伊佐子のPetit Diary

何についても何の素養もない伊佐子の手前勝手な言いたい放題

新生ジェニー

2010年09月21日 | 人形
とうとうトミーからジェニーの新作が発表された。
と言っても、私はまだ実物を見たことがない。

ジェニーはこれまでもリカちゃんキャッスルから発売されていたから、
大人が買う分には問題はなかったけれど、
子供向きの普通のデパートや、
量販店では売られなくなってしまっていた。

タカラとトミーが合併し、タカラトミーとなり、
トミーとなってから、ジェニーはなくなってしまったのだ。
ジェニーをさんざん買い、
親しんで来た身としてはとても悲しくてショックだった。
でも少子化でもあるし、リカちゃんもぱっとしないし、
まさかこうして復活するとは思っていなかった。
なぜ急に復活を果したのか、
どういう経緯だったのかは分からないが、
とにかく喜ばしいことだ。


ただ、今回の新製品は中国製なので、
もう1つ評判が良くないようだ。
アイプリントにばらつきがあるようだ。

私も実物を確めてみたいが、京都で、
どこに行けばあるのか分からない。
大丸も高島屋もバービーはなく、リカちゃんだけだったし、
今回、ジェニーを置いているかどうか分からない。
ビックカメラもジョーシンも置いているかどうか分からない。
機会があればなるべく早く行ってみたいとは思っているのだが、
どうなのだろう。


現在、人気のある人形はブライスやMomokoようだ。

続々と人形本が発売されているが、
それのほとんどがブライスや、ベッツイや、
デコニキなど新しい人形で埋め尽されている。
でも私はそういうのよりもやっぱりジェニー、
そしてバービーの方が好きみたいだ。

古いと言われるかもしれないけれど、
バービーやジェニーくらいにしか興味が行かないのだ。
だから新生トミーのジェニーも気になる。

今回のジェニーは子供向けで、
リカちゃんやピンクボックスのバービーなどと同じ感じの位置付けになると思うが、
子供への売れ行きはどうなるだろう。
あまり成功しないようにも思うのだが、
それでも発売されたというだけで画期的だ。
私のような昔ながらの人形ファンを喜ばせてくれたことは間違いない。


---------

COMMENT:
AUTHOR: 千住 東
DATE: 09/23/2010 20:37:10
今、ジェニー関連のブログでは
この新生ジェニーの話題で盛り上がっています。
私もこの新生‘ラブジェニー’を見てきました。
下睫毛が白目の中に入っているところとか、
中国製ならではの雑さが幾つか見られるのですが、
顔色は悪くないし、
ヘッドも従来のと違って柔らかいそうです。
私の見る限りでは、
フレンド4体を含めてぎりぎり及第点の出来だと思いました。
でも、このニューフェイスは確かに可愛いけど、
私には甘すぎます。
私も頑固かもしれないけど、
タカラバービーから80年代の初代ジェニー、
18J、そして休止するまでのNEWジェニーのほうがやっぱり好きです。
なので、これらの新商品を購入するのは、
せいぜいドレスを1,2点ぐらいで、かなり後になりそうです。

COMMENT:
AUTHOR: 伊佐子
DATE: 09/25/2010 15:22:54
実物の新生ジェニーをご覧になったのですね。
出来はともかく、それだけで羨ましいです。。
品質が良くなり、これからも続くといいですねェ。

COMMENT:
AUTHOR: 通りがかり
DATE: 09/28/2010 17:29:28
Jennyちゃんがビックカメラで売っていたので
私のジェニーちゃんはもう壊れていたので
久しぶりに購入したらがっかりしました。
人形の足とかパーツ部分その他ドレスもすごく雑で
人形が可哀想でした。
靴も買ってみたのですが、
あまりのひどさにこの値段でこんな商品なのか。。
この値段で売るのだったらもっとちゃんと作ってほしいと思いました。

AUTHOR: 伊佐子
DATE: 09/29/2010 15:15:04
私も偶然、やっと実物のジェニーを見ることが出来ました。
見ただけですが、噂されているよりずっと良いと思いました。
実際買われた感想だと思いますが、
ジェニーのことを悪く言われると、何だか悲しいですね…



