外伝的ポジションから始まった
「聖剣伝説」シリーズの歴史も、さすがにそろそろ幕引きか。


■DS:「美味しんぼDSレシピ集」


●良く言えば本歌取り、悪く言えば…「美味しんぼDSレシピ集」

「美味しんぼDS」も大苦戦中。
作りはしっかりしているのだが、「しゃべる!DSお料理ナビ」との
差別化を上手くPR出来ていないのかも知れない。
任天堂からの許可を得て「しゃべる!DSお料理ナビ」の新作として
発売される「まるごと帝国ホテル」の動向が気になるところだ。

▼PSP「モンスターハンターポータブル」再度値下げ

ミリオン突破に向けて着々と数字を伸ばしている
「モンスターハンターポータブル2nd」の新たな援護射撃となるか。
カプコンは、現在までに約30万本を販売している
「モンスターハンターポータブル 廉価版」の更なる値下げを発表した。
新価格は1980円で、現行価格よりさらに1000円近い値下げとなる。
通常版約65万本、廉価版約30万本とミリオン目前の
初代「モンスターハンターポータブル」も、これでミリオン確実となった。
発売日は4月26日。
同日にはPS2「シャドウ・オブ・ローマ」(1980円)
「キラー7」(2800円)の廉価版も発売される。
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「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」DVD化決定、他

2007年03月09日 | 瓦版

■DVD:「父親たちの星条旗 特別版」(5月3日発売)


クリント・イーストウッドの魂が込められた傑作
「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」の2作が
早くもDVD化されることとなった。
1945年、小笠原諸島の硫黄島で繰り広げられた壮絶な戦いを、
アメリカ側(父親たちの星条旗)と日本側(硫黄島からの手紙)の
2つの視点から描いている。

日本では「硫黄島からの手紙」ばかりが話題になり、
興行収入、評価ともに「父親たちの星条旗」とは
かなりの差が出来てしまっているようだが、
この2作は言ってみればコインの表と裏。
どちらか片方だけを観てもあまり意味がないように思う。

「父親たちの星条旗」は、硫黄島の戦いにおいて
アメリカ側の勝利を印象づけた1枚の写真の裏に隠された
「勝者の憂鬱」をテーマにした作品。
戦争を続けるため金策に走る国家に操られ、
集金マシーンとして「勝者」の看板を背負わされる
兵士達の苦悩が淡々と描かれている。
アイスクリームにかけられたストロベリーソースの「赤」に
今なお戦地で戦い続ける仲間達のことを思い、
祝勝パレードで打ち上げられる花火に
銃声や戦闘機の爆音をオーバーラップさせる彼等が
少しずつ病んでいき、辿り着いた先は・・・

「硫黄島からの手紙」は、圧倒的な劣勢でありながら
1ヶ月以上も硫黄島を守り続けた
栗林中将率いる日本軍の姿を克明に描いた作品。
アメリカ国内のシーンも多い「父親達の星条旗」は
建物も衣服も色彩豊かだが、
「硫黄島からの手紙」では、人々の流す血の「赤」と
立ち上る炎の「オレンジ」以外は色というものがほとんど存在しない。
それだけに、「赤」の痛々しさや「オレンジ」の恐ろしさが
「父親たちの星条旗」以上に際立って見える。
クリント・イーストウッドが惚れ込んだという二宮和也は
表向きの主役である渡辺謙を支える陰の主役的役回りで、
歴史の陰に隠れた人物にスポットを当てる
イーストウッドらしい作品となっている。

ただ、全編日本語の台詞を採用しているためか、
滑舌よりも表情を優先したような箇所が多く、
台詞が聴き取りにくい部分がかなりあったように思う。
そこだけは本当に惜しい。

ハリウッドメジャー作品でありながら
「アメリカ万歳」のチープなドンパチ映画にならずに済んだのは、
スティーヴン・スピルバーグに直談判して監督をもぎとった
クリント・イーストウッドの真摯で冷静な視点があればこそであろう。
劇場で見逃した方なら2作とも絶対に観ておいて損はない。


