感じるままに・・大人の独り言

日頃感じる事や、国内外の行く先々の美味しいグルメや観光スポットを独自の目線と本音で発信して行きたいです。

「南禅寺」〜フォトジェニックで、京都屈指の格式を誇る臨済宗大本山のお寺🌠

2018-04-17 20:02:00 | オススメの神社仏閣
3月31日土曜日、早朝に" 蹴上インクライン "と" 十石舟めぐり "で満開の桜を楽しんだ後、私達はすぐ近くにある南禅寺に歩いて向かった。


境内の案内板がこちら↓


南禅寺の中門がこちら↓


京都洛東にある南禅寺は、臨済宗南禅寺派の大本山。室町時代には「五山之上」に列せられている。五山とは京都の禅寺のうちトップ5の格式をもつお寺(天龍寺、相国寺、建仁寺、東福寺、万寿寺)のことで、南禅寺はさらにその上、別格に位置しており、京都でも屈指の格式をほこるお寺なのだ。

創建は約710年前の正応4(1291)年。文永元(1264)年に造営された離宮を、亀山天皇が法皇となられたのちに禅寺と改められたのが始まりだそう。

石川五右衛門の名せりふ「絶景かな、絶景かな」の歌舞伎「山門」(さんもん)の舞台となった三門(さんもん)がこちら↓


こちらの三門は別名「天下龍門」と呼ばれ、日本三大門(南禅寺、東福寺、延山総門)の一つに数えられている。
寛永5(1628)年、大坂夏の陣で戦った武将や兵士の慰霊のために藤堂高虎より寄進建立されたものなんだそうだ。因みに藤堂高虎は、我が街・津市にある津城の城主だったお方である🎵


私達は今回はパスしたが、高さ22mの三門の上からは京都市内が一望出来るらしい。とにかく巨大なので、遠くからでも目立つ↓


三門を通り過ぎると見えてくるのが、方式行事や公式の法要が行われる場所で、南禅寺の中心となる建物の法堂。

南禅寺は桜自体が少なくて、しかも葉桜となっている所が多くて残念だったが、こちらの桜はまだ綺麗だった🌸

法堂には本尊釈迦如来、文殊菩薩、普賢(ふげん)菩薩の三尊像が安置され、天井には明治から大正時代に活躍した画家・今尾景年(いまおけいねん)作の幡龍が描かれているとの事↓

こちらは方丈(国宝)の隣の本坊↓


方丈の入り口がこちら↓靴を脱いで中へ入る。


部屋から滝が見える清涼の間がこちら↓




こんなモダンなテーブルが置かれている部屋も↓




小堀遠州作と伝えられている方丈庭園がこちら↓江戸時代初期の代表的枯山水庭園。


南部から西部にかけて5本の定規線を配した薄青色の筋塀(築地塀)をめぐらし、東西に細長い地形に作庭されている。
石組はこの筋塀に添って配置されており、大きな石組を方丈側から見て左奥に配し、前方と右手には、白砂の広い空間を残している。


また巨大な石を横に寝かして配置する手法は、須弥山・蓬莱山などの仏教的世界観などを表現した庭園から脱した構成であり、俗に「虎の子渡し」の庭と呼ばれている。昭和26年に国指定の名勝となった。

部屋の中の様子↓


初夏の緑紅葉の頃に訪れたらもっと綺麗だろうなと思わせる庭↓



別名「如心庭」と呼ばれている小方丈庭園がこちら↓


昭和41年に当時の管長柴山全慶老師が「心を表現せよ」と自ら熱心に指示指導されて作庭された。その名のごとく、「心」字形に庭石を配した枯山水の石庭で、解脱した心の如く、落ち着いた雰囲気の禅庭園となっている。

「如心庭」が解脱した心の庭であるのに対し、こちらの「六道庭」は六道輪廻の戒めの庭との事↓


六道輪廻とは、天上・人間・修羅・畜生・餓鬼・地獄の六つの世界を我々は生まれ変わり続けるという仏教の世界観のこと。


禅寺の庭園は色んな意味があり、庭園を眺めるだけでも自分の内面を見つめる修行の一つとなっていたんだなと思ってしまう。禅寺の庭園は本当に奥が深い。


方丈の建物と庭園を拝観した私達が次に向かったのは、ドラマや映画のロケでも有名な、レンガ造りの建築物の「水路閣」↓若者や海外からの観光客にも人気のスポットとなっているらしい🌠


