私は,エホバの証人ではありませんが,時々,
エホバの証人より配布いただいてる,「目ざめよ」誌・「ものみの塔」誌,パンフレット等より引用の記事もあります。
(どこの宗教,宗派にも属していません)
*いろんな宗教にも交わりました(立正佼成会,創価学会,キリスト教のカトリック,プロテスタント等のさまざまな宗派)
その中で,聖書に忠実に教えてるのは,エホバの証人と思います。
*私が用いる聖句は,新世界訳,新共同訳,新改訳,口語訳,回復訳
「目ざめよ!」 2014年1月
『仲間の圧力に負けないために』
現実の問題
「わたしは中学生の時,仲間外れにされて傷つきました。それで,高校生になって自分の外見や態度を変えました。悪いほうにです。
どうしても友達が欲しくて,仲間の圧力に負けてしまいました。みんなから好かれたい一心でした」。
(ジェニファー,16歳。)
あなたも仲間の圧力を感じていますか。もしそうなら,この記事は,そうした圧力に対処するのに役立つことでしょう。
仲間の圧力に屈するのであれば,操り人形になっているようなものです。しかし,人の言いなりになるべきでしょうか。
「皆さんは次のことを知らないのですか。自分を奴隷として誰かに差し出して従うなら,従う相手の奴隷になります。罪の奴隷となって死へと導かれるか,従順の奴隷となって正しいことへと導かれるか,どちらかなのです」。
(ローマ 6:16)
知っておきたいこと
良い人でも,仲間の圧力を受けると,悪いことをしてしまう。
「悪い交わりは有益な習慣を損なう」。
『思い違いをしてはいけない。「悪いつきあいは,良い習慣を台なしにする」のです』。
(コリント第一 15:33)
「良くないと分かっていても,その場の空気にのみ込まれて,みんなが喜ぶならそうしようという気持ちになってしまいます」。
(デーナ)
仲間の圧力とは言っても,仲間が直接加えてくるものだけではない。
「自分では正しいことをしたいと願うのに,悪が自分にある」。
「そういうわけで,私は,善をしたいと願っているのですが,その私に悪が宿っているという原理を見いだすのです」。
(ローマ 7:21)
「圧力と感じるものは大抵,自分自身から生じています。本当のところ,仲間が話していることがとても面白そうに思えてそれをしたいと思うのは,自分なんです」。
(ダイアナ)
仲間の圧力に立ち向かうなら,自分自身のことが誇らしく思える。
「正しい良心を保ちなさい」。
「健全な良心を保ってくださいa。そうすれば,皆さんについてどんな悪いことを言う人も,キリストに従う皆さんの良い振る舞いを見て恥ずかしく思うでしょう」。
(ペテロ第一 3:16)
「仲間の圧力に立ち向かうのが非常に難しい時もありました。でも,今では,ほかの子たちと異なっていても平気です。自分の決意を貫いています。良心が痛んで眠れない,ということはありません」。
(カーラ)
どうすればよいか
良くないことを行なわせようとする仲間の圧力に直面したら,次のようにしてみましょう。
どんな結果になるか考える。こう自問してみてください。『圧力に屈したら,自分は自分のことをどう思うだろうか。見つかったら親はどう思うだろうか』。
聖書の原則:
「惑わされてはなりません。神は侮られるような方ではありません。何であれ,人は自分のまいているもの,それをまた刈り取ることになるのです」。
(ガラテア 6:7)
「両親から,『圧力に負けたら,どうなると思う?』と聞かれ,仲間の圧力に屈したら道を踏み外すことになるのがよく分かりました」。
(オリビア)
信念を抱く。こう自問してみてください。『これをしてしまったら,それは自分自身にとっても他の人たちにとっても害になる,と言えるのはなぜだろう』。
聖書の原則:
「しかし,固い食物は成人した者たちのためです。彼らは訓練の結果,その機能が活用されて,善悪を識別することができるのです」。
(ヘブライ 5:14)
「幼かった頃のわたしは,しないと言うだけか簡単な返事しかしませんでしたが,今では,なぜするのか,なぜしないのかをはっきり説明することができます。正邪に関して固い信念を持っています。ほかの人に聞くのではなく,自分で考えて答えることができます」。
(アニータ)
“自分”について考える。『自分はどんな人になりたいのだろうか』と自問してください。
それから,いま受けている圧力について考え,『そのような人なら,この状況でどうするだろうか』と自問してみてください。
聖書の原則:
「自分が信仰にあるかどうかを絶えず試しなさい。自分自身がどんなものであるかを絶えず吟味しなさい。それともあなた方は,イエス・キリストがあなた方と結びついておられることが分からないのですか。それは,あなた方が非とされているのでなければのことですが」。
(コリント第二 13:5)
「わたしは,自分に満足しているので,他の人からどう思われるかをあまり気にしません。それに,大抵どの人も,ありのままのわたしと一緒にいることを好みます」。
(アリーシャ)
先のことも考える。在学中なら,いま自分が受け入れてもらおうとしている仲間たちは,あと数年 ― あるいは数か月 ― 後にはもう,自分とのかかわりがなくなっているかもしれません。
「卒業写真を見ても,同級生の幾人かの名前さえ,もう思い出せません。でも,学生の頃は,自分の信念を貫くより,みんなの意見に合わせるほうが重要でした。なんてばかだったのでしょう」。
(ドン,現在22歳)
備えをする。「一人一人にどのように答えるべきかが分かるようになりなさい」と聖書は述べています。
「塩で味付けされた快い言葉を語るように心掛けましょう。そうすれば,誰に対してもどのように答えるべきかが分かります」。
(コロサイ 4:6)
「両親はわたしと妹を,ありがちな場面について考えるよう助けてくれます。そして,実際にそのような状況に直面したらどうすべきかが分かるよう,家族でその場面を演じます」。
(クリスティーン)
^ この記事に出てくる一部の名前は変えてあります。
聖書のアドバイス
「何であれ,人は自分のまいているもの,それをまた刈り取ることになる」。
(ガラテア 6:7)
「円熟した人々は自分の知覚力を訓練し,正しいことも悪いことも見分けられる」。
(ヘブライ 5:14)
「自分自身がどんなものであるかを絶えず吟味しなさい」。
(コリント第二 13:5)
ジェシカ
「自分自身のことをどう思っているかによって,仲間の圧力にどう対処するかがかなり違ってきます。自信を持っていれば,人からどう思われるかは気になりません。仲間の圧力も,すぐに,大したことではなくなります」。
ケイリー
「自尊心が弱いと,安心感を得るだけのために他の人たちに合わせようとするかもしれません。でも,自分に自信を抱いていれば,容易に仲間の圧力に気づいて,それを無視できます」。