伊佐子のPetit Diary

何についても何の素養もない伊佐子の手前勝手な言いたい放題

レゾン中毒になる泣

2022年06月30日 | 羽生結弦
6月のうちに梅雨明けして、
いつの間にか梅雨が終わってしまっていて、急に暑くなった。

毎日干上がるような暑さで、外へ出るのがつらいくらいだ。
この暑さでどこへも行きたくない。。
昼間に出歩くと思うとこの暑さでへばってしまうのが分かり切ってる(T_T)。
いきなり暑くなってついていけない。

「ポンペイ展」へ行きたかったが体調を考えると無理かも(T_T)。
水無月だけはすかさず買ったので食べることが出来た。





そろそろブログ引っ越し準備もしなければと考えてるのに…、


…感情も、日常に戻るのについていっていなくて、
ずっとファンタジーをひきずったままで…
というか、
毎日「レゾン」の映像を見て過ごしているありさま…。




あのインパクトはやっぱりすごかった。すごすぎた。


何度も現地で見ているはずなのに、
いや、見たからこそ、
記憶がほとんど飛んでいるから映像で補完しようとして…
ただ映像ではリンクでの位置が分かりづらい。
印象が違うのはそのせいかも…





写真↓
web Sportiva
https://sportiva.shueisha.co.jp/contents/photo/2022/06/29/_12_1/
羽生結弦・ファンタジーオンアイス静岡公演 フォトギャラリー(13枚)
より




羽生結弦選手の言葉↓


「毎回、毎回を見た時に、ここ違ったなとか、
これが良かったなって、何となくその方々のお気に入りが見つかる演技が
したいなと思っています。」



お気に入りの部分というか、ここが良かったとか、
そういうレベルではなくどのエレメンツにも驚かされるばかりなのだ。








たとえば始まってすぐにステージ前で
ベスティスクワットをしながら歌詞の
ゲッダウン、ゲッダウンに合わせて体をくねらせる…
(このベスティスクワットの動きが大好きで…)






そこからリンクを横切って滑っていき、ショート西寄りで3Fを飛ぶ。
ジャンプを飛んでそこでいったん足を止めてから、
小粋なサイドステップ(!)を踏む。
ほんのわずかの動作だが印象的なのだ


自分は静岡公演最終日は東側だったので、ステップは後ろ側から見た。
それでもジャンプの後のステップは後ろ側でもカッコよかった。




羽生選手はFaOI静岡公演のパンフレットのインタビューで
「競技会への練習ではいつも同じ方向を正面にしてしかやらない」と。

競技会ではジャッジに向けての演技だからだ。

「正面から見た時に表現できているのは当たり前だけど、
裏側から見た時にカッコいいかどうか。
ちゃんとシルエットがきれいかどうか、というのはすごく考えてやりました」
と。


後ろ側から見てもちゃんとさまになっているのは、
羽生選手がそう意識しているからなのだった。

リンクのどこから見ても動きが良く分かるのだ。




そして東側ロング中央からあの大開脚をして西側ロングサイドまで
バックしてゆく。
あられもない姿にびっくり…

(東側にいたので顔が見えていて後ろ姿、お尻は見えない、
神戸では西側に座っていたが、あっという間だった)

あれはさすがになんであんな振り付けをしたのかと驚いた…。


でもそれは一瞬で、
そのあとすぐに西側の端でそのままキャメルスピンをしたのには
より一層驚いた。
しかもキャメルの最後はウィンドミル(イリュージョン)の出で、
そのままポーズを取る。驚き( ゚Д゚)

あまりにも素早い動きに目で追うので精一杯なくらい。


そして体をまた音楽に合わせて一瞬止めてタメを作る。
その一瞬のポーズが決まっている。




もう一度ベスティスクワットでリンクを横断して、
このベスティの上体をうねらせながらリンクを滑ってゆく
体幹にもびっくりだ。


それからすぐに3Loを飛んでツイズルしながら氷の上に横たわる
これはもがきや苦悩を表していると解釈した。









リンク中央あたりで歌詞の「バンカー」に合わせてステージに向かって
銃を撃つポーズをしたあと、すぐにホップして、ショート端で
バタフライからシットスピンに入ったのにもびっくりした。

そのシットスピンの態勢のままで両腕を背中の上に伸ばして
スピンを続ける。
ショートサイドの端でのスピン、

あまりにも動きが素早いのでびっくりしてばかりだ。
本当に、羽生選手にしか出来ない演技だ。




西側寄りの所で膝をついてくるくる回る動きも好き。
立ち上がってピポットを繰り返す所もいい、


東側寄りでバレエジャンプのあと、すぐにツイズルに入る動きもすごい。
なんですぐにツイズルに入れるのだろう?