「水路閣」は、琵琶湖の湖水を京都市内に引く「琵琶湖疎水」の為明治23(1890)年に建てられた。
合わせ鏡の様な写真が撮れる↓


そう言えば、2年前の6月にも学生時代の親友達とここに来て写真を沢山撮ったなぁなんて思いながら、私達はこんどは水路閣の階段を上に上って行った。


そこにあるのが、京都三名勝史跡庭園(南禅院、天龍寺、西芳寺〈苔寺〉)の一つとして有名な美しい池泉回遊式庭園で知られる「南禅院」でこちら↓


ここは出家し法皇となられた亀山天皇が寄進した離宮の遺跡であり、また南禅寺発祥の地でもある。
庭園から見た建物の様子↓


ここも親友達と拝観し、緑紅葉が眩しいくらい美しかったのが印象に残っている。なので、今の時期は緑紅葉の頃に比べると残念ながら見所が少ないと思ってしまった(((^^;)


一通り南禅寺を拝観し思った事は、この由緒正しきお寺は桜の時期よりも緑紅葉や紅葉の時期に拝観する方が、何倍もビジュアルでインスタ映えする写真が撮れると言う事(^^)d


大阪のお友達も同じ事を思ったみたいで、「ここのお寺は初夏から紅葉の時期にかけての方が綺麗やろうね」と言っていた(^o^;)
なので、南禅寺を拝観するなら是非緑紅葉や紅葉の時期がオススメである👍
緑紅葉の頃に撮った写真がこちら↓
綺麗でしょ🎵


緑紅葉の季節の南禅寺・過去記事については、是非こちらを読んでみてネ
「南禅寺」については、こちらを参考に(^^)d

南禅寺を拝観した私達は、足早に次の永観堂へと向かった🚶 続く。


南禅寺の御朱印ゲット👍


「南禅寺」

所在地・・・〒606-8435 京都市左京区南禅寺福地町
電 話・・・075-771-0365
交 通・・・電車:地下鉄東西線「蹴上」下車 、 徒歩8分。

「総本家ゆどうふ奥丹 南禅寺」〜江戸時代から続く行列の出来る湯豆腐の老舗

2018-04-15 19:09:00 | グルメ・カフェ(京都、他県)
今日も京都のお花見ネタの回想記🌸
気紛れな私なので中々時系列とは行かないが、3月31日土曜日、大阪のお友達と蹴上インクラインと岡崎・十石舟めぐりにて満開の桜を堪能し、その後南禅寺と永観堂を拝観した私達は、南禅寺すぐ近くにある「奥丹」でランチを食べる事に👍
(南禅寺と永観堂の記事は又後日に🌠)

このお店は、ガイドブックにも必ずと言って良いくらい取り上げられている、創業370年の有名な湯豆腐の老舗である。
南禅寺周辺には名だたる老舗の湯豆腐店が沢山点在しているが、大阪のお友達たっての希望で私達は「奥丹」に行列覚悟で行ってみる事に👍
奥丹のお店の入り口がこちら↓この写真は帰りの際に撮ったものだが、お店の外にまで行列が出来ていたf(^^;


十石舟の乗船が早い時間だった事もあり、ランチの始まる時間の11時前には南禅寺と永観堂を拝観し終わったので、少し早目に奥丹に到着した私達(*^ー^)ノ♪
私達の前には一組のお客さんしか並んでおらず、開店と共に2番目に席に案内して貰えた👍
お店の入り口がこちら↓


お庭も京都らしく素敵だった↓


私達は2階の和室に案内され、奥のテーブル席に向い合わせで座った。部屋の様子がこちら↓


ランチメニューは、3000円の" ゆどうふ一通り "コースが一つのみだったので、そちらをオーダー(*^ー^)ノ♪
入り口にあったお昼のメニュー↓


先ず最初に出て来たのが、胡麻豆腐ととろろ汁でこちら↓
胡麻豆腐はしっかりとした胡麻の味わいを楽しめ、食べ応えもあり美味しかった(*^ー^)ノ♪


木の芽の田楽がこちら↓山椒の風味がしてこちらも美味しかったo(^o^)o


湯豆腐の二人前↓
とろける様なしなやかな豆腐を楽しめる(*^ー^)ノ♪


こんな感じでトッピングし、美味しく頂けた👍


精進揚げとご飯、香の物がこちら↓天ぷらは揚げたてで、パリパリの衣と野菜の美味しさを味わえた🎃




以上が" ゆどうふ一通り "のメニューだが、最後の方には二人共お腹一杯になってしまうくらいボリュームがあった。
日本最古の湯豆腐店と言われるだけあって、シンプルなメニューではあるものの、素材の持ち味がしっかり出ている上質なお豆腐本来の味わいを楽しめるお料理だと思う👍