■DVD:「硫黄島からの手紙 特製BOX付 初回限定版」(4月20日発売)


先行発売される「硫黄島からの手紙」は
「父親たちの星条旗」を収納できるBOX付き。


■DVD:「武士の一分」(6月1日発売)

■DVD:「武士の一分 豪華版 限定版」

敬愛する山田洋次作品なので一応こちらも。
木村拓哉でなければそこそこ良作なのだが・・・
詳しい内容については、以下の過去ログにて。

●良くも悪くも木村拓哉ありきの映画「武士の一分」

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「モンスターハンターポータブル 2nd」発売2週で90万本を販売、出荷はミリオン達成

2007年03月08日 | 瓦版

■PSP:「モンスターハンターポータブル 2nd」


期待を上回る好スタートでPSPハードの拡販にも
貢献している「モンスターハンターポータブル2nd」。
発売2週目も好調を維持し、累計販売数は約90万本に達した。
昨日、カプコンより発表になったので御存知の方も多いと思うが、
出荷ベースでは既にミリオンを突破しており、
販売数でも近日中にミリオンに到達するものと思われる。

●「モンハンP 2nd」国内初の100万本突破(カプコン公式)

また、「モンスターハンターポータブル 2nd」の勢いに牽引され
PSP本体も約6万台を販売。
色別では、同時発売の新色「シャンパンゴールド」、
メタリックブルー、シルバーなどが特に好調のようだ。
SCEの発表によると、2月末日でPSPの国内出荷台数が
500万台を突破したとのこと。


■PSP:「ファイナルファンタジータクティクス 獅子戦争」(5月10日発売)


「モンハン」以降のラインナップでめぼしいタイトルは、
スクウェア・エニックスの仕掛ける
「ファイナルファンタジー 20周年企画」。
4月19日発売の「ファイナルファンタジー」を皮切りに、
5月10日発売の「ファイナルファンタジータクティクス 獅子戦争」
6月に延期された「ファイナルファンタジー2」、
流れ的に7月あたりではないかと踏んでいる(あくまでも予想)
「CRISIS CORE FINAL FANTASY VII」と、関連タイトルの連続投下で
「FF」の20周年とPSP市場を盛り上げていきたいとのこと。


■PS3:「ガンダム無双」

■PS3:「ガンダム無双 with PLAYSTATION 3(60GB)」

PS3のキラータイトルとして発売された「ガンダム無双」。
チャンスロスもあったようだが、初週で約17万本を販売、
PS3の初動記録と累計販売数の2つを同時に更新した。
しかし、期待されたほど本体は伸びず、約4万台に止まった。
前週の2倍には届かず、という話もとある筋から入っていたのだが
大まかな感触としては「ほぼ倍」ということで落ち着きそうだ。
本作以降のタイトルはPSP以上に寂しい状況のため、
ここでもう少し本体を売っておきたかったところであろう。
4月の「プロ野球スピリッツ4」が「世界でひとつ」の第3弾とのことだが・・・


■DS:「スーパーロボット大戦W」


一方、「スパロボ」シリーズ最新作である「スーパーロボット大戦W」は
「ガンダム無双」と拮抗したまま週末も推移し、初週販売数もほぼ互角、
GBA版も含めた携帯用機版「スパロボ」の初動記録を更新した。

その他、「レイトン教授と不思議な町」が20万本、
「ドラゴンクエストモンスターズジョーカー」が120万本を
突破するなど、定番タイトルが安定した動きを見せ、
DS Lite本体は約11万台を販売。
相変わらずの好調ぶりとなっている。

しばらくは小休止といった感じのWii。
先週発売の「ファイアーエムブレム 暁の女神」は
2週で約10万本を販売するも大きく後退し、
本体を牽引し続けている「Wii Spoprts」「はじめてのWii」の
2強が横ばいの状態となっている。
本体の販売数は約6万台。
出荷数は若干落ちているようだが、品薄も解消されてきたようで
店頭で見掛ける機会も徐々に増えて来ているのではないか。


■Xbox360:「トラスティベル ショパンの夢」(6月14日発売)


