伊佐子のPetit Diary

何についても何の素養もない伊佐子の手前勝手な言いたい放題

フィギュア全日本

2014年12月30日 | フィギュアスケート2014~
フィギュア全日本が終わった。

女子では宮原知子選手が優勝して、
わが地元の新聞は大きな1面の扱いだった。

初めに飛ぶ3ルッツ-3トウループを3-2-2にして、
最後に2アクセル-3トウループを2回飛ぶという作戦で、
それが見事功を奏した。
新聞に沢山載っていたのでうれしい。
こんなに大きく扱ってくれるのも地元ならでは。
テレビではほとんどスルーで、
13歳の樋口新葉ばかりが話題にされているから、
ちょっとむっとしてしまう。
樋口選手はすごいと思うが、
キム・ヨナオマージュがちょっとむかつくのだ。

まあ女子は、世選では枠を一つ減らすだろう。
宮原選手の優勝はうれしいが、
何といっても世界へ行っての回転不足が怖い。
ロシア選手に太刀打ちはできないだろう。
もし頑張れるとしたら本郷選手の方だろう。
世選では本郷選手の方が上へ行くかもしれない。
私はそれでもいいのだ。枠がとれさえすれば。
全日本女王の称号は、1年間不動だし、
宮原選手に関してはそれだけで満足だ。


男子では、羽生選手が圧倒的だった。
体調が悪かったというが、
そんな中であれだけのパフォーマンスをしてくるのだからやっぱりすごい。
ショートの時は、町田選手の方が上へ行くと私も思った。
私は町田選手が気持ち悪くて嫌いなので、
ショート2位になった時はうへへと喜んだものだ。
プロトコルは知らないが、
何がどうなってあのような点数になったのだろうか。
町田が1位になっていた方が、
羽生選手があれほど叩かれなくて済んだのかもしれない。
羽生選手がかわいそうだ。
ショート1位の訳をちゃんと連盟なり解説者なりが説明してくれたらいいのに。

そして町田選手が突然引退発表をしたが、
私としては、もう気持ち悪いものを見なくて済むので大助かりだ。
私は好き嫌いが激しいので、
こんな風にぼろかすに言ってしまうのだが、
とにかく町田選手は言動も演技も気持ち悪かった。

彼なりのアピールだったのかもしれないが、
数年間鳴かず飛ばずだった彼が、
4回転を習得してから急にあんな風に
自分を作るようになってしまったのかもしれない。
でもこれでもうテレビで見ることがないと思うと本当にすっきりする。
ほんと、言いたいことを言ってごめんなさい。

それより羽生選手の体調が気がかりだ。
グランプリファイナルが終わってもカナダへ行かず、
日本で調整していたのがちょっと気になっていたのだが、
こういう理由があったからだろう。
世選には元気に出て来てほしいのだが…。
男子も枠を減らすかもしれないと思う。
小塚選手ではダメだろう。
満足に4回転も飛べないではないか。
ムラ選手はしゃれではないがムラがあって、
スケートカナダの時はまぐれだったと思うからだ。


ともあれ、高橋大輔と、真央がいなくなって
楽しみがなくなってしまったと思っていた全日本だが、
それなりに見てしまうのは、やっぱりスケートが好きだからだろうか。

昔はアイスダンス一択で、アイスダンスに夢中だったのが、
真央が出て来てから日本選手にも興味が出て来た。
浅田真央は、それほどに偉大な選手だったのだ。
一つだけ望みがあって、
それはヨナのフリーの歴代最高得点を書き換えてくれることだ。
1年だけでいいから復帰して、
オリンピックには出なくていいから、最高得点を目指してほしいなと。
それが私の秘密の望みなのだ。



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グランプリファイナル

2014年12月15日 | フィギュアスケート2014~
グランプリファイナルで、羽生結弦選手が圧勝した。
正直すごいと思った。

私はずっと中国杯にも、NHK杯にも
出ない方が良いのではないかと思い続けて来たので、
より一層羽生選手の根性に頭が下がった。

彼の体は完全に復調したのだろうか。
どこかまだ悪い部分があるのではないか。
そうだとしたら、無理をして試合に出続けるよりも、
まだまだ未来のことを考えて休んでもよかったのではないか。
まだそんなことを思っている。


だけれども、ファイナルの演技は圧倒的だった。
初めに言うと、最後のルッツでの転倒は大したことではない。
ちゃんと点数を引かれているし、マイナス評価されている。
それをあまりあることを羽生選手がしたということだ。
初めの4回転サルコウ、次の4回転トウループ、
あのランディングの美しさ。
あんなになめらかに降りて成功するものだろうか。

織田信成が、自分がジャッジならGOEプラス3を連打する、
と言っていたが、
まさにその表現にふさわしいジャンプだった。


そして後半の3Aを含む
二つのコンビネーションジャンプの見事さと言ったら。
トリプルアクセル-トリプルトウループ、
そしてトリプルアクセル-1L-3サルコウ!
私は3Aからあんなコンボを飛ぶ人を見たことがない。
何かもかもがほかの選手とは一つ飛び抜けている。
というより、ほかの選手がかなりぐだっていたし、
ミスのない選手は難度が低い。


今回は羽生選手の優勝でめでたしめでたしだったけれど、
試合はまだ続く。
彼は体調はどうもないのか。
すぐに全日本がある。そして世界選手権もある。
世選は内定だろうが、そこでの体調はどうなるのか。
羽生選手のか細い体を見ていたら心配になってしまう。

4回転をもう一回入れるとか、
ショートで後半に持って来るとかいうのは、
今シーズンはやめにして、プログラムの完成度を優先してほしい。

とにかく私が思っていた以上に羽生結弦はすごい選手のようだ。
今回の優勝が一回限りでないことを切に願う。




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NHK杯が終わって

2014年12月03日 | フィギュアスケート2014~
NHK杯が終わった。

宮原知子選手は台乗りしたが
グランプリファイナルへは行けなかった。
残念だった。

彼女はあまりミスをしない選手なのだが、
フリー冒頭でミスをした。
多分緊張からではなく、
回転不足を取られないようなジャンプを心がけようとして、
いつものジャンプが出来なかったのではないだろうか。
それとショートの点数が相変わらず低い。
もう少しショートが認められれば…と思うのだが歯がゆい。
やっぱり低空では認められにくいのだろうか。
フリーではそこそこ点数が出ているし、
とてもいいプログラムだと思うので、
全日本ではぜひ頑張ってほしいの一言。

羽生選手については痛々しかった。
競技が終わった後のインタビューで、6分間練習が怖かった、
後ろに人がいないか気になって仕方がなかった、
と言っていたのを聞いて、
かわいそうに、かわいそうにと思ってしまった。
今でもNHK杯に出るべきではなかったと思っている。

プルシェンコ選手も言っているように、
「小さな大会」に、無理をして出ることはなかった。
ファイナルも休んで全日本に備えた方が良いと思った。
だけども、羽生選手なりに思うところがあって出場したのだろう。
そしてファイナルにも滑り込んだ。

これは、アボット選手の方が良かった、
あれは八百長だという人がいるけれど、
アボット選手は難度がもともと低く、
そのうえミスもあったのだから、
あれは妥当だったと思う。

ただ、羽生選手がファイナルへ出ることには、
相変わらず今も反対だし、ちょっと怖い。
でも本人はどうしても出たいらしい。
そうまでして出たいのはなぜなのだろう。
本当にすごいというか、
何かに憑かれたような羽生選手の生き急ぎぶりに、私は慄くのだ。
無理をしないでほしい、
その無茶さにただただ心配している私なのだった。



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