そのあとまたベスティスクワットで上体を激しくうねらす所には
すごいエネルギーを感じる。

ハイドロをしたあと立ち上がり、後ろ向きに後ずさりする動きもいい。




これ以外にもユニークな動き、カッコいい動き、
音に合わせてぴたっと動きを止めてポーズするところ、
短い間にいろんなエレメンツが詰まっていて、
もう、気になる動きがいっぱいあって、どれだけ見ても見飽きないのだ。
羽生選手にしか出来ない動き、演技・・・



曲調は好きとは言えないのに、なぜか夢中になってしまう不思議な感覚…。
あの曲の複雑なリズムに合わせて動けるのかという驚きも相まって…。
あの難曲をちゃんと表現しているという驚きもあり。




「レゾン」は中毒になる演技…

羽生選手が着る衣装の裾の翻りが美しく見え、

そして羽生選手という見た目が美しい人が演じることでしか
さまにならないプロなのかも?




フィギュアスケートの表現力とは…


これまで(テレビで)長いこと、いろんなスケーターを見て来た。
表現力がすごいと思うスケーターも沢山見て来た。
が、羽生選手の身体表現はそれらを突き抜けていた、ように思う。





https://www.hmv.co.jp/news/article/220427164
『ファンタジー・オン・アイス2022』公式グッズ好評販売中!


「ファンタジー・オン・アイス2022」
神戸公演、静岡公演公式プログラム販売決定!

2022年6月30日(木)AM:10:00より販売開始。

・価格:各2,000円(税込み)
・A4版 オールカラー

※数に限りがございます。
上限数に達し次第販売終了となります。ご了承下さい。



☆やっぱり全公演のパンフレットが通販で買える





美術館・ギャラリーランキング


京都府ランキング


フィギュアスケートランキング


↓ブログ村もよろしくお願いします!

にほんブログ村 美術ブログ 美術鑑賞・評論へ
にほんブログ村

にほんブログ村 その他スポーツブログ スケート・フィギュアスケートへ
にほんブログ村



FaOI静岡楽日のレゾン

2022年06月28日 | ファンタジー・オン・アイス
今でも足が筋肉痛で年を感じてしまうのが悲しい(>_<)。
無理をしすぎたかな(>_<)



ファンタジー・オン・アイス静岡公演の最終日・楽公演へ行くまでの
道のりを少し。。



FaOI静岡公演があるエコパアリーナへは、
新幹線で浜松まで行き、東海道本線に乗り換えて
最寄り駅は愛野駅。

そこからエコパアリーナまでは徒歩20分くらいだと聞いていたので、
腰が悪いこともあり、タクシーで行くことに決めていた。




愛野駅に着いたらトイレの列が出来ている。
トイレ事情は大事だと思い、そこで列に並ぶ。

だいぶ経って愛野駅から出てタクシー乗り場へ行くと、
ここにも予想以上の大行列が出来ている。

時間は12時くらい。
開演は13時だから、あまり時間はない。
かなり時間がかかるのを覚悟した。


列に並んでいると知らないご婦人が、ひとりの人同士の相乗りを提案される。
その人は昨日もエコパに来たとかで、4人で乗ると150円で済むと。
それで知らない人同士でタクシーでエコパまで乗る。

ただ、ずいぶん並んだので、会場へ着いたのはもう12時40分くらいだった。
昼ごはんのおにぎりは諦めていたが、
会場の前の芝生に座っている人がまだいたので、
自分もそこに座り、慌てておにぎりを2分くらいでほおばる。


お腹はそれほど空いていなかったが、何かお腹に入れておかないと、
という気持ちがあった。





会場前はいろんなテントが出ていて、行列が出来ている所もあったが、
パンフレットだけ買って入場。

こんなに間際にまで時間が迫って到着したのは初めてだったので
間に合うか心配したが、何とかなるものだと思った。







パンフレットの宣伝


席は正面となるショートサイドからは遠く、ステージが近くに見える席。






ショーでは途中、田中刑事がみやかわくんこと宮川大聖とコラボしたあとで、
宮川大聖がMCをしたように思うが、
そこで宮川さんが感極まっていて、言葉に詰まっていた。
観客が彼を後押しするように拍手をしていた。


「なんだか次の日目が覚めたら全部夢だったのかなって…
なってしまいそうで」


宮川大聖という人を知らなかったので、
あんなに先鋭な、前衛的なアバンギャルドな歌を歌うので、
てっきりもっと尖っていて、
斜に構えた人なのかなと思っていたので少し驚いた。

さすがに私もうるっとした。




すごく謙虚で誠実で、腰も低く、ナイーブな人なんだ…
本当にこのショー、
ファンタジー・オン・アイスに感動しているように見えた。
彼にとっても貴重な経験だったに違いない