私達は開店時間の少し早目に訪れた事もあり、待たずにお料理を頂けてラッキーだったが、11時を過ぎると直ぐに2階席も満席となり、帰る時には20人程の行列が出来ていたので、開店少し前にお店に行く様にすれば並ばなくても済むよ〜(^^)d

お腹一杯になった私達はこの後、美味しいスイーツを食べる為に少しでも消費しなきゃと、哲学の道を歩いて銀閣寺に向かう事にした(*^ー^)ノ♪続く。


「総本家ゆどうふ奥丹 南禅寺」
電話番号:075-771-8709
住所:〒606-0000 京都府京都市左京区南禅寺福地町86-30 (エリア: 岡崎・平安神宮・南禅寺 )
アクセス:地下鉄蹴上駅から徒歩10分
営業時間:11:00~15:45(L.O.、売り切れ次第閉店)、土・日曜、祝日は~16:15(L.O.、売り切れ次第閉店)
定休日:木曜、祝日の場合は振替休あり(夏・冬期は臨時休あり、12月30日~翌1月3日休)


卯月の独り言〜生きてると言う事は、ウザイ事だらけ。。(〃_ _)σ∥

2018-04-14 21:53:00 | 日記
新年度に入ってから、世界が一変しちゃうくらい慌ただしい毎日に追われている私(;゜0゜)
同時進行で色んな事をやっていかないといけないので、てんてこ舞いなのだ(;゜∇゜)

それなのに今年度から色んな新ルールが作られて、やりにくいったらありゃしない、、
写真は昨日の職場の歓送迎会の席で食べた「ホワイトアスパラとホタルイカのガーリックマリネ」↓


「この忙しい時に面倒な事ばかり(ーー;) あぁ、面倒くさいっ‼️」私の心の叫びはきっとイライラになって表れているに違いない、、

それ以上に、同僚達も一斉に業務に追われて忙殺されているもんだから、今の職場は控え目ながらも殺気だっている💦
(写真は、鴨胸肉のロースト春野菜のマルシェ↓)


就業時間が過ぎてオフタイムになればピッと気持ちを切り替えて、自分の時間を楽しんだりゆったりしたいところだが、人間そう簡単にはいかないもんだ。

オンタイムを延長してお付き合いを続けないといけないのが、昨日あった歓送迎会なのである。
年に2回程しかないにも関わらず、私が最も苦手でユーウツになるイベントである(--;)
(桜鯛と貝類のアラナージュ↓)


私は一見社交的に見えるみたいだが、実は集団の中にいる時ほど苦痛な事はない。だから、職場の人達との歓送迎会や忘年会なんて、出来れば出たくない(--;)
私にとっては彼らと過ごす時間は、無駄な時間でしかないのだ、、

只でさえイライラして、それをオフタイムにまで持ち込んでしまいガチなのに、歓送迎会が近付くに連れて私のテンションはだだ下がりとなり、イライラもマックスとなってしまった、、(>_<)(お口直しのレモンのグラニテ↓)


前日の水曜日なんて、さすがに職場では愚痴れない私は家に帰って来た主人に、「ウザイ、ウザイ、もうさ、職場の仕事のルールも明日の歓送迎会もぜ〜んぶウザイ‼️ウザ過ぎるんだけどォ〜(*`Д´)ノ!!!」と、爆発してしまった、、

冷静な主人には、「仕方ないじゃん、職場なんて皆どこも同じで面倒な事ばかりだよ(-.-)
そんなに歓送迎会も行きたくないなら行かなきゃ良いじゃん」なんて、サラリと言われてしまい、黙るしかなかった(--;)
(松阪イチボ肉のボワレ↓)