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川本喜八郎氏

2010年08月27日 | 人形
川本喜八郎氏が亡くなったという報道を、
夕刊ではじめて知った。
85歳だったそうだから、思ったよりも高齢でおられたが、
何というか、残念というか無念な気持ちでいっぱいだ。


川本氏といえば言う間でもなく、
NHK人形劇三国志のあの人形たちを造形した人として
私の記憶にはくっきりと刻まれていて、
それだけは忘れることが出来ない。

豪華版の人形劇三国志の写真集をわざわざ取り寄せたことも忘れられない。
展覧会にも行ったし、フィギュアも持っている。
三国志の人形が大好きだったのだ。


激しいデフォルメや奇抜さなどはなく、
基本に忠実な人形ではあるけれど、品があって、
芸術性が高かった。

もともと人形アニメーションの作家であって、
有名な作品も多かった(「死者の書」など)が、
見たいと思いつつ、今まで見てこなかった。

確か、長野県に展示館が建てられていたと思う。
そこも行きたいと思ったりしていたが、
遠いので行けないだろうなあと諦めていた。
確か「太陽」の別冊で、
川本喜八郎というタイトルの彼の人形の本が発売されていたのだが、
それも欲しいと思いつつ、高額なので躊躇っていた自分が情けない。

人形好きとして、彼の人形は見逃せない、無視出来ない、
非常に高度な魅力に溢れた人形だった。
過去形でこうして語ることがやるせない、悲しい。
ご冥福を。



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バービーの良いところ

2010年02月01日 | 人形
近頃バービーという検索が多いのだけども、
もしかして漫才コンビの女の子のことなのだろうか?
でもそんなことには全然関係なく、
個人的には盛り上がっているバービーの話題をふってみる。

バービーに良いところなんてあるのか?
バービーは、最近人気がない。
特に体が硬い、可動でないのが不人気の理由になっている。

近頃人気のある大人のための着せ替え人形はFR、
ミサキ、Momoko、みんな可動タイプで、
膝、足首、肘、手首が可動するのが当たり前、
という感じになっている。

バービーにも一部可動タイプのがあるけれど、
おおかたは可動しない。
特にミューズボディという悪名高いボディは、
肘どころか膝さえ動かない。
椅子に座ることすら出来ない、かかしボディなのだ。
それをいつまでも誇らしげに出してるマテルが信じられない。
もどかしい。
バービーが好きなだけに、不満が爆発する。


私は実は、今もバービーが好きなのだ。
いつも滅茶苦茶にけなしているけれど。
バービーをけなす人は
実はバービーのヘビーコレクターではないかと思う。
バービーコレクターであればあるほどその欠点も良く分かり、
どうしてもけなしてしまうのだと思う。

★ずらりバービー★


でも、人気のない無可動ボディにも、実は良い部分があるのだ。
それは、着せ替えが楽だということだ。
Momokoを触っていてイライラするのは手首が曲がるので、
長袖を着せる時、
手首がぐにゃりと曲がってなかなか袖が通らないことだ。
Misakiも…、ミサキは特に手のひら大きいから、
スリムな長袖が着せられない。
モモコもミサキもニット(セーターなど)を着せようとしたら、
本当にイライラして体に悪いことこの上ない。

しかも膝も曲がるから、足のふくらはぎ部分を持ったら、
くにゃりと腰が折れてしまう。
バービーなら足首を持ってもすっくと立って、
着せ替えたり、靴を履きかさせたりするのが
いとも簡単なのに、Momokoの足の、靴の入りにくさと言ったら。

それに比べれば、動かないバービーボディはどんな長袖でも楽。
ニットでも着せるのがらくちん。
スリムなシルエットもきれい。
するりと何の抵抗もなく洋服が入っていくのは、
バービーの良い点だ。
気がついたら肘が曲がってなかなか着せかえられなくて、
イライラするミサキやモモコとはえらい違いだ。

靴だっていくらでも替えられる。
バービーの靴は種類も多いから、
履き替えがいくらでも楽しめる。
もともとハイヒール用のつま先立ちの足なので、
ハイヒールを履かせてもきれい。
Momokoの足首の関節の残念な感じときたら…。