さて帰って来て、静岡公演の「レゾン」の映像を何度も見たり、
神戸公演の「レゾン」も見たりして、
何とか記憶を繋ぎとめようとしている…。

そしていろんな人の意見も見聞きして、自分なりの感想を紡ぎ出そうとしたが
人の意見に左右されるより自分の感性を大事にした方がいい、と、
やっとそう思うことにした。





何度も考察したくなるほど、
「レゾン」はやはり自分にとって衝撃的だったのかな。
今まで見たことのない羽生結弦だったということと、
スケートでここまで身体表現を追求できるのか、という驚きがあったから、
とも思う。


羽生選手はスルメのようなプログラム、と言っていたように、
技がぎっしり詰まったプロでもあるから、
何度も見てそれを確かめ、堪能したいという気持ちが出て来るというのもある。



それは羽生さんが意図したことだろうし、異質なプロと言っていたし、
今までとはまったく違う、ショープロだからこそ表現することが出来る
意欲作であったようだ。


今は暇さえあれば「レゾン」の演技を繰り返し見ている。
中毒性のあるプロだ。
何度でも見ていたくなる。







ただ静岡楽公演の「レゾン」を見て、スタオベしながら思っていたことは、
やっぱりすごくスタイリッシュでカッコよくてキレがあってとてもきれいで
クールで、…とそんな感想が頭の中を駆け巡っていた。

終わった直後のその初めの感想が一番正直な思いかなとも思う。




ボーカルの宮川大聖も

「この瞬間だけは、僕が羽生結弦を世界一かっこよくするんだ。」

と言っていた。


白に紫のグラデーションが施された衣装はずいぶん大人の雰囲気で
立っているだけで絵になるし、艶やかで、
ポーズを取って動き出すだけでそのキレのある動きに見とれてしまう。
やっぱりどこを切り取ってもカッコいい。








どのエレメンツもぴたぴたと決まっているし目を見張るばかりなのは
神戸と同じ、技が流れるように次々と繰り出されるのも、
そしてハードな曲なのにゆったりと動く緩急があるのにも
驚かされる。




番宣で見る羽生さん(すでにさん呼び)は
いつものように明るくて可愛いのに、「レゾン」での豹変ぶり。
プログラムへの入り込み。
演技しているときは憑依しているのだろう…




神戸公演で見た「レゾン」とはまた少し演技が違い、
寝そべるシーンも変化していたように思う。

ディレイドアクセルで詰まったので、
だいぶ疲れているのだろうと思った。


それでも最後のポーズまで途切れることなくベスティスクワットなど
超絶技巧の技術を駆使して「異質」なプロを滑り切った。


羽生さんにとっても新たな挑戦だったのだろうか

新しいことに常に挑戦して進化を続けたいという思いがあるのだろう。








ただ…カッコいいプロではあるけれど、
どこか馴染めないというか、自分の中で違和感があった…。
それがどうしても引っかかる点だった。




それは宮川大聖の曲そのものだと分かった。

自分はああいう前衛的な今どきの激しいリズムの曲にあまり馴染みがない。
「レゾン」という曲があまり好きになれないのだ。

多分、羽生さんはあの手の曲が好きなんだろう。


自分は年寄りだから、最近のああしたリズムばかりの曲に苦手意識がある。
それが違和感の正体だと思う。


けれども、
あんな難曲を自由自在な動きで(カッコよく)滑りこなしている
羽生さんを目の当たりにし、驚くと共に、
心底、すごいパフォーマーであり表現者であり、
フィギュアスケートの新たな可能性を探る探求者でもあるのだ、と、
改めて羽生さんの才能に…というか、彼の存在そのものに、
そしてその存在を見られることに、ひたすら感謝の気持ち、なのだ



理屈はもういいのだ。ただただもっと「レゾン」を堪能して
ここでこんなことをしているのか、とか、
こんなことも出来るのか、と、「レゾン」の世界に浸るのが楽しい。





エコパで終演後、もらえた東和薬品の粗品






そして通販で頼んだ幕張公演のパンフレットと合わせて、
全4部が揃った
(静岡公演はハビとの対談その2)





写真↓
GQジャパン
https://www.gqjapan.jp/culture/gallery/20220624-sport-yuzuru-hanyu-figure-skater
ギャラリー:【フィギュア・羽生結弦】苦悩する27歳の熱情を切り取れ!

web Sportiva
https://sportiva.shueisha.co.jp/contents/photo/2022/06/19/_12/
羽生結弦・ファンタジーオンアイス神戸公演 フォトギャラリー(12枚)



TVガイド特別編集 KISS&CRY 氷上の美しき勇者たちvol.44
2021-2022シーズン総括&ファンタジー・オン・アイス2022特集号(仮)
(TOKYO NEWS MOOK)
1,540 円
発売日:2022/06/28

今日、この本が届いた。
まだ読んでないが…。
ANA、味の素に取材し、
そしてジェフリー・バトルの貴重なインタビューがあった。
羽生選手の写真(可愛いものも)も満載。
もうAツアーは懐かしいものになった。





美術館・ギャラリーランキング

京都府ランキング

フィギュアスケートランキング


↓ブログ村もよろしくお願いします!

