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見た目が気になるのはどうして? 聖書

2020年07月17日 | 日記

見た目が気になるのはどうして?

 

なぜ考えるべきか

鏡に映る姿より,大切なことがあります。

 

あなたならどうする?
こんな場面をイメージしてみてください: ジュリアには,鏡の中の自分が太っているようにしか見えません。
親や友達は彼女のことを“ガリガリ”と言いますが,「やせなきゃ」とつぶやくのです。

最近ジュリアは,極端なダイエットをして,“2キロだけ”やせようと思っています。何日か絶食しないと……。

もしジュリアのように感じるなら,どうしますか。

 

ちょっと考えてみよう!

自分の見た目を気にするのは何も間違ったことではありません。
聖書も,サラ,ラケル,アビガイル,ヨセフ,ダビデなど何人もの男女の見た目について良く言っています。
アビシャグという女性のことを「極めて美しかった」とも述べています。

「その娘はとても美しかった。彼女は王の世話をして仕えたが,王は彼女と性関係を持たなかった」。
(列王第一 1:4)

とはいえ,多くの若い人は見た目を気にしすぎます。そのことは,深刻な問題になることがあります。考えてみましょう。

ある研究では,58%の女子が自分は太り過ぎだと考えていましたが,実際にそうだったのは17%だけでした。

別の研究によると,標準体重以下の女性の45%は,自分は太っていると考えていました。

体重を減らそうとして,拒食症になる若い人もいます。自分を飢餓状態に追い込むこの摂食障害は,命にかかわる病気です。

 

拒食症や他の摂食障害の症状があるなら,助けを求めましょう。まず,親か信頼できる大人に打ち明けてください。

聖書には,「真の友はどんな時にも愛しつづけるものであり,苦難のときのために生まれた兄弟である」と述べられています。
(箴言・格言 17:17)

 

あなたにできる一番大切な変化

実際,魅力的な人かどうかは内面によって決まります。

ダビデ王の息子アブサロムについて考えましょう。聖書はこう述べています。

「それほどまでにたたえられた美しい人はいなかった。その足の裏から頭のてっぺんまで彼には欠陥がなかった」。
(サムエル第二 14:25)

しかし,この若者はプライドが高く,野心的で裏切り者でした。
そのため,聖書はアブサロムのことを魅力的な人としては描いていません。恥知らずで裏切り者,殺意ある憎しみを抱く者として描いています。

聖書が次のようなアドバイスを与えていることには,正しい理由があります。

「新しい人格を身に着けなさい」。
(コロサイ 3:10)

「そして,あなた方の飾りは,髪を編んだり,金の装飾を身に着けたり,外衣を着たりする外面のものであってはなりません。むしろ,もの静かで温和な霊という朽ちない装いをした,
心の中の秘められた人を飾りとしなさい。それは神の目に大いに価値のあるものです」。

(ペテロ第一 3:3,4)

 

それで,魅力的でありたいと思うのは,何も悪いことではありませんが,見た目よりも人格の方がもっと重要です。
結局,身体的強さやスタイルの良さより,優れた特質の方が他の人の目にずっと魅力的に映るのです。
フィリシアという少女は,「きれいな人はすぐに注目されるかもしれません。でも,いちばん印象に残るのは,内面つまり良い性格なんです」と述べています。

 

見た目に対するあなたの見方

自分の見た目にがっかりすることがよくありますか。

体の欠点と思う部分を直すために,美容整形や極端なダイエットをしようと思ったことがありますか。

できるなら,見た目のどんなところを変えたいですか。
(当てはまるものを選びましょう。)

身長

体重

体形

最初の2つの質問の答えが「はい」で,3つ目の質問で選んだものが3つ以上あったとしても,次のことに目を向けましょう。
人はあなたのことを,あなたが思うほどにはネガティブに見ていません。極端になって,自分の見た目を気にしすぎるというのはよくあることです。

「しかし神(エホバ,ヤハウェ)はサムエルにこう言った。『彼の容姿や背の高さに注目してはいけない。私は彼を選んでいない。人間の見方と神の見方は違う。人間は目に見えるものを見るが,神は心の中を見る』」。
(サムエル第一 16:7)