医療経営士のブログ

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やっぱりAIの話

2024-05-14 | クリニック・事務長

みなさん、こんにちは。

AI、AI、AI…、GAFA、GAFAM、とか、これらの名称がニュースにならない日はありません。

日経新聞社が、ノーベル経済学賞を受賞した、米コロンビア大学のジョセフ・スティグリッツ教授に、

「AIの劇的な進化は経済や社会をどう変えるか」と、インタビューしていました。

 

           NHKニュース

 

 

「わぁ~、知ってる名前だ~!」

経営を勉強していた時に「ミクロ経済学」で出てきたのが、スティグリッツ教授の名前。

過去の方だと思っていましたので、現役でご活躍であることにびっくり。

いつもなら飛ばしそうな記事をしっかり読みました。

AIについては、いろいろ語られていますが、非常に勉強になったので…。

 

その内容を箇条書きにすると、

・AIの労働力を吸収は拡大するが、AIに置き換えられないサービス産業を必要とする状態が30年は続く

・その先は、AIによる失業増加や所得格差を伴う不平等経済が深刻化する

・米国では不平等が拡大していて、底辺の労働者賃金は65年前とほとんど変わっておらず、富は配分されていない

・今後、政府がグリーン経済への移行、サービス産業の拡充、教育を支援する役割を果たせば、良好な職の創造が可能

・企業がAI活用で稼いだ利益に課税する進歩的な税制が必要、

 人々から集めたデータを活用しながら、それに対価を払わないのはパラサイト(寄生虫)と同じだ

・AIのクオリティは、AIが得た情報に依存するのであって、AIそのものが質の高いニュースや情報を持っているのではない

・日本については、問題は総需要の不足と生産性の伸び悩みで、最大の課題は、

 製造業を中心とする経済からサービスの比重が高い経済への移行になる

 

と述べられていました。

あなたは、どの部分に共感されますか?

 

             

 

医療は一体これからどうなるのでしょう?

ちなみに、「ミクロ経済学」は「マクロ経済学」との対比で、

私達庶民の経済について…ということしか残っていない私でした。