にほんブログ村 美術ブログ 美術鑑賞・評論へにほんブログ村

にほんブログ村 その他スポーツブログ スケート・フィギュアスケートへにほんブログ村


FaOI静岡楽日のダムパリ、など

2022年06月27日 | 羽生結弦
ああ…またしんどい思いをした(>_<)。


ファンタジー・オン・アイス・静岡公演最終日・楽公演を
静岡まで見に行って感動もそこそこに、


愛野駅の16時54分発の浜松行き電車にどうしても乗りたくて、
それでないと浜松発の新幹線に間に合わない。
次まで待つとだいぶ遅くなる。

だから規制退場も待たず、(ごめんなさいm(__)m)
公演が終わるや否やダッシュでエコパアリーナを出て
皆のいる方向へ早足で行ったら、そこはタクシー乗り場ですでに
列を作っている。
タクシーを待っていては電車に間に合わない…
帰りは歩くと決めていた。
徒歩20分くらいと聞いていた。




けれど間違った方向へ向ってしまい、慌てて皆が歩いている所まで戻り、
早足でふうふう言いながら汗だくで皆の列に交じり、駅まで歩く。

途中、何度もめげそうになりながら、そして息が苦しい。
時計とにらめっこしつつ、それでも頑張って走るように歩く
歩く歩道でも人々を次々と抜かしながら…。

何とか駅に着き、16時54分発電車に間に合った…。
ああ、ああ、良かった。ああ。

新幹線の自由席を指定席に変えてもらって、17時31分発に乗ることが出来た…
ひと安心。


呼吸困難で死ぬかと思った。
こんなしんどい思いをしたのは久しぶり。
汗だくで、コルセットがびしょ濡れなのが分かる…
でも。


当初の予定を立てた計画通りに行き、ほっと安心。
計画通りに行かないと気が済まない人間だから…(>_<)。



だって現地ではトイレ事情と電車の時間は大事。。
日帰りならなおさら。






こんな大変な思いをして遠征をしたが、
エコパアリーナでは夢の世界が繰り広げられていた。
行って良かった。。
心底、ファンタジー楽公演を生で見られてよかった。

文字通り夢か幻か、夢の世界だった。


無理やり日常に戻って来たが、
本当なら浸っていたいというのが本音ではある。。。





今回の席は東側S席でステージ寄りのロングサイド。
かなり上の席だが全体を見渡せる。
でも目の前に柵があり、それが少し邪魔だったかな。

ショートサイドからは遠いのと、
スケーターの顔や表情は見えない。





ライブビューイングやCS有料テレビで生放送もしていたので、
同時刻に見た人は多かったはずだが…



ここでは大きな話題を呼んだアンコールのノートルダム・ド・パリについて、
真っ先に書いておく。





話がだいぶ逸れるけれど、


自分はダムパリをリアルタイムで知らない。

羽生結弦選手はシニアデビュー時から見ていて知っていたが、
あのシーズン、正確には2012年5月から自分の体調を崩し、
それから2年ほど自分のことで精いっぱいで、
他のことは記憶がないのだ。

多分ストレスが原因で血圧は上昇し、パニック障害になり、
過呼吸で救急車に運ばれたこともあった。
そんなわけでそのころから何年か、ブログやホームページも
ほったからしにしていた。




ただ、フィギュアスケートの試合の録画はその時もずっとしてはいて、
ダムパリの試合映像も録画はしていた。
(多分放送当時には見ていると思うが忘れている)

だからダムパリに関するいろんなことは全然知らない状態だった。

そしてあとから(多分2017年くらい)、
羽生選手に本格的に入れ込むようになってから、
ダムパリの録画も見たのだった。






その時、ダムパリを見た感想としては、
曲はきれいなのに、何を表現したいのか分からない、
何を表現しているのかさっぱり分からない、
ヘロヘロだし、衣装も女性の寝間着のようだし(失礼)、
ただむつかしいことはしている。
なんて思っていた。


自分は羽生選手なら何でも素敵、何をしても素晴らしい、
と思うようなコアなファンではないから、
(…今では大変な思いをして
彼の出演するショーを追いかけているのはともかくとして💦)
いくら羽生選手でも駄目なものはダメなのだ。