Misakiはもっと残念で、足がやたらに大きいから、
ほかのドールの靴が入らないし、
足首が動くと言っても申し訳程度で、可動というほどもない。
腰も膝もぐにゃぐにゃ、肘と手首が動くから、
一見ポーズが取れそうだけれど、
実はそれも足首同様見かけ倒しで、一方向にしか曲がらないから、
ポーズを取らそうとするとストレスが溜まりまくる。
一番やっかいな、まったく見かけ倒しの無駄ボディと言えよう。


こんな風に一見可動ボディと言えどもなんちゃってボディもあるし、
可動ボディばかりが良いということは絶対ないと思う。
不動ボディにも良い点があるし、
それぞれのドールのボディに欠点と良い部分がある。
無可動は罪悪であるかのような昨今の雰囲気だが
(私を含め)、
不動ボディばかりが駄目ではないということだ。

箱から出して飾っておくだけならば、無可動でも悪くはない、
ポーズをつけたりすることは出来ないが、
良く考えたら飾っておくのにそれほどポーズを気にしたりすることもない。
無可動でも悪くないのでは?と、思ってしまうこともある。

なまじ膝が曲がるボディだと、
ちゃんと(きれいに)立たせておけないかもしれない。
意味があっての無可動なのかもしれない…。
部屋に飾ってある人形たちは、全員立ちんぼうだし、
特にポーズを取ったりさせていないし、手も伸ばしたまま。
沢山あるから、
いちいち一人ずつ特別なポーズを取らせているわけでもない。


でもやっぱりやっぱり自由なポーズつけは魅力で、
手に取って色々動かせるのが嬉しいのだ。
ミューズボディは安上がり大量生産の粗雑ボディ、
と思ってしまう。
それにせっかく着せ替えがしやすいボディなのに、
箱にがんじがらめで始めから箱出し無用仕様なのも納得出来ない。
…また、バービーの悪口になってしまった。


でも、可動タイプのFRにしてもミサキにしても、
先ほどのような欠点がいっぱいあるのだ。
多分欠点のない、完全無欠の、
自分が思い描くような理想のドールなんて、ないのだと思う。
旧バージョンのタイプのバービーの方が均整の取れた、
迫力のある良いボディだったと思う。


バービーのボディサイズはいろいろ変わって来て、
スリムになったり、ウエスト部分がツイストしなかったりするものもある。
これはこれでややこしいし、困ったことである。

私が一番好きなのはバービーの旧ボディ、
そして可動式になる前のインテグリティの最初のヴェロニクなどのボディだ。
ヴェロニクはバービーよりまだ胸が大きかった。
そしてウエストがきゅっと締まり、そ
のグラマラスさが良かったのだ。
もしかして可動とかはあまり関係なくて、
その人形の持つボディの魅力というものがあるのかもしれないと思う。
(FRは可動になってからボディの魅力が薄れた)


そういう意味で、
1959年に開発されたバービーのボディは
ドイツのビルド・リリーの焼き直しだったにせよ、
八頭身、媚びない大人の顔、大きい胸と細いウエスト、
長いししゃも足、とにかく画期的で、革命的だった。

やっぱりボディは胸は大きく、ウエストは締まり、
ヒップは豊満、というめりはりボディであってほしい。
最近の女性の体格に合わせてか
バービーまでがそのボディを放棄しているのが残念だ。

という訳で、私は旧バービーのボディが好きなので、
家にいっぱいある旧バービーを部屋に飾りまくっているのだ。




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日本玩具博物館など

2009年05月02日 | 人形
キッズランド上新が寺町に出来たので、
早速行って来た。
フィギュアと模型とおもちゃの専門店で、
一階はゲームソフトを売っていた。

どうも私にはおもちゃの女玩しか用のなさそうなビルなので、
おもちゃ売り場のある2階だけにお邪魔した。

売っていたのはリカちゃんとシルバニアだけ、
あとは粘土で作るスイーツとか。
バービーがあるかなと薄い期待をしていたけれど、見事に外れた。
まあしょうがない。あるわけないなと自分でも思う。くすん。