分かってるのさ、仕事には理不尽な事やめんどくさい事にウザイ人間関係は付き物だと言う事も。それでも数々のウザイ事をいかにスルーし、狸やキツネの化かし合いにも涼しい顔で騙された振りをしながら、その上を行くくらいでないといけない事くらい(ーー;)

仕事も人生も、上手く行かない事があって当たり前。リーマンさんが言う様に、' そんなもん "だと受け入れれば良いだけなのだ。
(フロマージュブランと苺のムース↓)


つい最近、北海道だか何処だかのお爺さんが、112歳で世界最年長だとギネスで認定されたそうだ。
「長寿の秘訣は?」と聞かれ、最年長のお爺さんは、「ストレスを貯めない事」と答えてたな。

ストレスに弱い私は、直ぐに身体の不調となって表れる。なので、やはり長生きは出来そうにない様だ、ハハハ〜(* ̄∇ ̄)ノ




「世界遺産 醍醐寺」〜広大な敷地に約800本の桜が咲き誇る" さくら名所100選 "に選ばれている京都随一の桜の名所🌸

2018-04-10 09:37:00 | オススメの神社仏閣
3月30日の金曜日、前々日に高熱を出したものの気合いで治した私は、早朝に京都に向けて電車で出発🚎
お昼前に息子のマンションに到着し、いつもの如く散らかり放題のお部屋の掃除&洗濯を済ませ、前から行ってみたかった桜の名所・醍醐寺に行ってみる事に👍

醍醐寺までは、今年の3月から300円値下がりして1700円になった「地下鉄&市バス&京都バス&阪急バス2日間乗り放題」チケットを使って、四条駅から地下鉄で醍醐寺駅まで行く事に🚎
因みに1日乗車券は900円に値下がりして、お買い得になっている🎵

醍醐寺駅からは、歩いて10分ちょっとで到着👍


総門がこちら↓


総門の前には、こんな綺麗な桜が満開となっていた🌸


総門を入って行くと両脇に桜が植えられている桜並木となっている↓


霊宝館近くにある境内の案内板がこちら↓これを見るだけで、いかに広大な敷地だと言うのが分かる。これは時間がかかりそうだと、焦ってしまった私💦


総門から歩いてすぐの所で、拝観券(三宝院・霊宝館・伽藍)を購入↓


拝観券(1500円)は、下醍醐の有料エリア(三宝院・霊宝館・伽藍)を全て拝観出来るお得なチケットで、私が到着したのが3時半を過ぎていた事もあり、スタッフの方から4時半に閉まってしまう霊宝館から先に拝観して下さいと案内があったので、そうする事に👍
霊宝館に行くまでの桜は満開で、境内の中で一番綺麗だった🌸


霊宝館の前の" 桜のトンネル "と言われているスポットがこちら↓
ため息が出るくらいの美しさで、通りがかりの女の子に桜のトンネルの下で写真を撮ってとリクエストしたくらいだった(*^。^*)


撮ってくれた女の子が、「桜を入れようと思ったら、お顔が小さくなってしまいました(^_^;)))」なんて言うので、「良いんですよ、見えないくらいで👍」と言うと、思わず苦笑いしてたっけなf(^^;
霊宝館の入り口がこちら↓




霊宝館入ってすぐの様子がこちら↓


霊宝館は、国宝や重文だけで7万5千点以上、未指定の文化財を含めると、約10万点以上に及ぶ寺宝を収蔵。彫刻、絵画、工芸、古文書など、日本の仏教史や美術史上貴重な資料が収蔵されているそうだ。春と秋に特別展を行っているとの事。霊宝館の建物がこちら↓


中は撮影禁止なのでご紹介出来ないが、物凄い数の仏像や絵画などのお宝で、さながら美術館の様だった(*^^*)


「花の醍醐」といわれるように,醍醐寺は桜の花で有名。これは,太閤豊臣秀吉が贅を尽くした「醍醐の花見」を,ここ醍醐寺で行なったことにより、正室、側室の他、家来など併せて約1000人とお花見をしたそうで、まさに花見の舞台となったお寺なのだ。
特に、この霊宝館の周りの桜は素晴らしくて、こちらの垂れ桜は特に醍醐寺を代表する大紅垂れ桜として有名なんだそう↓