新ロミジュリもオペラ座も自分にはあまりフィットしなかった。
羽生選手のショートプログラムはパリ散にしてもバラ1にしても、
すごく良かったし、それらはいつもいいなと思っていた。
ただ羽生選手のフリーはいまいち、という気持ちがオペラ座の時まであった。

それがSEIMEIを演じて初めて羽生選手のフリーがいいと思った。
それからは羽生選手のプログラムはどれもいいものばかりだと思っている。





ダムパリに話を戻して、

カナダ・ロンドンワールドだったか、
その時も左右の足を捻挫していて、満身創痍だった中、
ソチオリンピックの出場枠がかかった中で渾身のダムパリ演技で総合4位、
日本男子3枠を死守した。そのことはやはり2017年ころ知ったかな。

その時のダムパリはあのニースのロミジュリ見たく、
演技とか表現というより、
火事場の馬鹿力的な爆発力があって感動した覚えがある。



話がだいぶ逸れたけど
とにかくダムパリは自分にとってリアルタイムでは全く知らず、
思い入れもまったく何もないプロだったのだ。



だからアンコールで曲が鳴った時、
それがダムパリだとはまったく気づかなかった(>_<)。

観客も北京落ちさんが多かったのか、
ダムパリのメロディーが流れてもざわざわはなく、
何の曲だろう?という空気感があった。






大トリの羽生選手の「レゾン」が終わった後、
本来ならアナウンスが入るはずが、リンクが暗転して暗いまま。
自然と観客の手拍子が起きて来て、これは何かが起こるという予感が。
観客全員が期待をしながら何かある、と思いながら手拍子をしていた。



しばらくしてバイオリンのNAOTOさんと歌手の新妻聖子さんが現れ、
知らない曲(>_<)を歌い出す。

ステージ脇から白い姿が現れ…新妻聖子の横に羽生選手が登場した。


それだけでもかなり意表を突かれたが、
皆観客は固唾を飲んで見守っている。


すると羽生選手がステージ上で小芝居をする。
優雅にうねるように動き出す。
その動きが…









よくアーティスティックスイミングの団体で水に飛び込む前に、
プール際でポーズを取る動きをすることがあるが、
あんな感じかなと思った。


でもしなやかな羽生選手の動きはリンクの上と同じように優雅で
まるで宝塚のようで、もう夢のように美しかった。

エスメラルダ(まだ知らない💦)=新妻聖子にひれ伏す羽生選手の美しさ…
もう、ため息しかなかった。

ステージに登場しただけで目を惹く美しさがあった。
今さらながらまるで二次元。
幻想の世界の麗人のようだった。まさに麗人。







ロングサイドのステージ脇近くなので、正面の姿は見えない。
十字を切るところも見えなかったが、
ステージからリンクへと降り、滑り始めたら、
曲さえ分からないのに、
あまりの美しさにため息、という言葉も陳腐なくらい
想像を超えた美しさがそこにあった。


スピンを多用していたように思うが、記憶はもうない(>_<)。
けれど、あまりの美しさにただただ呆然として、
そして見惚れ、その動く姿をただ目で追い続けるだけだった。


ああ、なんと美しいものを見たのだろう。
曲名が分からなくとも(T_T)、その感動はサプライズなだけに
一入のものがあった。
新妻聖子の歌唱の素晴らしさもあり(何となく耳に入って来ていただけ(>_<))
この世のものではない、何か天上界の舞を見ているようだった。
本当に夢のように美しかった。
(それしか出て来ない…)










家に帰って来て、録画を見直したら、
テロップに「ノートルダム・ド・パリ」と出ていた。


そういえば聞いたことはある。
見返してみたら、確かにダムパリの曲だった。
でも現地ではまったく分からなかった(T_T)




ミュージカル歌手の新妻聖子、バイオリンのNAOTOさんがいるから
このコラボが実現したのかもしれない。
なんと贅沢なコラボだっただろう。
最後まで曲名が分からなかったが(>_<)


羽生選手はだいぶお疲れだったと思うが、
美しいスケートを余すところなく存分に見せてくれた。



それだけで行った甲斐があった。
あの場にいられて心底うれしかった。


おばはんなので普通の羽生ファンみたいに全然泣きはしなかったが。
もう感性が鈍くなってるしなぁ…





そのほかのレゾンなどの感想はまた今度(>_<)いつ?…






ファンタジー・オン・アイス神戸公演がBSフジで放送決定

https://www.bsfuji.tv/fantasyonice2022/pub/index.html

2022年7月10日(日) 19:00~20:00
『羽生結弦が関西で舞う!ファンタジー・オン・アイス2022』

※この番組は、
関西テレビで2022年6月25日に放送したものと同一の内容となります。




☆カンテレのレゾンはアップが多く、全体像が分かりづらかった感じ
インタビューは良かった


TVガイド特別編集 KISS&CRY 氷上の美しき勇者たちvol.44
2021-2022シーズン総括&ファンタジー・オン・アイス2022特集号(仮)
(TOKYO NEWS MOOK)
1,540 円
発売日:2022/06/28

