クモの糸で変わる世界: 関山 和秀 at TEDxTokyo
伸縮性が高くて、強度も桁違い。そんな夢のような繊維素材があるのだという。
関山和秀さんが取り組んでいるのは、クモの糸の人工生成。理想的な伸びと強度を生み出すため、遺伝子を合成してアミノ酸配列を操作する。
微生物発酵による低エネルギー生産ができるので、環境負荷も極めて低い。この研究を世界に先駆けて実用化するため、慶應義塾大学院在学中の2007年に仲間とスパイバー株式会社を設立。
2010年には文部科学省科学技術政策研究所「科学技術への顕著な貢献」に選定されるなど、国内外で高い評価を得ている。
クモの糸でできた飛行機が空を飛ぶのは、そんなに遠い未来のことではない。