神は愛 白髪は美の冠 白髪は輝く冠 

聖書の音信、日々のニュース関連を書いています。

バレンタイン・デー ― どのようにして始まりましたか

2020年02月13日 | 日記

バレンタイン・デー ― どのようにして始まりましたか

あなたはバレンタイン・デーに,カードやプレゼントを贈ったり,もらったりしたことがありますか。
多くの国では,2月14日のバレンタイン・デーにそのようなものを贈ることが習慣になっています。
バレンタイン・デーは,恋人たちが祝う日と考えられています。
しかし,この習慣はどのようにして始まったのでしょうか。

ブルーワーの諺と寓話の事典にはこう述べられています。
「聖バレンタイン。迫害されていたクリスチャンを援助したために投獄されたローマの祭司。彼は改宗し,……撲殺された。彼の命日は2月14日……」。

「バレンタイン・デーに恋人を選ぶという古代の習慣は,この聖人とは偶然の結びつきしかなく,本質的には古代ローマのルペルカリア祭の名残であるか……または,鳥がつがう時期と関係があるようだ。プレゼントを贈ること,また最近ではキューピッドや,矢の刺さったハートなどが描かれているカードを送ることが特色となっている」。

ではキューピッドとバレンタイン・デーとにはどんな関係があるのでしょうか。同事典はこう述べています。
「キューピッド(ラテン語クピド,欲望,愛の意)。ローマの愛の神で,ギリシャのエロスに当たる。普通は,目隠しをして弓矢を持つ,翼のある美しい男児として描かれている」。

ワールドブック百科事典は,さらに詳しい情報を提供し,バレンタイン・デーの習慣の起源に関する様々な説を挙げています。
「一説では,西暦200年代のローマ皇帝クラウディウス2世は,若い男子が結婚することを禁じた。同皇帝は,独身男性のほうが優れた兵士になると考えた。
バレンタインという名の祭司は皇帝の命令に背き,若い男女をひそかに結婚させた。……多くの伝説によると,バレンタインは西暦269年ごろの2月14日に処刑されたことになっている。
西暦496年,教皇聖ゲラシウス1世は2月14日を聖バレンタイン・デーと定めた」。

真の起源がどこにあるとしても,明らかにこの習慣は,古代の異教の信条やキリスト教世界のいわゆる“聖人”の列福に由来していることは明白です。
またバレンタイン・デーは,わけをあまり知らない人が多い大衆を商売の上で利用するための口実ともなっています。

不釣り合いにも不信者とくびきを共にしてはなりません。義と不法に何の交友があるでしょうか。また,光が闇と何を分け合うのでしょうか。
さらに,キリストとベリアルの間にどんな調和があるでしょうか。また,忠実な人が不信者とどんな分を共に持つのでしょうか。そして,神の神殿*と偶像にどんな一致があるでしょうか。
わたしたちは生ける神の神殿なのです。神が言われたとおりです。「わたしは彼らの中に住み,彼らの中を歩くであろう。そしてわたしは彼らの神となり,彼らはわたしの民となる」。
「『それゆえ,彼らの中から出て,離れよ』と,神(エホバ,ヤハウェ)は言われる。『そして汚れた物に触れるのをやめよ』」。「『そうすればわたしはあなた方を迎えよう』」。
「『そしてわたしはあなた方の父となり,あなた方はわたしの息子また娘となる』と,全能の神(エホバ,ヤハウェ)は言われる」。
聖書(コリント第二 6:14~18)


ベリアル
「どうしようもない」という意味のヘブライ語に由来。サタンのこと。

 

【クリック】
昔のばか騒ぎにつけられた新しい名前:バレンタイン・デー