春の彼岸に憲深林苑で咲き始める、かわづ桜をかわきりに、しだれ、ソメイヨシノ、山桜、八重ザクラ、そして、三宝院の大紅しだれと金堂わきに大山桜が咲き終わるまで約3週間、醍醐寺では様々な桜が咲き誇るとの事。
こちらのピンクの桜も綺麗で、私のお気に入りの写真の一つである🌸




他の場所の桜は見頃が過ぎていて、既に葉桜になっている所が多かったのだけど、こちらの霊宝館の周りの桜は本当に美しく咲き乱れていて、まるで秀吉の側室の競演の様に思えるくらいだった🌺


醍醐寺は、空海の孫弟子理源大師聖宝が醍醐山上に草庵を営んだのに始まる。醍醐寺の史跡に指定された境内には、上醍醐、下醍醐の伽藍に分かれ、あわせて6棟の国宝、10棟の重要文化財の建物を含む100余りの堂塔が散在する。


霊宝館のまばゆいばかりの桜とお宝を堪能した後、次は金堂や五重塔等がある伽藍に向かった。
こちらは、国宝の唐門↓


塀の外から見える霊宝館の枝垂桜↓


伽藍への入り口となる仁王門が桜の間から見えて来た。ここからの桜はほぼ見頃が過ぎていたのが本当に残念だった


仁王門(西大門)がこちら↓ 豊臣秀頼が金堂の再建の後、慶長10年(1605)に再建したもの。


仁王門を潜って行くと、桜祭りの垂れ幕が参道の両脇にかかっていた↓


この醍醐寺の五七桐の紋、何処かで見た記憶があると思ったら、確か母の実家の家紋と似ている気がする、、


こちらの枝垂桜も見頃が過ぎていたが、存在感があった↓


重要文化財の清滝宮↓


金堂が見えて来た↓


真正面から見た国宝の金堂↓


反対側には、五重塔が見える↓


現存する堂宇のほとんどは桃山時代以降のものだが、どっしりと落ちついた五重塔(国宝)は、醍醐天皇のご冥福を祈るために、第一皇子・朱雀天皇が承平6年(936)に着工し、第二皇子・村上天皇の天暦5年(951)に完成した。


初層の内部には両界曼荼羅や真言八祖が描かれており、日本密教絵画の源流をなすものといわれている。
高さは約38メートルで屋根の上の相輪は約13メートルあり、相輪が塔の三分の一を占め、安定感を与えており、京都府下で最も古い木造建築物となっている。
五重塔の周りにあったピンクの桜
は綺麗だった🌸


不動堂がこちら↓


とにかく広大な境内の中に幾つもの建物が点在していて、どれも重要文化財とか国宝ものばかりなのには驚いた😱❕


弘法大師ゆかりの祖師堂がこちら↓


下醍醐の一番奥となる観音堂と弁天堂に続く入り口の日月門がこちら↓🌠


観音堂の前のこちらの桜も相当な年月が経っているのだろうな✨


観音堂(旧大講堂)がこちら↓
こちらで御朱印をゲット(^^)d


御朱印がこちら↓


観音堂の前に広がる弁天堂と池の様子がこちら↓


紅葉やイチョウが色づく季節には、朱塗りの弁天堂が水面とよく合う紅葉の名所となっているそうだ。


堂内には、音楽などの学芸や知識の女神であるとして広く知られている弁才天(七福神の一つ)が祀られている。

弁天堂と池の周りの桜は既に葉桜となっていたのが本当に残念(/_;)/


こちらのスポットはまだ少し桜が残っていた↓


下醍醐の更に上には上醍醐があるのだけれど、時間が4時を回っていたので今回は諦めて、最後に残っていた総門近くの三宝院に向かう事に🚶

三宝院の入り口がこちら↓


三宝院の門を入ってすぐの様子がこちら↓


入ってすぐにある垂れ桜の見事な事o(^o^)o
こちらの垂れ桜も醍醐寺を代表する有名な桜なんだそうだ↓


三宝院は永久3年(1115)、醍醐寺第14世座主・勝覚僧正により創建された。醍醐寺の本坊的な存在であり、歴代座主が居住する坊である。
三宝院がこちら↓


現在の三宝院は、その建造物の大半が重文に指定されている。桃山時代の豪華な襖絵で飾られた葵の間、秋草の間、勅使の間(重要文化財)に続き、表書院(国宝)がある。

こちらも残念ながら中の様子は撮影禁止だったのでご紹介出来ないが、とにかくお宝と襖絵のゴージャスだったこと❗
建物から見える庭の桜も素敵だった🌸


中でも庭園全体を見渡せる表書院は寝殿造りの様式を伝える桃山時代を代表する建造物であり、国宝に指定されている。


国の特別史跡・特別名勝となっている三宝院庭園は、慶長3年(1598)、豊臣秀吉が「醍醐の花見」に際して自ら基本設計をした回遊式庭園であり、今も桃山時代の華やかな雰囲気を伝えている。




