● 宗教はみな良いものですか
☆ どの宗教にも誠実な人たちがいます。喜ばしいことに,神はそれらの人をご覧になり,
気遣っておられます。しかし残念ながら,宗教は良くない目的で利用されてきました。
「そこで,もしわたしたちの宣明する良いたよりに事実上ベールが掛けられているとすれば,それは滅びゆく人たちの間でベールが掛けられているのであり,
その人たちの間にあって,この事物の体制の神が不信者の思いをくらまし,神の像であるキリストについての栄光ある良いたよりの光明が輝きわたらないようにしているのです」。
聖書(コリント人への手紙第二 4:3,4)
「そのような者たちは,偽使徒,人を欺く働き人であり,自分をキリストの使徒に偽装しているのです。
しかし,驚くには及びません,なぜならサタン自身,光の天使に偽装するからです。こういうわけで、彼に仕える者たちが、義の奉仕者のように自らを偽装したとしても,
大したことではありません,彼らの最後は,彼らの働きに応じたものとなります」。
(コリント人への第二の手紙11:13~15)
☆ ニュース報道によると,テロ,集団虐殺,戦争,児童虐待にかかわる宗教さえあります。
神を誠実に崇拝する人たちは,こうした状況を深く憂慮しています。
『彼(イエス)がオリーブ山の上で座っていた時,弟子たちがひそかに彼のもとに来て,こう言った。
「わたしたちに教えてください。それらのことはいつ起きるのですか。あなたの来臨と時代の終わりのしるしは何ですか」。イエスは彼らに答えた,
「だれもあなた方を惑わすことがないように注意しなさい。多くの者がわたしの名においてやって来て,『わたしがキリストだ』と言って,多くの者を惑わすだろう』。
(マタイ書24:3~5)
「そして多くの偽預言者が起こって,多くの者を惑わすでしょう。また不法が増すために,大半の者の愛が冷えるでしょう」。
(マタイ書24:11.12)
☆ 真の宗教は神の誉れとなりますが,偽りの宗教は神を不快にさせます。
後者は,聖書には出ていない考えを教えており,それには神について,また死者の状態についての偽りの教えが含まれます。神は,人々が神に関する真理を知ることを望んでおられます。
「全ての命は私のものである。父の命も子の命も,私のものである。罪を犯す人は,死ぬことになる」。
(エゼキエル書18:4)
「これは,わたしたちの救主である神のみまえに良いことであり,また,みこころにかなうことである。
神は,すべての人が救われて、真理を悟るに至ることを望んでおられる。 神は唯一であり,神と人との間の仲保者もただひとりであって,それは人なるキリスト・イエスである」。
(テモテヘの第一の手紙2:3~5)