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ホメオパシー (同質療法、同種療法)

2016年04月05日 | 日記

 

『ホメオパシー (同質療法、同種療法)』

 


「その病気や症状を起こしうる薬(やもの)を使って、その病気や症状を治すことができる」
とする18世紀末から19世紀初期にかけてザムエル・ハーネマン(1755-1843)
が唱えた臨床医学観である。ホメオパチーとも。

ハーネマンの理論を踏襲した現代のホメオパシーは、ある病状を引き起こす成分をそのままでは
有毒であるので水によって極めて高度に希釈震盪したものを砂糖に染み込ませる。
希釈震盪の度合いは様々であり、10倍希釈震盪を9回繰り返したものを9X、100倍希釈震盪を
200回繰り返したものを200Cなどと表現する。最もよく用いられるのは30C、すなわち10030=1060倍に震盪しつつ薄めたものである。これがいわゆるレメディーである。
希釈震盪の度合いは、通常の科学的常識に反し、繰り返して薄めたものほど効くとされる。
あまりにも薄めてあるため、いわゆるアボガドロ数程度を基準として、原成分は1分子も残っていない可能性が高く、科学的にはそれはただの砂糖玉であり、

ホメオパス達もそれを否定していない。レメディーのもとになる原成分としては、各種の薬草、鉱物などが多い。

レメディーは、すでに現れている症状の治療目的に使われることもあるが、本格的な「治療」に
当たっては、表面に表れた症状よりも、その病気を引き起こした根本的な原因を「治療」しようとする。
このために、レメディーの服用にあたっては「ホメオパス」と呼ばれるホメオパシー「治療」
を専門に行う者の処方による。
ホメオパスになるためには数年の訓練が必要とされ、そのための専門のスクールも存在する。
ただし日本のホメオパシースクールは修学期間が4年と銘打たれていても、実際には
週末のみしか授業を行わない、自宅学習の日数が含まれる等実質的な授業時間が短い場合も多々ある。

このようにレメディーの元となる薬効成分は多くの場合極めて高度に希釈震盪されており、
元となる物質は1分子も含まれていないが、そこには元となる物質の「オーラ」や「波動」、「パターン」、
あるいは「水の記憶」が染みこんでいて、1分子も含まれていない毒物
(成分は1分子も含まれていないためリスクは全くない、という)の「パターン」や「波動」
に対する体の抵抗力を引き出すことにより、自己治癒力などが高まるとする。 
ホメオパシーのレメディーが効くかどうかは波長が合うか合わないかで決まるので、本質的には必要な波の影響しか受けない。
それゆえホメオパシーのレメディーは必要な時にしか効かず、健康体の人にレメディーを処方しても何の効果もない。
ある病気の人に適切なレメディーを処方した時のみに効果がある。このため副作用のない最良の療法であるとされる。
ただ、希釈震盪濃度を変えずに毎日多量のレメディーを飲み続けると、危険で重大な影響が起こるとハーネマンは注意している。

またオルガノンの273段落で書いているように、レメディは同時に一種類しか使用してはいけないとハーネマンは主張している。

「治療の際、一度に二つ以上の、二種類以上のレメディを患者に使用することはけっして必要のないことであり、
それゆえそうするだけでもすでに許しがたいことである。十分に知られたレメディを一度に単一の
レメディだけ処方することが、それより多く処方することよりも自然にも道理にも適っているだろうか、
という疑問をさしはさむ余地すら少しもありえないことがわかっていないのである。
唯一真なる単純な医術でもあり、唯一自然に適った医術でもあるホメオパシーでは、二つの異なったレメディを一度に服用させることは、けっして許してはならないことなのである」。

ホメオパスは人が健康なら体も健康という基本的な考えの元に働きかけ、心理的、感情的、精神的な状態に適合したレメディーを処方する。
このため、ホメオパスとのセッション(面会)では、十分な時間(2時間程度の事が多い)をかけ、患者の心理的、
精神的な状態や、成長の過程、とくに過去の大きな問題についてのインタビューが持たれる。
そうして基本的な人のタイプを見て、現在の問題を判断しレメディーが処方される。

~Wikipedia~

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