自己満足的電脳空間

完全自己満足主義。テーマはない。自分の趣味・関心事を偏った嗜好と思考でダラダラと書き綴る自分のための忘備録。

2世代で楽しめるドラえもんは偉大だ

2017-11-26 00:05:00 | 映画・テレビ
とある祝日、暇を持て余していた息子と一緒に2011年に公開された「ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜」(1986年に公開された「ドラえもん のび太と鉄人兵団」のリメイク)を一緒に見た。


リメイク作品なので肯定的な評価と否定的な評価に分かれているが、私自身は素直に楽しめた。

ドラえもん映画の中でも評価の高いオリジナル「のび太と鉄人兵団」ではあるが、当時小学4年生だった私は原作は読んだが、映画は見てなかったような気がする。ぼんやりとストーリーは覚えているのだが明確ではないため、旧作の概念に縛られなかったのもよかった。

昼間に息子と一緒に見てから、改めて深夜になってもう1回見直したが…主人公の仲間となるロボットの「ザンダクロス」(ジュド)は、マジでガンダムカラーした百式だなwww

長編映画も含めてドラえもんでここまでリアルな戦闘ロボットが出てくるのは、かなり異色だったらしい。

まぁ、なんにしても「ドラえもん」は偉大な作品ですよ。幼少の頃、沢山のマンガやアニメを見てきたが、今では殆ど思い出の作品と化している。でも、ドラえもんだけは今現在でも息子と共有できる現役の作品なのでである。いわば2世代で楽しめるキャラクターなのである。ドラえもんが潤滑油となり、息子とのコミュニケーションの幅が広がっていると言っても過言ではないかもしれない。

息子はよく近所の児童館に遊びに行っていて、私も息子を迎えに行くためよく訪れている。その際、郷愁にかられ児童館に置かれているドラえもんのマンガを読むことが多々ある。

幼いころ感動した話。今でも読むと涙腺が弱くなる。ホント今でもうるっとくる。こーゆーのが偉大なる作品たる所以かもね。

大人になってからは、この話、物凄く感情移入できたなぁ…



会社で嫌なことがあったのか、悪酔いして家に帰ってきたのび太のパパを叱ってもらうため、タイムマシーンで過去に行きパパのお母さん(今は亡くなっている)のところへ連れていくというお話。母さんを見たパパは、「母ちゃーん!」と言ってお母さんにしがみ付き泣きだす。酔っていることもあってか、お母さんに泣きながら甘えるパパ。しばらくして様子を見に行くと、パパはお母さんの膝枕で幸せそうに眠っていた…

僕は…母親に結婚を反対され実家を出入り禁止になった(弟も結婚は反対されたが僕のように出入り禁止にはならなかった)。恐らく、今度母親に会えるのは彼女が天国に召される直前か、お葬式の場であろう。僕ものび太のパパのように…昔のように優しかった母親が戻ってくるのならに甘えたい、愚痴りたいなぁ…とふと思うことがあった…。(が、そんなことはもう不可能ということは重々承知しているが。)

子供の頃は随分年上だと思っていたのび太のパパだったけど、今は自分が同じぐらいの年齢になっているんだよなぁ。



余談だが、これも泣いた…。テキストでも泣けた…。あっ、こっちは感動とは違うが、いい教訓になるなぁ(より詳細はこちら