風情があってほっこりする感じがいい(*^^*)




大玄関前の見事な大紅垂れ桜がこちら↓


豊臣秀吉がお花見を開いただけあると感心するくらい美しい桜↓


三宝院で御朱印をゲットした私が最後に拝観したのが、一番最初に拝観した霊宝館の向かい側にある報恩院でこちら↓


向かい側にある霊宝館の桜が満開だったのに、こちらの桜は葉桜になっていたのが不思議だった(;゜∇゜)


中の様子がこちら↓


閉館間際の時間になっていた為、報恩院は外側からしか見る事が出来なかったが、これにて今回の醍醐寺拝観を終えた私。
とにかく、桜の名所・醍醐寺の桜は一部見頃が過ぎてはいたものの、素晴らしかった🌸


本当は霊宝館の中にあるカフェにも行きたかったのだけど、来るのが遅かったので時間がなくて、行けなかったのも残念だった(;´д`)

広大な境内を隅々まで見て歩くのは、時間の余裕を持って訪れるのが良いと思う👍

桜や庭だけでなく、境内の中は国宝や重要文化財のお宝ばかりなので、見応えたっぷりの圧巻で驚きの連続だった醍醐寺。世界遺産なだけあると思うo(^o^)o

拝観するのも大変、blogを書くのも大変だったけど、弘法大師や空海さん縁の真言密教のお寺でもある醍醐寺は、本当に奥の深いお寺で拝観する価値ありだと心から思った👍(読む方も大変だよね、、f(^^; 最後まで読んでくれてありがとう✨)

三宝院の御朱印はこちら↓


「醍醐寺」については、こちらを参考にしてネ

「醍醐寺」
住所:京都府京都市伏見区醍醐東大路町
交通アクセス:【電車】京都市営地下鉄醍醐駅から徒歩10分。JR山科駅から京阪バスに乗り醍醐寺前下車すぐ 【車】名神高速道路京都東ICから約20分
駐車場:250台 
営業時間:平日:9:00-17:00(拝観券の発券は16:00まで,入場は閉門30分前まで)
お問い合わせ:075-571-0002


Sion808で女子会(*^ー^)ノ♪〜次なる課題は子離れかも⁉️

2018-04-09 21:34:00 | 日記
4月7日の土曜日、Sion808で愉歩さんと前の職場の同僚と3人で女子会を楽しんだ(*^。^*)
ここは以前にもご紹介した事がある、イングリッシュガーデンのお庭も内装も素敵な紅茶専門店である☕


前の職場の同僚とは久し振りに会ったので、先ずは近況報告をお互いにし合って、美容院が長引いて遅れて来た愉歩さんが揃ったところでスイーツをオーダーする事に🍰
私達は3人ともこの時期限定の「桜のロールケーキ」を注文🌸


このロールケーキ、生クリームにもスポンジケーキにも桜の香りと味が味わえるだけじゃなく、桜餡も中にくるまれている、春を感じる絶品スイーツだった🌸

私達はこの後、三時間半程も色んな話に花が咲いた後お開きとなったが、子供達が自立した後の人生をいかに過ごすかが、この日のテーマだった様な気がするf(^^;
でも、私の場合はその前に子離れしないといけないなぁ、、
(写真は、喉に良いかなと思って、この日にオーダーしたジンジャーミルクティー↓)


話は変わるが、先週の木曜日に風邪や京都へのお出掛けで長らくリハビリをサボってた私は、久し振りに行き付けの整形外科に行って来た。

リハビリ室に入って行くなり、いつもお世話してくれている色白で" 可愛い美人 "って感じの看護師さんが飛んで来たかと思ったら、今月から京都の大学に行った一人娘のお嬢さんの話をし始めた。