再び影の薄くなったXbox360は
それでも毎週5000台前後をきっちり売り続けており、
同時に「アイドルマスター」もじわじわと売れ続けている模様。

Xbox360の今後は、6月発売の「トラスティベル」が期待株。
BGMを「ヴァルキリープロファイル」「バテン・カイトス」の桜庭統氏、
ショパンが題材ということで、
ピアノ演奏にはスタニスラフ・ブーニンを起用している。
不慣れなせいか戦闘シーンが若干慌ただしかったが
グラフィック、演出共にかなり力が入っている。
予約特典は特製のサウンドトラックDVDで、装着率は50%。
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見た目はまんま、中身に変化アリ。DS「マリオvs.ドンキーコング2 ミニミニ大行進!」

2007年03月07日 | 作品紹介(ゲーム)
マリオvsドンキーコング2
■DS:「マリオvs.ドンキーコング 2 ミニミニ大行進!」(4月12日発売)


「マリオvs.ドンキーコング」から2年半。
2007年4月12日にDSで発売される
「マリオvs.ドンキーコング2 ミニミニ大行進!」は
私のお気に入りのアクションパズルシリーズの最新作である。

シリーズとしては、
GB「ドンキーコング」
GBA「マリオvs.ドンキーコング」
DS「マリオvs.ドンキーコング2 ミニミニ大行進!」
と3作目になるのだが、今ひとつヒットとは縁遠いシリーズのため
今回はシリーズの歴史を辿りつつ
システム面から説明してみたい。

GB ドンキーコング
■GB:「ドンキーコング」


1994年に発売されたGB版の「ドンキーコング」は、
元祖「ドンキーコング」のようなステージ上を
逆立ちやバック宙など数々の新アクションを身につけた
マリオを駆使して進むパズル要素の高いアクションゲーム。
発売当時、スーパーゲームボーイを使って
目が焼けるほどやり込んだ記憶がある。
基本的なシステムはここで既に完成されているが、
歯応えは相当なモノ。アクションパズル上級者に。


■GBA:「マリオvs.ドンキーコング」


2004年6月発売のGBA版。
難度の高かったGB版を万人向けにアレンジ、
操作性や演出面も格段に向上した。

ステージ中に散らばる宝箱を回収しつつ
マリオを出口まで誘導すればクリアという単純なものだが、
スイッチやハンマーなど、仕掛けの設置が絶妙で、
ついついもう1面、もう1面と遊んでしまう麻薬性がある。
ステージ開始前に必要とされるアクションのデモが流れるなど、
アクロバチックなアクションは増えたがフォローも万全。
元祖を彷彿させるステージやBGMが挿入されるのもニクい。

アクションパズルとしては多めの約15万本ほど販売したものの、
「マリオvs.ドンキーコング」というタイトルで受注が集まり過ぎたのか、
大幅な値崩れを起こしてしまった。
中古市場なら確実に2000円を切っているはずなので、
この手のソフトがお嫌いでないなら是非。


■DS:「マリオvs.ドンキーコング 2 ミニミニ大行進!」(4月12日発売)


そして本作。
前作でマリオの後ろをチョコマカと付いて歩いていた
ミニマリオが主人公となり、タッチペンを使って彼等を誘導する
タイプのアクションパズルになった。
前作までは十字キーとABボタンを使って
プレーヤーが直接マリオを動かしていたのだが
本作のミニマリオ達はステージ上を勝手に行進しているので
方向転換やストップ、ジャンプなど、
全ての動作をタッチペンで指示してやらなければならない。
見た目はほとんど変わっていないが、システムや操作感はかなり異なる。
プレイした印象はSFC版「マリオとワリオ」に近い、と言うと
お分かりいただけるであろうか。


■SFC:「マリオとワリオ(マウス専用)」


SFCでは数少ないマウス専用ソフト。
バケツをかぶったマリオを妖精が誘導するアクションパズル。
勝手にフラフラと歩いているマリオに
遠隔操作で指示を出すだけ、という点が非常に似ている。
「レミングス」とは似て非なるシステムで出来も良い。
マウス自体がさほど普及しなかったので
プレイしていない方も多いのではないか。
Wiiリモコン対応にして、バーチャルコンソールで配信希望。