FaOI前半の様子を特集



羽生選手はステージ上からリンクに上がるのを封じて来たと
インタビューで言っていたけれど、
それはステージがアーティストの聖域だから、ということかな。
新しい表現を求めて封印を解いたということなのだろうか。。



美術館・ギャラリーランキング

京都府ランキング

フィギュアスケートランキング


↓ブログ村もよろしくお願いします!

にほんブログ村 美術ブログ 美術鑑賞・評論へにほんブログ村

にほんブログ村 その他スポーツブログ スケート・フィギュアスケートへにほんブログ村



羽生結弦「レゾン」

2022年06月25日 | 羽生結弦
ファンタジー・オン・アイス静岡初日、
羽生結弦選手「レゾン」を見た人がいろいろ感想を上げている。


自分も今も「レゾン」についてあれこれ(未だに)考え続けている。。

記憶が遠のいていて、ほとんど覚えられていないが…(>_<)





Bツアー初めの神戸公演は2日目へ行ったので、
初日へ行った人の感想はいろいろ知っていた。

衝撃的だったとか、ものすごいものを見たとか…、
そういうものばかりで。

今思うと「レゾン」のような演技は羽生選手には今までなかったからかも、
とも思う。





どういうことをしたのか、どのような動きをしていたのかも
あらかじめ分かった上で、

そしてファンがこぞって上げていた宮川大聖の歌、「レゾン」も聞きかじり、
一応どんな曲か知った上で神戸公演を見たのだった。

だから衝撃とかは受けなかったし、
ものすごいとも思わなかったのが正直な思いだ。


自分は年寄りなのであのような曲が良く分からないせいか、
あの激しい曲調に本当に動きを合わせられるのか?、
スケートとどのように合うのか?というのが頭の中にあった。






羽生選手は見事にあの曲に合わせていて、何の違和感もなく
カッコよく滑っていて、それにはすごいなと思った。

しかもスケートの技を沢山盛り込んでいながらも動きがスムーズで、
Real Faceに比べればはるかに大人のプログラムだった…



ただそれでも今も何だか分からないことだらけで…
それは記憶が遠のいているせいだからなのだろうか?…




「レゾン」を撮ったカメラマンのコメント↓
(抜粋)

GQジャパン
https://www.gqjapan.jp/culture/gallery/20220624-sport-yuzuru-hanyu-figure-skater
ギャラリー:【フィギュア・羽生結弦】苦悩する27歳の熱情を切り取れ!
──田口有史が語るスポーツ名場面 Vol.20


公演前日の練習で、新プログラムは宮川大聖とのコラボレーションで、
曲は「レゾン」とわかった。アップテンポな激しい曲調だ。
アーティストも、レゾンという曲も詳しく知らなかったこともあって、
どう撮っていいか戸惑ったのは事実だ。

そもそも「レゾン」とは何か。
曲の解釈を深めなければ、羽生選手をどのように撮るのか、
想像もできない。
語源を調べてみると、フランス語で理性、分別を意味する。
そこから派生した「レゾンデートル」には、
哲学用語の存在意義や存在理由、とある。

まだ足りない。悩ましい。むしろ、ますますわからなくなりそうだ。

激しい曲調に合わせる羽生選手の振り付けは、
自身の存在意義を探求して、
激しく揺れ動く心情を表現しているのだろうか。

結局、正解がわからないまま、手探りの状態で撮影をつづけた。
神戸公演は、プログラムの解釈と撮りどころを探り続ける3日間となった。

この原稿を書いている段階でも、正直なところ、
まだ、正解が何なのか導き出せないでいる。
もしかして羽生選手に試されているのでは?そんな気もする。






現場で写真を撮った田口カメラマンでさえ分からないと言う。
難解なテーマであることは間違いなさそうで…



静岡朝日テレビがたくさんFaOI静岡の特集をしてくれているようで、
羽生選手の演技も動画で上げてくれている人がいる。
オープニングもレゾンの一部も見られた。


むつかしく考える必要はないのかもしれない。




写真 web Sportiva
https://sportiva.shueisha.co.jp/contents/photo/2022/06/19/_12/
羽生結弦・ファンタジーオンアイス神戸公演 フォトギャラリー(12枚)
より



