医療経営士のブログ

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ボノボの社会を目指そう!

2024-05-21 | 日記

みなさま、こんにちは。

一昨日の日経新聞に、面白い記事がありました。

ヒトに最も近い類人猿と言えばチンパンジーですが、もう1種います、それがボノボ。

ボノボとチンパンジーは、人類の「いとこ」のような存在。

 

                             ナショナルジオグラフィック

                  かわいいボノボちゃん

 

ボノボがアフリカで新種として発見されたのは約100年前。

チンパンジーはオスが激しく争うが、ボノボは平和を好むという。

それは、ボノボの「メスが強い社会」が、平和につながる仕組みになっているからだそう。

どういうことなのか、興味が湧いてきますね!

 

この2種の類人猿は、「子どもを少なく生んで時間をかけて育てる」という繁殖戦略をそれぞれ進化させた。

チンパンジーのメスは妊娠・出産して子どもが離乳するまで発情しないので、オスは数少ないメスをめぐって過酷な競争をする。

従って、攻撃性の高いオスが有利になる社会。

 

            日経新聞

 

一方、ボノボのメスは出産から1年も経たず発情が再開するので、交尾期間がチンパンジーより格段に長く、

集団内に発情したメスが複数いる状態。

つまり、繁殖のためには、オスの「強さ」ではなく、「メスに選ばれる」オスになることが重要なわけで、

このことによってメスの社会的地位が高くなったと。

もう一つ、ボノボのメスがオスに勝る大きな理由は、迷惑なオスに反撃する「メス同士の協力」もあるとか。

ボノボのメスはよく群れて行動し、年長のメスは年下を助けることで、自らの地位を高めるそう。

 

このような理由で、メスが強い社会の方がオスが争わず、平和な社会を築けるということのようです。

であれば、戦争を繰り返す人類はまだまだ男性優位の社会であり、

ボノボのように、女性優位な社会になれば、平和が訪れるのでしょうか?

「かかあ天下」は、家族安泰の元?! 

世の奥様方、世界平和という大義のために、まずは我が家の女性優位を目指しますか?