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女性の直面する厳しい現実 Ⅳ 教育を受けることができた ~聖書

2021年08月30日 | 日記

女性の直面する厳しい現実 Ⅳ

 


2. 教育を受けることができた。


女性は,律法契約の当事者として,律法の朗読に耳を傾けるよう招かれました。それは,学ぶ機会となりました。
「民を,男性も,女性も,子供も,イスラエルの町にいる外国人居住者も集合させなさい。彼らが聞き,皆さんの神(エホバ,ヤハウェ)について学び,その方を畏れ,注意してこの律法の全ての言葉を実行するためです」。
(申命記 31:12)

「それで祭司エズラは,男性や女性,聞いて理解できる年齢の人たちから成る会衆の前に律法を持ってきた。第7の月の1日のことである」。
(ネヘミヤ 8:2)

「彼らは真の神の律法の書を朗読し続け,分かりやすく説明して意味を教えた。読まれた箇所を理解できるよう,民を助けたのである」。
(ネヘミヤ 8:8)

また,公の崇拝の一部に参加するための訓練を受けることもできました。例えば,幕屋での「組織的奉仕」に携わった女性や,混声合唱団の中で歌った女性もいたようです。

「水盤とその台を銅で作った。銅は,会見の天幕の入り口で奉仕するために組織されていた女性たちの鏡を使った」。
(出エジプト記 38:8)

「彼らはみな王の先見者ヘマンの子らである。神はヘマンを高めるために,約束どおり十四人の息子と三人の娘を授けられた。彼らはみな父の指示に従って, 主(神)の神殿で,シンバル,竪琴,琴を奏でながら歌い,神殿で奉仕した。アサフ,エドトン,ヘマンは王の指示に従った」。
(歴代第一 25:5,6)


多くの女性は,商売をして儲けるのに必要な知識や技術を持っていました。

「彼女は亜麻の衣服を作って売り,帯を商人に納品する」。
(箴言 31:24)

また,当時の諸国では,家庭で息子を教えるのは父親だけでしたが,イスラエルでは,母親も,男の子を大人になるまで教育することに関与しました。

「レムエル王の言葉。母親が彼を教えるために与えた重みのある言葉」。
(箴言 31:1)

ですから,古代イスラエルの女性たちが決して無教育でなかったことは明らかです。


3. 敬われていた。
十戒には,「あなたの父と母を敬いなさい」と明記されていました。
「父と母を敬いなさい。そうすれば,あなたの神(エホバ,ヤハウェ)が与える土地で長く生きられる」。
(出エジプト記 20:12)

また,賢王ソロモンの箴言には,「我が子よ,あなたの父の懲らしめに聴き従え。あなたの母の律法を捨て去ってはならない」とあります。

「わが子よ,父のしつけを受け入れなさい。母の教えを捨ててはならない」。
(箴言 1:8)


律法には,夫婦関係にない男女間での行ないに関する細かな規定も含まれており,女性に対する敬意が反映されていました。
「お前たちのうち誰も,肉親の者に近づいて,その隠し所を露わにしてはならない。わたしは主(神)である」。
(レビ記 18:6)

「姉妹と性関係を持ってはならない。父の娘であれ母の娘であれ,同じ家で生まれていてもそうでなくてもである」。
(レビ記 18:9)

「しかし,その男性が婚約中のその娘と野原で出会い,無理やり彼女と寝たのであれば,彼女と寝た男性だけが死ななければなりません。娘には何もしてはなりません。死刑に当たる罪を犯していません。これは,人が仲間を襲って殺した場合と同じです」。
(申命記 22:25,26)

夫は,妻の身体的また生物学的な限界に配慮することを求められました。

「月経で汚れた状態の女性に近づいて性関係を持ってはならない」。
(レビ記 18:19)

 

女性に対する神の見方を偽って伝える へ続く>>>