彼女は、同じ一人っ子で京都の大学に行っていると言う共通点がある事が分かってから、何かと話しかけて来る様になったのだ。
(写真は、愉歩さんが頼んだ桜ティーと桜のロールケーキ🌸↓)




3月の終わりのまだこちらにお嬢さんがいる時には、「家にいるとケンカばかりで早く出ていってくれれば良いのに(-.-)、、」なんて言ってたが、「私も同じ事思ってたけど、いなくなると本当に寂しくなるよ(^_^;)))」って言うと、「そんな気持ちになるかしら⁉️」って言ってた彼女f(^^;

でも、その日は私を見るなり「いなくなったら寂しくて、心配で心配で仕方ないのォ(;o;)」と涙ぐんでいるのだ💦

私が電気治療や赤外線治療をしている間も、矢継ぎ早にお嬢さんの近況を私に話し、ストレッチをしている時なんて、数も数えられなくて適当にやるしかないくらいだった、、(;゜∇゜)


「家にいる時は食パンも、上にソーセージや卵とか何かを乗せないと絶対に食べなかった子が、食パンが100円で安かったからって買って来て、ジャムとかもつけずに食べてるって言うの、もう不憫で不憫で、、(;o;)」とか、「お仕事の帰りにコンビニで、スイーツ買って帰ろうかなって思うんだけど、私だけ食べるのは娘に申し訳なくて買わずに帰って来ちゃうのォ、、」

「よぅく、分かる、うん、私もそうだったからね、、(/_;)/」と思いつつ、うるうるしながら私に訴えかける彼女を見ていると、こっちも涙が出そうになった(;o;)でも、彼女は偉い!私ならきっと欲望に負けて、買って食べちゃうと思うもん。。(〃_ _)σ∥

でも、母親なんてそんなものだ。
一緒にいたらイライラさせられて、「早く京都に帰れ(*`Д´)ノ!!!」なんて思うくせに、帰ってしまうと寂しくて寂しくて、「もっとあれもこれもしてあげれば良かった、何で優しく出来なかったんだろう(;o;)」と後悔するのだ、、


その次の日も、彼女はリハビリをしている私に張り付いてお嬢さんの話をしてくれた。今度は本当に涙ぐみながら、「娘がね、家に帰りたいって泣くの、、」と言う。そっかぁ、ヤッパ女の子だもんなぁ、、

どんな言葉をかけて良いのやらと、困っている私に、「でもね、今が一番寂しくなる時だと思うし、本当は飛んで行ってやりたいところなんだけど、うちのワンちゃんが病気でそれどころじゃあないの、、(/_;)/、娘の事は、見守るしかないよね、、」と、私に話ながらきっと自分自身に言い聞かせているのだろう。
(写真は、この前大阪のお友達にお土産で貰った" mamenoki "の" 中之島レモン"↓)


泣きながら、帰りたいと電話してくるだけでも女の子は可愛いもんだf(^^;

うちの息子なんて、電話しても出ないわ、メールしても既読にもならない、漸く返事が返って来たと思ったら二日も経ってた、、しかも、ヒドイ時なんて、" 洋梨🍐(用無し) "のスタンプ一つ送りつけて来る、、なんてザラなのだから(-""-;)

主人からは、「いい加減に子離れした方が良いんじゃないの(-.-)」と、いつも呆れられている💦


愉歩さんも、「空の巣症候群の気配を感じるから、これからは自分の楽しみを見つけるようにしないとねf(^^;」と言っていて、まさに土曜日に女子会で話題になったテーマなだけに、分かっちゃいるんだけどねぇ、、

このところの私の日課は、上野動物園のシンシンとシャンシャンの動画を観る事である。

シャンシャンの姿を幼き頃の息子の姿に重ね合わせ、シンシンの健気にシャンシャンを子育てしている姿を観ながら私は色んな事を振り返り、色んな事を学んでいる。

パンダは偉い。私はあれ程の愛情を注げていただろうか、、
子育てに行き詰まっているお母さんには、シンシンとシャンシャンの動画を観て貰いたいと思う。

息子に出来なかった事、してあげられなかった事、私の中の贖罪の気持ちはいつになったら消えるのだろう。
独りよがりかもしれないが、そんなモヤモヤとした気持ちが晴れるまで、もう暫く子離れ出来そうにない、私なのである、、(;´д`)