2017-01-04の記事に動画を追加いたしました。
TEDx Youth Portland 2015-Nadya Okamoto
TEDxユースポートランド2015-ナディア岡本
ホームレス女性が生理をどう乗り越えるか、考えたことありますか?
【クリック】
「必要とされているのに、多くのシェルターは生理用品を支給していない」
一部引用
ナディア・オカモトはハーバード大学に通う18歳の学生だ。学業の傍ら、彼女はカミオンズ・オブ・ケアという、ホームレスの女性たちに生理用品を配る非営利団体を設立した。
オカモトがこの活動を始めた背景には、彼女自身のホームレス経験がある。
15歳の時に母親が失業してから、オカモトは姉妹たちとホームレス生活や、友人の家を泊まり歩くなどして、7カ月間を過ごした。
生理用ナプキンやタンポンのお金の心配などは一番したくなかった。けれど、生理用品の準備ができなかったため、体育や学校を休む必要があった、と話した。
2時間かかった通学の途中で、彼女はポートランドに住むホームレスの女性たちに会った。彼女たちが生理用品の代わりに、古い紙袋や布やゴミ箱から拾った新聞を使っている、と聞いた。
安全に眠れる場所、食べ物、暖かい衣服を見つけることを一番に心配しなくてはならない時、多くの女性たちは安くて簡単な方法で生理に対処するしかない。
生理中の衛生状態がよくないと、その結果として細菌性膣炎、尿路感染症、命に関わる可能性のある毒素ショック症候群になってしまうこともある。
ホームレスの女性たちはタンポンや生理用ナプキンをとても必要としているのに、多くのシェルターは生理用品を支給していない。