みなさま、こんにちは。
団塊の世代、ゆとり世代、ミレニアム世代…など、その世代の特徴を表しているようですね。
今一番の話題は、Z世代(だいたい30歳までの若者)のこと。
40歳以上は一定の価値観で育っているのだが、Z世代は価値観が多様なため、企業がどう育てるか苦戦している。
価値観が伝統的なタテ割り組織と噛み合わず、職場内訓練(OJT)で育てる従来のやり方では限界があると。
産経新聞
みなさんは、どの世代に属していますか?
改めて、Z世代とは、どんな世代なのでしょう?
仕事に関するZ世代の傾向を、先月の日経新聞より…。
第1に、有給休暇の取得やリモート勤務を重視する人が増えている。残業などで自分の時間を侵食されたくない。
第2に、就職時に最初から転職を視野に入れている人が増えている。
第3に、キャリア(仕事の専門性)は会社ごと、職場ごとに伝承してきた組織に対して、
キャリアは自分に蓄積され、転職しても持ち運ぶ意識が高い
第4に、タテよりヨコのつながりを重視する考え方。
上司よりも異なる職場や違う会社の同世代がどう働いているかに関心が強く、副業にも意欲的。
当院でもZ世代に入るスタッフは何人かいますが、こうした傾向があるとは全く感じません。
世の中、いつの時代も、その世代をひとくくりにして、ああだ、こうだと、レッテルを貼りたがるのですよね。
いずれにせよ、
「確実に人手不足が常態化してきている今、若手をどう育てるかは、企業にとってずっと逃げられない課題になる」
と言われています。
退職代行会社なるものが出現し、複数回数の利用者には割引代金もあるという。
それだけ需要があるのには驚かされますが、企業側からすると、せっかく育てた人材を失うというのは、大変な損失です。
しかし、それを覚悟した上で、「働き改革」ならぬ「育て方改革」が必要になってくるのですね。
Z世代に限らず、良い人材がずっと残ってくれるように働く環境を整えること、
いわゆる、従業員エンゲージメントやロイヤリティを高めていくことが大切だと、つくづく心しました。