自己満足的電脳空間

完全自己満足主義。テーマはない。自分の趣味・関心事を偏った嗜好と思考でダラダラと書き綴る自分のための忘備録。

鉄人逝く…

2018-04-25 00:05:00 | 野球、その他スポーツの話
2215試合連続出場で「鉄人」と呼ばれた衣笠祥雄氏が上行結腸がんのため、4月23日都内で死去。享年71歳。

今年に入ってから星野監督片平晋作さん高倉照幸さんに続く訃報…。オレのヒーローがまた逝ってしまった…。悲しい、寂しい、辛い…。








1987年6月13日 連続試合出場2131の世界新記録を達成して表彰を受ける衣笠祥雄氏

連続試合出場記録日本記録・世界2位記録、連続フルイニング出場歴代3位、通算安打数歴代5位、通算本塁打数歴代7位(通算504本は張本勲とタイ)の記録保持者。赤ヘル打線の主砲として1970年代後半から1980年代の広島カープ黄金時代の中軸を担った名選手であった。

1970年10月19日の巨人戦から、1987年10月22日の横浜大洋戦まで足掛け18年、広島カープの試合には、いつも衣笠祥雄の姿があった。時には骨折しながらも試合に出場し続けてきた「精神力」と、タフネスとしか表現できない「肉体の強さ」を兼ね備えていたからこそ『鉄人・衣笠祥雄』と称されたのだろう(あまり知られていないが「鉄人」のニックネームの由来は当時の背番号「28」にちなんで『鉄人28号』より派生)。

オレが小学生の時、広島の中心選手だった衣笠選手の活躍は今でも鮮明に覚えている。特に印象深かったのは、デッドボールをうけても、もさらっと流して一塁へ進む。幼心にスポーツマンシップというものをを学ばせていただいた。


オレが初めて見た日本シリーズは1984年の広島対阪急戦。衣笠さんが所属する広島が日本一に輝いた。


1996年6月14日のBAL@KC。衣笠さん(右)の2215連続試合出場記録を抜いたカル・リプケン氏(左)は、ともにたたえ合った。



ありがとう、そしてさようなら、僕のヒーロー・衣笠祥雄さん…。ご冥福をお祈りします。鉄人よ、安らかに…。