この間出来たジョーシンの九条烏丸店にも
リカちゃんが置いてあったが、そこもバービーはなかった。





リカちゃんは「クルキュートリカちゃん」が
かなりの値引きで売っていたけれど、
中国製のサイドアイはどうもあまり可愛くない…。
同じ中国製なら、いつものリカちゃんの方がまだましだ。
リカちゃん、どうなるのだろう…。


それよりクルキュートリカちゃんの髪は、
三つ編みの部分に針金が入っているのだと思う。
それで髪を結んだり、形を作れるのだろう。
結構良いアイデアだと思う。
モスバーガーセットにも期待。

ところで「日本玩具博物館」(兵庫県のようだ)
http://www.japan-toy-museum.org/
というところで、リカちゃんとジェニー展をやっている。

2月28日から6月23日まで

http://www.japan-toy-museum.org/kikaku2009ricca&jenny.html

姫路城から約10キロ、
と書いてあるのでとんでもなく遠い気がするが…。
「ジェニー」誌の編集をしていた人が、
この博物館にコレクションを寄贈したということらしい。
連日盛況で好評だとか。
行ける人はぜひ。5月3日に講演会あり。



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バービーの本

2009年03月08日 | 人形
本屋へ行ったら、
「バービーファッション50年史」という本を売っていた。



ネットショップのBICなどでは全然見かけなかったので
びっくりした。
BICは…、
バービーに関することならほとんどどんなことでも
カバーしてあると思っていたのに、ちょっとがっかり。

この本は2500円だから高い。

で、中味を確めたいと思ったがセロハンが厳重にかかっていて、
中身を見られない。
腹が立って、
別の本屋へ行ってそこで中を見ようと思ったら、
もう一軒行った別の本屋でも同じようにセロハンがかかっていて、
中を開くことが出来ない。
どうやら出版社から、
あらかじめそういうふうに開かない仕様で送られて来るらしい。

セロハンというのは古いな、我ながら。
セロハンでなくてビニールというか、
ラップ?だろうか。


高い本なのだから中身を確めて見てから買いたいもんだ。
ジャパン・バービーだったか、
あれも3000円以上する高い本だったが、
中身を見ることが出来た。
見たから買わなかったが。

とにかく不親切だ。
こんな状態では買おうと思わない。
売れないよ、こんな不親切では。
ただでさえバービーなんて売れないんだから、
バービーの本なんてもっと余計に…。
いや、そもそも売る気がないのかもしれない。

しかし本の世界では最近、バービー本が沢山出ている。
ヴィンテージ関連ばかりだけども(当然だ…)。
ああそうか、今年はバービー50周年、
この本のタイトルも「バービーファッション50年史」。
50年を記念しての発売なのか。
だったら買わざるを得ないか…。



COMMENT:
AUTHOR: ひでかず
URL: http://www33.ocn.ne.jp/~hidekazu
DATE: 03/10/2009 21:33:42
おめでたい話題に水をさすようで恐縮ですが,
マスコミもバービーの50周年を好意的に報道していますけど,
そうけっこうなことばかりではなかったはずです.
メーカーとの契約上のトラブルによるものでしょうか,
日本の発売元がいきなり変わってしまい,
もとの販売会社はジェニーというなまえで
同じような人形をあらたに売りだしたとか.
消費者やファンをとまどわせるいきさつである,
と,増淵宗一氏が批判的に書かれていたようにおぼえています
(本が手元にないのではっきりとはいえませんが).
ひとびとに夢をあたえる(はずの)人形も,
カネがからむとひどいことになる,という例なのかもしれません.

COMMENT:
AUTHOR: 伊佐子
DATE: 03/10/2009 23:44:38
いつもありがとうございます。
日本でバービーとジェニーを巡るトラブルというのは、
多分1986年に起きた問題だと思いますが、
ファンには有名な事件ですね。
詳しく書くとすごく長くなるのですが…、
ただ、俎上にのせられたマーバ・バービーは
写真を見るととても可愛くて好きなので、
むしろジェニーより可愛…いやその…、
だから私としてはマーバが訴えられたのには納得が行かないのですけども。
コピーとか偽物、盗用というのはどの業界でもありますね。
今もSDとかユノアとか、
人形界も夢だけで出来ているわけではないというかね…。




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