DS版ならではの追加要素は、
ワイヤレス通信とWi-Fiに対応した「エディットモード」。
自分で作成したステージを配布することが可能となった。
さらに、Wi-Fiコネクションの環境があれば
家庭にいながら新ステージをダウンロードすることも可能。

前作に満足した方は、システムの変化を楽しみつつ、
新たなタイプのアクションパズルにチャレンジするつもりで、
「レミングス」「マリオとワリオ」など、
遠隔操作系のアクションパズルがお好きな方は本作から、
全く未経験の方は、「DS STATION」で配信予定の体験版でお試しを。
遊んでみなければ面白さの伝わりにくいタイプだが、
遊んでみれば面白さは必ず伝わるはずだ。

*当BLOGでの新作紹介は、
 1:あくまでも開発途中のROMを使ってのプレイであること。
 2:数分のプレイによる第一印象に過ぎないこと。
 3:発売までに内容変更の可能性もあること。
 を予めお断りしておく。
 簡単に言えば、「あまりあてにしないでくれ」ということだ。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
  タイトル:マリオvs.ドンキーコング2 ミニミニ大行進!
    機種:ニンテンドーDS
  メーカー:任天堂
   発売日:2007年4月12日
    価格:4800円(税込み)
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
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違う、SAWじゃない

2007年03月06日 | 忍之日記


違う違う



SAWじゃ



SAWじゃない



これもSAWじゃない



違う違う



SAWじゃない



これもSAWじゃない



全部SAWじゃない


■DVD:「ソウ3 DTSエディション」(3月16日発売)

■DVD:「ソウ トリプル・パック (初回限定生産)」(3月16日発売)

本物はこちら。
いよいよ来週発売。
鈴木雅之を知らない方には意味不明であろうな。

●若さ溢れるハイスピードサスペンス「SAW」
●饒舌なジグソウは嫌だ「SAW2/ソウ2」
●「テキサスチェーンソー・ビギニング」「SAW3/ソウ3」でホラー三昧


■Book:「マネするマーケティング/岡本吏郎」
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今週発売の主な新作

2007年03月04日 | 今週発売の新作
一般的には小粒だが、私的には「買い」の多い今週の新作。
まずはこちらから。


■PS2:「雨格子の館 ミニサウンドトラックCD付き」


これまで何度も取り上げて来た
フォグ×日本一ソフトウェアのPS2オリジナルの
ミステリーアドベンチャーが今週発売。
システム等、詳しい内容については以下の過去ログにて。

●フォグ×日本一ソフトウェアからの挑戦状。PS2「雨格子の館」


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■PS2:「モンスターワールド」(SEGA DIRECT・限定商品あり
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■PS2:「SEGA AGES モンスターワールド コンプリートコレクション」

メガドライブユーザーだけでなくPCエンジンユーザーにとっても
思い入れの深い「モンスターワールド」シリーズをコレ1本に収録。
「モンスターワールド」4作に「ワンダーボーイ」2作の合計6作と、
海外版や携帯用機版などの移植版10作も詰め込んだ
全16作入りは、SEGA AGESシリーズ最大のボリューム。
単純計算、1本あたり150円強である。
これは間違いなく「買い」。


■PS3:「POWER SMASH 3/パワースマッシュ3」


アーケード版の人気とは裏腹に
コンシューマーでは今ひとつ存在感の薄い
「パワースマッシュ」の最新作がPS3で登場。
グラフィックは美麗ながら押し付けがましくなく、
気負わずに始められる1本として
ライトユーザー(がPS3所有者にいるかは分からないが)にお勧め。
個人的には、現在発売されているPS3用ソフトとしては
一番気に入っていたりする。
PSP版の実績は約3万本。


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■DC:「カラス」(SEGA DIRECT・限定商品あり
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■DC:「カラス」(Amazon)

2月22日に発売された
「トリガーハートエグゼリカ」も約1.5万本を販売し、
未だ健在を見せつけたドリームキャストの新作。
セガダイレクトではテレカ付き(画像参照)も用意されている。
マイルストーンの前作にあたる「ラジルギ」は約6000本。
今度こそドリームキャストの最期となるのか。

