自己満足的電脳空間

完全自己満足主義。テーマはない。自分の趣味・関心事を偏った嗜好と思考でダラダラと書き綴る自分のための忘備録。

湘南シーレックス キャップ

2017-09-12 00:05:00 | ベースボールキャップ
湘南シーレックス キャップ

「湘南シーレックス」最後の年、2010年のGW、横須賀の軍港めぐりに行った際にビジター用レプリカジャージと共に購入。

MiLBのトップリーグは別組織のためチーム名が異なるのは当然であるが、NPBではトップリーグと同組織が下部組織を経営しているので1軍2軍とも同じチーム名を使用するのが一般的である。しかし、過去には現在の二軍に該当する組織として、セントラル・リーグ6球団の二軍により組織された「新日本リーグ」が存在した。公式戦は1954年、1955年の2年間行われ、6球団はそれぞれ一軍とは異なる愛称を付与していた。

・読売ジュニアジャイアンツ(神奈川県川崎市・横浜市。読売ジャイアンツ二軍)
・国鉄フレッシュスワローズ(埼玉県旧大宮市(現さいたま市)。国鉄スワローズ二軍)
・中日ダイアモンズ→中日ドラゴンズ(静岡県静岡市。中日ドラゴンズ二軍)
・阪神ジャガーズ(兵庫県神戸市。大阪タイガース二軍)
・洋松ジュニアロビンス→大洋ジュニアホエールズ(福岡県小倉市)。洋松ロビンス→大洋ホエールズ二軍)
・広島グリーンズ(広島県呉市。広島カープ二軍)

それから、約45年後…

横浜ベイスターズの下部組織として設置されていたファームチームは2000年から2010年まで「湘南シーレックス」の呼称を使用することになった。ほぼ同時期にはオリックスの2軍が「サーパス神戸(のちにサーパス)」、埼玉西武の2軍が「インボイス」「グッドウィル」と1軍と異なる呼称を使用していたが、これらは全てネーミングライツにより企業名での呼称だったが、「湘南シーレックス」のみは二軍の独立採算化と、一軍との差別化を目的にし、ファームに独自の球団名を採用したて、親会社から赤字補填して運営が成り立っている球団運営に一石を投じる画期的な変更だった!

しかし…様々な事情があったことは理解しているが、僅か10年ほどで「湘南シーレックス」が廃止されてしまった…。今でも残念である。


さて、「湘南シーレックス」のキャップだが、とにかく配色がシアトル・マリナーズにそっくり。だからか、非常にスタイリッシュでカッコイイ!正直、ユニフォームも含め、トップチームのベイスターズよりカッコよかった!

#55 筒香嘉智


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