今。、羽生選手が持てるスケート技術を目いっぱい盛り込んだ、
実験的なプロなのかも、とか。

コンテンポラリーダンスという人もいたけど、
あくまで氷の上で、スケートの技術を使って動いていると思う。



開脚したまま後ろへ滑ってゆくエレメンツは
どうやって滑っているのだろう?
練習動画を見たら、2回ほど漕いで、
そして両足を開いてそのまま後ろへ動いてゆく( ゚Д゚)

どうやってこんな技を考えつくのだろうかと
(振り付けのウィルソンだと思うけど)ここでまた考え込んでしまったり。


でも考える暇もなく次から次へとエレメンツが繋ぎ目なく続く。
それはすごい身体能力があるからで、
身体表現の可能性を追求したプロなのかな、と。



羽生選手も150%の力を振り絞ってやっている、
とインタビューで答えていた。
ものすごい運動量なのだろう。



撮影:甘利滋



#静岡県のニュース #静岡朝日テレビ
日本を代表するスケーター集う「ファンタジー・オン・アイス」
羽生結弦選手に単独インタ「夢のような滑りを」 静岡・袋井市
https://youtu.be/XaRorid2Jas



羽生選手のコメント↓

「4年ぶりということで、また改めて緊張する気持ちもありますけれども、
一生懸命また滑りますし、僕の体力・気力、全てを賭けて
一つ一つのプログラムに、一つ一つ気持ちを詰めていきたいと思います。」



体力・気力の全てを賭けて、というくらいだから、
あのプログラムはそれほどの運動量のプロなのだろう。
あまりにも滑らかに進んでゆくので、そんな風には思えない。
思えないのが凄いのかも…。




紙cuPooh様の動画
https://youtu.be/fwfHoWksCUA





そして白い衣装のトップスの裾が動くたび揺れて、それが美しい。
スタイルの良い羽生選手だからこそ映える衣装である。
激しい動きをしていても優雅に見えるのは衣装のせいかも。。
羽生選手の生まれ持った気品のようなもののせいかも。




いずれにしても静岡最終公演はライブビューイングのほか、
生中継もされるし今度こそ全体の映像を捕獲出来る。

そしてもう一度、生で見られるので楽しみにしている。



あまりにも運動量があるのでエキシビションには向かないと思うが…。



静岡朝日テレビ、特集を組んでくれているのがうれしい
カンテレとえらい違いだ(>_<)



すー(sue)さんのツイより
https://twitter.com/ra_nuit/status/1540554361621086209

レゾンの前半がたっぷり入っている…
お尻を突き出してバックして行ってすぐにキャメルスピンに入るところが!
そしてウィンドミル!
レゾンのベスティスクワットがたまらなく好き






富士山~をやるシーンも






ファンタジー・オン・アイス公式サイト
https://fantasy-on-ice.com/

ファンタジー・オン・アイス静岡
https://fantasy-on-ice.com/shizuoka.html


HMV&BOOKS online
『ファンタジー・オン・アイス2022』公式グッズ好評販売中!
HMV&BOOKS online
https://www.hmv.co.jp/news/article/220427164/?utm_campaign=NewsEd_mail_fav&utm_medium=email&utm_source=220607&site=newinfo

https://www.hmv.co.jp/news/article/220427164/

「ファンタジー・オン・アイス2022」
幕張公演、名古屋公演公式プログラム

・価格:各2,000円(税込)
・A4版 オールカラー



☆神戸公演、静岡公演のプログラムの発売は…あるだろうか?




【限定生産・特典つき】
羽生結弦 2022-2023フィギュアスケートシーズンカレンダー <卓上版>
2,310円
2022年09月15日頃
著者/編集:羽生 結弦, 能登 直




【限定生産・特典つき】
羽生結弦 2022-2023フィギュアスケートシーズンカレンダー <壁掛け版>
2,640円
2022年09月15日頃
著者/編集:羽生 結弦, 能登 直




TVガイド特別編集 KISS&CRY 氷上の美しき勇者たちvol.44
2021-2022シーズン総括&ファンタジー・オン・アイス2022特集号(仮)
(TOKYO NEWS MOOK)
1,540 円
発売日:2022/06/28

FaOI前半の様子を特集






美術館・ギャラリーランキング


京都府ランキング


フィギュアスケートランキング


↓ブログ村もよろしくお願いします!

