しあわせな生き方
【幸せとは?】
自分は幸せなほうだと思いますか。
家族や仕事に恵まれているから幸せ,宗教を信じているから幸せだと言う人もいます。
あるいは,卒業や就職,新車の購入を楽しみにしている人もいるかもしれません。
多くの人は,何か目標を達成したり欲しい物を手に入れたりした時に,幸せな気持ちになります。
でも,そうした気持ちはどれほど続くでしょうか。大抵はすぐに消えてしまうでしょう。
幸福,あるいは幸せとは,恵まれた状態のことで,ある程度の持続性があり,ちょっとした満足感から生きる喜びまで幅広い気持ちを指す言葉です。
そして,いつまでもこのままでいたいという自然な願望を伴うとされています。
ですから,幸せは目的地やゴールというよりは旅そのものに似ています。
幸せになれるかどうかは,何を得られるかよりも,どのように生きるかにかかっています。
「あれがなければ」あるいは「これができなければ」幸せになれない,と思っている人は,今得られるはずの幸せを得そこなっているのです。
例として,幸せと健康を比べてみましょう。健康でいるためには,食事や運動など生活全般に気を配る必要があります。
同じように,幸せでいるためには,生活の様々な場面でバランスの取れたアドバイスに従う必要があります。
どんなことが幸せな生き方につながるでしょうか。大切なポイントが6つあります。
● 満足し,喜んで与える
● 健康を保ち,順応する
● 愛する
● 許す
● 生きる目的を知る
● 希望を持つ
長年敬意をもって受け入れられてきた知恵の書 聖書はこう述べています。
「いかに幸いなことでしょう。まったき道を踏み,主(神)の律法に歩む人は」。
(詩編 119:1)
では,その「道」つまり生き方について考えてみましょう。
>>>続く