わざわざ意識をしてひとつひとつの花、あるいはその花のかたまりにフォーカスしてきた近ごろ。
イカンイカン、どうも全体像を見ることが少なくなっていたようだわいと、新緑が映る池とそのまわりの風景を感じながらちょっと反省。
どうやらわたしは、自分で思っているほど器用な人間ではないようで(今ごろわかったか、てな感じではありますが)、ひとつの傾向にこだわりだすと、いろんな方面からのアプローチを忘れがちになってしまうという悪い癖がある。
木を見て森を見ず。
いわずと知れた、 小さいことだけに心を奪われて全体を把握できていないことのたとえだ。
木も見る森も見る。
こちらのほうは知ってる人は知っている、わたしのモットーだ。
すぐれた土木技術者とはジェネラリストでなければならない。
マルチでなければすぐれた土木技術者とは呼べない。
一つひとつの構造物やその品質にこだわることができなければ、そもそも入り口でアウトだが、ものごとを俯瞰で見てトータルにものごとを考えることができなければプロフェッショナルとは名乗れない。
そんなことを自分自身に再認識させながら池のまわりを歩いた。
緑萌え
桜花散る
営業日だというのに
誰もいない池のまわりを。
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