にほんブログ村 美術ブログ 美術鑑賞・評論へ
にほんブログ村

にほんブログ村 その他スポーツブログ スケート・フィギュアスケートへ
にほんブログ村



FaOI静岡へも・・

2022年06月23日 | ファンタジー・オン・アイス
ファンタジー・オン・アイス・神戸公演最終日の帰り、
新快速電車の中で1時間以上も待たされ、しんどくなり、疲れ切って、
もうこりごり、という気持ちが強かった。
腰から背中の痛みも強くなる一方だし、体がもたないのでは、とも…。



静岡公演の最終日のチケットも取れていたが、
ちゃんと帰りつけるか不安だし、
リセールに出してライブビューイングにしようと思っていた。

でもせっかくチケットが取れたのだし…、とも思い直して、
体も、これから今以上に自由がきかなくなってしまうかもしれない。
動ける時に、行ける時に行っておいた方がいいのかな、とも思い、
やっぱり静岡公演へ行くことにした。・・・


帰りがとても不安だけれど…でも後悔するよりは…と思い
その一心で…。
とにかく今はしんどい…。






羽生結弦、4回転アクセルの練習風景を公開!?
『雪肌精』新TVCM
https://youtu.be/asCEvtZzErM






わあ…
この羽生さんの横顔…きれい
なんと美しい
鏡に向かっている横顔
男性なのにこんなにきれいだなんて…
うっとり見とれてしまう…
いつまででも見ていられる







やっぱり羽生結弦選手はとんでもなく恵まれた容姿なんだ、
改めてこの横顔で感じる

古い人間だから、男性が化粧品を…とは思うものの
でも何の違和感もない
抵抗も感じない。不思議…
性別=羽生結弦、と言われるだけある





雪肌精 SEKKISEI 公式(JAPAN)
https://twitter.com/kose_sekkisei/status/1539757627051315200








自分の顔を鏡で見て、いつもどう思っているんだろう?
いつも見ているからこれが普通だと思ってるんだろうな…
(…変な感想…)




https://sekkisei.jp/site/p/kiki-sekkisei.aspx






そして「レゾン」についてずっと考えてた。


誰かが言っていた退廃美、妖艶、色気とかはまったく感じなかったから。
1部だけを切り取ると衝撃的かもしれないけど、
それはほんの一部、演技のひとつのパーツ。

もはや記憶が殆ど抜け落ちてるが、
ものすごい運動量でいろんなスケートの技術を詰め込んでいて、
ベスティスクワットやハイドロやバレエジャンプなど、そしてジャンプ。
それらが繋ぎ目なく次々と氷の上で繰り広げられてゆく。
それに目を見張り、目を凝らし、
羽生選手の美しい肢体から繰り出されるしなやかな技を
ただただ目で追ってゆくという、そんな体験だったから。


Real Faceの朧げな記憶も吹き飛んだから、
羽生選手の新しい境地、新しい一面であったことは確か。


でも演技の解釈は人それぞれ
それぞれに様々な思いを抱かせ解釈をさせるのが
羽生選手の演技なのかも…






早く映像で定着してほしい。
何度も見たい。




https://bangumi.org/tv_events/AgDQggbewAM
羽生結弦が関西で舞う!ファンタジー・オン・アイス2022
【羽生独占IV信成爆笑】
6月26日 日曜 2:15 -3:15 関西テレビ1

遅すぎる!
静岡公演はCSでも放送があるからまだいいか…



ファンタジー静岡公演でもう一度生で見られるのは、
やはり幸せなこと。



写真 web Sportiva
https://sportiva.shueisha.co.jp/contents/photo/2022/06/19/_12/
羽生結弦・ファンタジーオンアイス神戸公演 フォトギャラリー(12枚)
より







ファンタジー・オン・アイス公式サイト
https://fantasy-on-ice.com/


HMV&BOOKS online
『ファンタジー・オン・アイス2022』公式グッズ好評販売中!
https://www.hmv.co.jp/news/article/220427164/?utm_campaign=NewsEd_mail_fav&utm_medium=email&utm_source=220607&site=newinfo

https://www.hmv.co.jp/news/article/220427164/


「ファンタジー・オン・アイス2022」
幕張公演、名古屋公演公式プログラム

・価格:各2,000円(税込)
・A4版 オールカラー



フィギュアスケートマガジン2021-2022(vol.6)
 シーズンハイライト (B・B・MOOK)
1,390円
2022年06月10日頃





TVガイド特別編集 KISS&CRY 氷上の美しき勇者たちvol.44
2021-2022シーズン総括&ファンタジー・オン・アイス2022特集号(仮)
(TOKYO NEWS MOOK)
1,540 円
発売日:2022/06/28








美術館・ギャラリーランキング

京都府ランキング

フィギュアスケートランキング


↓ブログ村もよろしくお願いします!

にほんブログ村 美術ブログ 美術鑑賞・評論へにほんブログ村

にほんブログ村 その他スポーツブログ スケート・フィギュアスケートへにほんブログ村