■DS:「ドラゴン桜DS」

人気コミック「ドラゴン桜」が初のゲーム化。
題材が題材だけにフォーマットはDS。
子供向けかと思いきや、意外と詰まったりするのが
恥ずかしいやら情けないやらの学習ソフト。
現在。YAHOO!ゲーム内にて無料で体験出来る
FLASHゲームが4種類公開されているので、興味のある方はそちらで。

国語算数理科社会(YAHOO!ゲーム)

■DS:「大人力検定」

任天堂から発売されている「常識力トレーニングDS」も
累計120万本を突破する中、今度はコナミから大人力検定が登場。
石原壮一郎の原作をDS向けにアレンジして
ゲーム化したもので、「ビジネス編」「マナー編」「プライベート編」
「恋愛編」「知識編」の5項目で大人力を鍛える。

「常識力」と何が違うのかと思われる方もいるかも知れないが、
「大人力」と「常識力」は、似ているようで実はかなり違う。
「大人力」とは、ウィットであり、処世術であり、粋なのだ。
言葉で説明するのが難しいので、
「ドラゴン桜DS」同様、無料で体験出来るページを紹介しよう。
これをプレイすれば、
「常識力」と「大人力」の違いが一発で分かると思う。

●大人力検定・練習問題(excite books)
*今回取り上げたDS用ソフトの体験版ではなく、
 あくまでも「大人力検定」の体験ページ。その点お間違えのないように。 

■DS:「聖剣伝説 ヒーローズ オブ マナ」

DSで発売された前作は約40万本を販売した
「聖剣伝説」シリーズ最新作。
今作ではシステムを大幅に変更し、
リアルタイムストラテジーに仕上げて来た。
従来のアクション重視な「聖剣」を期待している方は要注意。
DS版の前作、昨年末のPS2版と、
立て続けに大幅な値崩れを起こしているので
仕切り直しとしては絶好のタイミングだが、
予約はほとんど上がっていない。
果たして結果は・・・

■DS:「ヨッシーアイランドDS」

スーパーファミコン版は150万本のミリオンセラーとなった
「ヨッシーアイランド」の続編である
「ヨッシーアイランドDS」も今週発売。
「ニュー・スーパーマリオブラザーズ」(約420万本)
「星のカービィ 参上!ドロッチェ団」(約90万本)に続く、
正統派の2Dアクションゲームで、
スーパーファミコン版のテイストはそのままに、
ベビィマリオ、ベビィピーチ、ベビィワリオ、ベビィクッパ、ベビィDKの
5人(?)のベビィを状況に応じて使い分ける
「ベビィシステム」を搭載した。
「マリオ」も「カービィ」もクリアして、
さぁ次の1本は・・・と物色中の方なら文句無しにお勧め。

Ristretto殿によると、初回出荷は40万本程度とのこと。


■DS:「美味しんぼDSレシピ集」


私的には今週の大本命。
4月5日の「しゃべる!DSお料理ナビ まるごと帝国ホテル」も
気になるが、両方買うので無問題。
詳しい内容については、以下の過去ログにて、

●良く言えば本歌取り、悪く言えば…「美味しんぼDSレシピ集」

▼異色のカバーアルバム「ファミソン8BIT」

ファミソン8BIT
■CD:「ファミソン8BIT 桃井はるこ 志倉千代丸」(3月21日発売)


ファミコン時代のヒット曲を
ファミコン時代のピコピコサウンドでカバーした異色のアルバム。
ディスクシステムを意識した公式サイトの作りも丁寧で、
全曲試聴可能という大盤振る舞い。
「さすがの猿飛」や「THE かぼちゃワイン」も懐かしかったが、
まさか「アイドル八犬伝(きみはホエホエむすめ)」まで収録とは。
桃井某には特に思い入れもないので
いっそボーカル無しが欲しいと思って公式サイトをよく見ると
インストバージョンも全曲収録とのこと。

●ファミソン8BIT公式サイト
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